15位:リュ・ヒョンジュン
ブルージェイズ:33歳
2018年:ランク外 → 2019年:ランク外
年度 | rWAR | fWAR | WARP |
2018 | 2.5 | 2.3 | 2.7 |
2019 | 5.0 | 5.1 | 5.6 |
チームの攻守と投手有利の本拠地にも助けられアジア人投手史上初となる最優秀防御率のタイトルを獲得。
6月27日時点で防御率1.27を残していましたが28日のクアーズフィールド開催のロッキーズ戦で7失点を喫したため、1981年のボブ・ネッパー以来となるシーズン前半戦防御率1.30以下はなりませんでした。
14位:ウォーカー・ビューラー
ドジャース:25歳
2018年:ランク外 → 2019年:ランク外
年度 | rWAR | fWAR | WARP |
2018 | 3.8 | 3.2 | 3.4 |
2019 | 2.0 | 4.9 | 5.7 |
非常に故障リスクの高い投球フォームの持ち主ですが、プロ入り後初めてこれといった故障もなくフルシーズンでプレー。
レギュラーシーズン最終戦で投球フォームに修正を加えポストシーズンにおいて圧倒的なピッチングを見せるなど、今シーズンは更なる飛躍を期待したいところ。
13位:ザック・ウィーラー
メッツ:29歳
2018年:ランク外 → 2019年:ランク外
年度 | rWAR | fWAR | WARP |
2018 | 4.1 | 4.5 | 5.0 |
2019 | 4.4 | 5.3 | 4.2 |
この3シーズンにおいてフォーシームの平均球速が年約1マイルのペース(94.8→95.8→96.8マイル)で上昇を続けているだけでなくスぺ体質も克服しエース級の投手へ成長。
オフには5年1億1800万ドルのFA契約をフィリーズからゲットしましたが、もっと粘っていれば1億5000万ドル近くのオファーがあった可能性も。
12位:ランス・リン
レンジャース:32歳
2018年:ランク外 → 2019年:ランク外
年度 | rWAR | fWAR | WARP |
2018 | 0.3 | 2.8 | 0.3 |
2019 | 7.5 | 6.7 | 5.9 |
2018年シーズンのヤンキース移籍直前における投球スタイルの修正に加えトミー・ジョン手術前のレベルまで球威が復活したことによりキャリアベストの成績を記録。
ただ、これほどの好成績にもかかわらず7失点以上喫した試合が3度もありました。
11位:アーロン・ノラ
フィリーズ:26歳
2018年:ランク外 → 2019年:7位
年度 | rWAR | fWAR | WARP |
2018 | 10.2 | 5.0 | 6.4 |
2019 | 4.2 | 3.4 | 5.1 |
投球内容は大きく悪化したものの苦手だったバッティングと守備で気を吐き、全体的に見ればエースとして恥じない成績に。
2シーズン連続で200イニングをクリアするなどタフなピッチャーですが、中4日先発を苦手としているのでフィリーズ新監督に就任したジョー・ジラルディには起用法の工夫を期待。
コメント
ビューラーのrWARってなんでこんなに低いのかね?
LADはチーム守備が優秀な上に本拠地が投手有利だから、失点率ベースのrWARでは補正が効きまくってこうなる。