先発投手:2020年MLBポジション別選手ランキング


1ページ目:16位~20位     

2ページ目:11位~15位       

3ページ目:6位~10位       

4ページ目:1位~5位       

5ページ目:来年のランクイン候補


10位:クリス・セール

レッドソックス:31歳
2018年:4位 → 2019年:5位

年度 rWAR fWAR WARP
2018 6.8 6.2 5.6
2019 2.4 3.6 4.5

2018年シーズンの故障復帰以来球速低下に苦しんでおり、昨シーズンは開幕から炎上を連発。さすがに防御率4.40は運に恵まれなかったものの2シーズン連続で規定投球化には届かず、今年の3月にはとうとうトミー・ジョン手術を受け不良債権化が決定的に。

9位:チャーリー・モートン

レイズ:36歳
2018年:ランク外 → 2019年:ランク外

年度 rWAR fWAR WARP
2018 3.8 3.1 3.1
2019 4.9 6.0 5.9

かつては投球スタイルだけでなくフォームまでもをロイ・ハラディから丸パクリしたシンカーボーラでしたが、球速の急上昇に加えフォーシームとシンカーを高低に投げ分けることでエース級のピッチャーに変貌。

2018年オフに結んだ2年3000万ドルの契約は3年目の球団オプション額がこの2年間の故障者リスト入り日数で決まる変則的なものですが、昨シーズンはMLBデビュー後初めて故障者リスト入りを経験しませんでした。

8位:ジャック・フラハーティ

カージナルス:24歳
2018年:ランク外 → 2019年:ランク外

年度 rWAR fWAR WARP
2018 2.9 2.4 4.1
2019 5.8 5.0 7.5

トップ20にランクインした中で最年少の選手。

前半戦はリーグ平均を下回る低成績に終わったものの、後半戦はMLB全体No.1のパフォーマンスを披露。サイ・ヤング賞でも4位に入り次世代のエース候補となりました。

試合数 投球回 防御率 FIP 被OPS K/9 BB/9
前半戦 18 97.0 4.64 4.74 .744 9.9 3.0
後半戦 15 99.1 0.91 2.22 .424 11.2 2.1

7位:パトリック・コービン

ナショナルズ:30歳
2018年:ランク外 → 2019年:ランク外

年度 rWAR fWAR WARP
2018 4.2 6.2 6.3
2019 5.4 4.5 6.0

大型FA契約によりダイヤモンドバックスからナショナルズに移籍したものの移籍前と同様の活躍を見せ2018年シーズンの好成績がフロックではなかったことを証明。

とはいえ、初の出場となったポストシーズンでは防御率5.79・WPA-0.120を残すなど危うく大戦犯となりかけました。

6位:ザック・グレインキー

アストロズ:36歳
2018年:6位 → 2019年:ランク外

年度 rWAR fWAR WARP
2018 4.2 3.6 5.8
2019 6.0 6.4 6.5

2019年も例年通りオールスター級の好成績を残しましたが、得意のバッティングでは56打席で3本塁打・OPS.888を記録。

この投打にわたる活躍により通算rWARは71.0に達し、ミゲル・カブレラやロビンソン・カノーらを追い抜き現役4位に躍り出ています(1~3位はプホルス、トラウト、バーランダー)。

コメント

  1. cheaters より:

    ビューラーのrWARってなんでこんなに低いのかね?

    • 管理人 より:

      LADはチーム守備が優秀な上に本拠地が投手有利だから、失点率ベースのrWARでは補正が効きまくってこうなる。