最終局面に突入したMLBのESPN後釜探し

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最初は「Broadcasting Wars: The Rise of Apple TV」ってタイトルにしようと思ったけど、途中で正気に戻って止めた。

今年2月にEPSNが2026~2028年放映契約のOpt-outを行い、当ブログでも上記リンク記事にて取り上げたところですが、その後もMLBとESPNは再契約交渉を行っておらず、代わりに他メディア企業とのESPN放映枠(Sunday Night Baseball、WC Series、HR Derby、 Spring Training)の引継ぎ交渉が最終局面に差し掛かっています。

現時点でMLBと交渉を進めているのは、

  1. NBC Universal(Peacock)
  2. FOX (Fox Sports)
  3. Apple Inc.(Apple TV)

の大手企業3社のみ。

AmazonやNetflix、Comcast、Warner等は交渉の席に付かず。

ただ、当初から長らく本命と目されるNBCがオファーした条件は、EPSNとの前契約額(年平均$550M強)を大きく下回る内容とのことで、現時点でAppleのオファーが最高額との噂。

FOXとの交渉状況は不明。

何にせよ、MLBがEPSNとの前契約を上回る条件のオファーを手にする可能性は低いわけですが、スライド形式で1社だけが引き継ぐのではなく、放映枠パッケージを2社ないし3社で分割するような形となる可能性もゼロではありません。

Opt-out直前の交渉において、MLBに対しESPNは年平均$200Mでの契約巻き直しをオファーしているため、MLBにとってはその額が最低ライン。

また、NBCの視聴(可能)者数はApple TVを遥かに上回っていますから、より多くの視聴者数を確保し副次的作用を期待するならばNBC、単に額面を優先するならばApple TVといった構図とも捉えられますね。

さあ、時短厨コミッショナーのお手並み拝見といきましょうか。