ヤンキース:プロスペクト・ランキング:トップ50:2026年開幕版



50位 ➡ 31位 30位 ➡ 11位
10位 ➡ 1位

10位:Kaeden Kent

ケイデン・ケント:40 FV
22歳6ヶ月(2003年8月生):6-2/190:SS
High-A:2025ドラフト3巡目(全体103位)
選手ページ:MiLB.comBaseball ReferenceFanGraphs
2025年ミッドシーズン版ランキング:第15位

Hit Power Run Arm Field
45 40 45 50 40

昨シーズンのLow-Aプレーでは攻守ともに期待外れのパフォーマンス。

単純なスキルだけでなくアスレチシズムやサイズも考慮するとSS守備は期待薄なので、親父のようにさっさと2B/3Bでプレーさせるべきかと。

ただ、今回のSpring Trainingでは100 Z-Con%を達成するとともにハードヒットを量産。

対戦ピッチャーの大半をモップアップのMiLBプレーヤーが占めていたので、さして意味ないかもしれませんけど。

何にせよ強みとなるようなツールを持ち合わせておらず、50th %ileのアウトカムは典型的なLHBのベンチIFプレーヤー。

堅実性のKent、スケールのCore Jacksonといったところでしょうか。

9位:Pico Kohn

ピコ・コーン:40 FV
23歳5ヶ月(2002年10月生):6-5/210:SP/LHP
High-A:2025ドラフト4巡目(全体134位)
選手ページ:MiLB.comBaseball ReferenceFanGraphs
2025年ミッドシーズン版ランキング:第14位

FB SL CB CH Cmd
45 60 40 40 40
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
95 91 82 78 84

オフシーズンにかなりメカニクスを弄ったようで、もうNCAA時代のピッチデータは参考にならなさそう。

2023年にTommy John Surgeryを喰らったことでSenior進学を経てプロ入りしているため、2024年ドラフト組のBen HessBryce Cunninghamとほぼ同年齢。

NCAA時代は不安定なピッチャーだったといえ、年齢が年齢だけに即戦力インゲームパフォーマーとして開幕からの活躍を期待。

ただ、近年のNYYは当ラウンド帯指名プレーヤーが好成績を残すと躊躇なく即座に売り払ってしまうので、好投を続けたとて昨年のGage ZiehlGriffin HerringのようにTDLでオサラバの可能性も。

8位:Chase Hampton

チェイス・ハンプトン:40 FV
2001年8月生(24歳7か月):6-2/220:SP/RHP

AA:2022年ドラフト6巡目
選手ページ:MiLB.comBaseball ReferenceFanGraphs
2025年ミッドシーズン版ランキング:第16位

FB SL CB CH CT Cmd
50 50 50 35 50 45
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel CT/vel
99 92 81 77 86 87

2025年ミッドシーズン版ランキング時点から実質的にプロファイルは何も変わりませんが、その間の40 FVプロスペクト大放出によって大幅ランクアップ。

今シーズン中盤に実戦復帰予定。

Spring Trainingでのブルペンセッションは悪くなかった。

7位:Bryce Cunningham

ブライス・カニンハム:45 FV
2002年9月生(23歳10か月)6/5-230:SP/RHP

High-A:2024年ドラフト2巡目(全体53位)
選手ページ:MiLB.comBaseball ReferenceFanGraphs
2025年ミッドシーズン版ランキング:第5位

FF SL CB CH Cmd
55 45 40 55 45
FF/be FF/vel SL/vel CB/vel CH/vel
99 94 84 78 86

シーズン序盤にトップ100ランクインを期待させるようなパフォーマンスを見せるも、肩の故障によってスローダウン。後半戦をリハビリ登板に費やしました。

シーズン終了後に参加したAFLでもパワーピッチングは復活せず、さらに今シーズンはSpring Trainingスキップからの開幕欠場が確定。

まあそれでも、Chase HamptonHenry Lalaneと比べれば幾分かマシか?

6位:Ben Hess

ベン・ヘス:45 FV
2002年9月生(23歳6か月):6-5/255 lb:SP/RHP
AA:2024年ドラフト1巡目(全体26位)
選手ページ:MiLB.comBaseball ReferenceFanGraphs
2025年ミッドシーズン版ランキング:第8位

FB SW CB CH Cmd
60 45 60 40 45
FB/be FB/vel SW/vel CB/vel CH/vel
99 93~94 78 77 84

ウエストを絞ってSpring Trainingに登場。課題であるスタミナ不足の改善が期待されます。

ただ、Spring Trainingの登板ではピッチクオリティの向上はこれといって見受けられず、やはりAlabama Univ.のSophomore時代のようなパワーピッチングの復活を目にすることはできなさそうで、昨シーズン後半戦に向上を見せたコマンドの維持が今シーズンの肝となりそう。

このまま開幕後も故障やアクシデントがなければ、ミッドシーズン・アップデートの時期にはトップ100ランキングの常連になっているかと思います。

2024年ドラフト1巡目指名の右腕有望株ベン・ヘス(Ben Hess)について。

5位:Elmer Rodriguez

エルマー・ロドリゲス:45 FV
2003年8月生(22歳2か月):6-3/180 lb:SP/RHP
AAA:2021年ドラフト4巡目(全体105位:BOS指名)
選手ページ:MiLB.comBaseball ReferenceFanGraphs
2025年ミッドシーズン版ランキング:第6位

