ヤンキースの2025年MLBドラフト指名候補:その4


2025年MLBドラフトにおけるヤンキースの指名候補について(Cam Cannarella、Korbyn Dickerson、Marcus Phillips、Nick Becker)
2025年MLBドラフトにおけるヤンキースの指名候補について(Josh Hammond、Patrick Forbes、Brady Ebel、Riley Quick)
2025年MLBドラフトにおけるヤンキースの指名候補について(Alex Lodise、Kyle Lodise、Ryan Mitchell)

それにしても今年のドラフトはツマラナイですね。



Ethan Conrad

イーサン・コンラッド:20歳11ヶ月(2004年7月生)
6-3:220 lb:Wake Forest Univ.:CF

Draft Prospect Rankings
メディア 順位 更新日
Baseball America 22位 6/25
MLB.com 28位 6/25
ESPN 25位 5/14
The Athletic 40位 5/22
Prep Baseball Report 40位 5/15
Azad Earl 28位 6/18

高校時代に評価を得られず、、弱小カンファレンスに属するMarist Unversityに進学するも、その低レベルな環境の中で圧倒的なパフォーマンスを残し、昨シーズン終了後に強豪Wake Forestへ転校。

そして、今シーズンは新たな(そしてよりハイレベルな)環境の中で、開幕からXBHを量産すると共に高水準なアプローチスタッツを残していましたが、3月中旬に左肩を痛めシーズンエンド。

強豪校相手のトラックレコードに欠けるため、評価が難しい存在に思えますが、概ね全体30位前後での指名が期待されています。

Hit Power Run Arm Field
45 50 55 45 50

シンプルかつコンパクトなスタンスから最短距離でバレルを運び、広角にハードヒットを放つ中距離打者。

Max EVは110 mphに届いていませんが、Bat SpeedはAvg 75 mph弱を計測しており、高いContact%を鑑みれば注目に値する数字。

さらに、同級生と比べ年齢が若く、フィジカルにも恵まれていることから、今後のパワーアップが期待されます。

また、昨シーズンのCCBLを初めとしてサマーリーグにて素晴らしいパフォーマンスを残しており、木製バットへの適応力も〇

60 Yard Dashにて6.5秒近いタイムを叩き出したスピードは平均超。

CFに留まることができるかは微妙ですが、守備でバリューを大きく落とすようなプレーヤーではないはず。


Devin Taylor

デビン・テイラー:21歳6ヶ月(2004年1月生)
6-1:215 lb:Indiana Univ.:LF

Draft Prospect Rankings
メディア 順位 更新日
Baseball America 34位 6/25
MLB.com 30位 6/25
ESPN 57位 5/14
The Athletic 34位 5/22
Prep Baseball Report 23位 5/15
Azad Earl 34位 6/18

高校球界屈指の強打者としてIndianaへ進学。

この3年間、Big TenやCCBLで好成績を残し続け、今クラスで最も優れたトラックレコードを持つプロスペクトの1人となっています。

ただ、バッティング以外におけるバリューが低く、ローリスク・ローリターンの存在。

Hit Power Run Arm Field
50 55 40 40 40

クラウチングスタンスから繰り出す美しいスイングは、ピッチコース関係なく良好なAAを生み出し、優れたコンタクトクオリティを発揮。

ゾーンコントロールに成長が見られたようで、今シーズンは進むに連れてChase%が向上し、それに伴いシーズン後半戦には優秀なK-BB%を記録。

バッティングのシーリングが抜けているわけではありませんが、即戦力としてプロ入り直後からの活躍を期待。

60 Yard Dash 7秒台のスピードは平均を下回っており、弱肩も相まって守備の期待値は✖

LFに留まることができれば御の字か?


Josh Owens

ジョシュ・オーウェンズ:18歳6ヶ月(2007年1月生)
6-3:185 lb:Providence Academy(TN):SS

Draft Prospect Rankings
メディア 順位 更新日
Baseball America 77位 6/25
MLB.com 89位 6/25
ESPN 136位 5/14
The Athletic 5/22
Prep Baseball Report 62位 5/15
Azad Earl 52位 6/18

元MiLBプレーヤーを父に持ち、ここ最近になって評価が上昇。

幾つかのチームとのリンクが報じられていますが、NYYの名前は挙がっていません。

Hit Power Run Arm Field
40 55 55 55 40

インゲームパフォーマーではなく、あくまでも素材型のバッター。

フィジカル面の完成度が低いため、メカニクスも改善の余地を残しており、個人的にハンドアイコーディネーションが宜しくなさそうだなと。

ただ、Draft Combineで高校生上位のEVを計測するなど既にソリッドなRaw Rowerを発揮しており、将来的に平均以上のGame Powerを期待。

長身にもかかわらずスピードを兼ね備え、MLB Pipelineではダブルプラスの評価。

ただ、優れたスピードと身体能力の割にフィールド上での動きはスムーズに見えず、実際にSS守備の評価はイマイチ。

マウンドでMax 94 mphを計測する平均超のArm Strengthを理由に、3Bへのコンバートがベストチョイスだと考えられていますが、CFで俊足を活かす方が良さげ。

個人的にはSawyer Strosniderの面影を感じます。


Max Williams

マックス・ウィリアムズ:20歳11ヶ月(2004年8月生)
6-2:200 lb:Florida State Univ.:CF

Draft Prospect Rankings
メディア 順位 更新日
Baseball America 94位 6/25
MLB.com 81位 6/25
ESPN 90位 5/14
The Athletic 5/22
Prep Baseball Report 97位 5/15
Azad Earl 79位 6/18

高校時代はPG Top 100にランクインするなど高い評価を獲得し、SEC所属の強豪Alabamaに進学するも十分な出場機会を得られず、たった1年でFlorida Stateへ転校。

AACに属するFlorida Stateでは、2年連続でカンファレンス平均を上回る成績を残し、現在は3巡目クラスと見做されています。

Hit Power Run Arm Field
40 60 45 55 45

ワイドなスタンスとショートテイクバックが特徴的なスイングは強烈なバットスピードを誇り、Max 115 mph EVを計測。

アプローチはアグレッシブですが、極端にボール球へ手を出すようなフリースインガーではなく、実際にI-Z Swing%が優秀。

独特なスイングのおかげか、高めのFBに対し苦労しているとのこと。

スピードは平均を下回っているものの、CF守備の評価は然程悪くなく、プロ入り後すぐにLF/RFへコンバートされるようなことにはならないはず。

NYYの1stピック(全体39位)に値するようなプロスペクトではありませんが、私のお気に入りなので取り上げました。

もちろん2ndピック(全体103位)なら話は別ですけど、近年NYYは同ラウンド付近においてピッチャー偏重のドラフトを行っているので…。