FB SL SW CB FS Cmd
60 45 55 45 40 40
FB/be FB/vel SL/vel SW/vel CB/vel FS/vel
99 95 89 82 78 88

Spring Training(とWBC)では、コマンドが安定せずバッターズカウントを許す場面が多かったもののvs. RHBからSI、そしてvs. LHBからCHで大量のGBを稼ぎ大事には至らず。

やはり、ピッチクオリティでバッターを圧倒しWhiffを量産するような感じではなく、11月に述べたようにBrayan Belloライクのピッチングスタイルに落ち着くかと思います。

順当に行けばシーズン前半戦でのMLBデビューが期待されるわけですけど、Gerrit ColeCarlos Rodonの復帰時期とオーバーラップする点が気掛かり。

まともなフィジカルへのビルドアップはもう諦めました。

NYY傘下移籍1年目からMiLB屈指の好成績を残した先発右腕有望株エルマー・ロドリゲス(Elmer Rodriguez)について。

4位:Carlos Lagrange

カルロス・ラグランヘ:50 FV
2003年5月生(22歳10か月):6-7/248:SP/RHP
AA:ドミニカ:2022年Int FA(契約金$10K)
選手ページ:MiLB.comBaseball ReferenceFanGraphs
2025年ミッドシーズン版ランキング:第4位

FB SW SL CH Cmd
70 60 55 50 35
FB/be FB/vel SW/vel SL/vel CH/vel
103.1 98 82 87 90

コマンド&コントロールと共に大きな弱点であったハイスピン系のCHが今回のSpring Trainingで大きな成長を見せ、2ストライクカウントにおいてvs. R/LHB関係なく多用されるようなPut Awayピッチに。

そのため、SWのコマンドが崩れWhiff(とストライク)を思うように奪えなかったにもかかわらず、カウントコントロールに大きく苦しむことなく(最終登板を除き)好成績を残しました。

すでに40人ロースターに名を連ねているElmer Rodriguezと異なりRule 5 Draft対象は今シーズン終了後と先。まだAAAですらプレーしておらず、性急な育成を行う必要なし。

11月の記事では上振れしてコマンドがSPの及第点に達した場合の比較対象としてDaniel Cabreraを例示しましたが、今なら75th %ileのアウトカムとして”TOR時代”のKelvim Escobarの名を挙げたい。

もちろん今だに50th %ilはブルペン。

2025年シーズンにブレイクを果たした傘下最速ピッチャーのカルロス・ラグランヘ(Carlos Lagrange)について。

3位:Spencer Jones

スペンサー・ジョーンズ:50 FV
2001年5月生(24歳10か月):6-7/240:CF

AAA:2022年ドラフト1巡目(全体25位)
選手ページ:MiLB.comBaseball ReferenceFanGraphs
2025年開幕版ランキング:第2位

Hit Power Run Arm Field
40 70 60 60 40

Spring Training前半は強引なスイングが目立ったものの、後半はリーズナブルなエフォートにモデレート。

AAA開幕戦でも上記のフィーリングを維持しているように見えました。

ただ、その結果としてプルサイドへの打球が減少傾向に入ったのも事実であり、コンタクトクオリティ×Game Powerのオプティマルな着地点を模索することが、MLBデビューまでの最後の宿題と言えるでしょう。

また、ボロボロなvs. LHP適正の改善は今さら不可能なので、Jasson Dominguezとの併用は実質的に不可能。

どちらか一方がもう片方をエリミネートするしかありません。

馴れ合いをチンタラやってたら2人ともTDLでお払い箱ですよ。

2位:George Lombard Jr.

ジョージ・ロンバード Jr.:55 FV
2005年6月生(20歳9か月):6-2/180:SS
AA:
2023年ドラフト1巡目(全体26位)
選手ページ:MiLB.comBaseball ReferenceFanGraphs
2025年ミッドシーズン版ランキング:第1位

Hit Power Run Arm Field
50 50 55 65 60

シーズン前半戦こそRaw PowerからGame Powerへのトランスレートに苦しんでいたものの、シーズン中盤のスイングプレーン改善によって打球がリフト傾向に。

その結果、シーズン前半戦の3 HR・.116 ISOに対し、後半戦は6 HR・.190 ISOへパワーナンバー向上。

Spring Trainingでは一長一短のパフォーマンスでしたが、更なるGame Powerの成長を感じさせるバッティングを披露し、Pull Air%やFB%は昨シーズン後半戦を上回る水準を記録。

ただ、極端なまでのパッシブなアプローチは階級が上がるに連れてコンタクト面に支障をきたし始めており、Spring Trainingにおいて記録した65.3 Contact%・71.4 Z-Con%は危険信号か?

とは言え、プラスのSS守備とソリッドなベースランニングのおかげで、平均レベルさえ打てればシーズン3.0 WAR程度を期待できるであろう素材。

健康体のKhalil Greene辺りが50th %ileのアウトカムになるかと思います。

1位:Dax Kilby

ダックス・キルビー:55 FV
19歳4ヶ月(2006年11月生):6-2/205:SS
Low-A:2025年ドラフトCBRA(全体39位)
選手ページ:MLB.comBaseball ReferenceFanGraphs
2025年ミッドシーズン版ランキング:第7位

Hit Power Run Arm Field
60 45 65 30 55

NYYの10代プロスペクトとしてはGleyber Torres以来最高のヒッティングスキルを誇り、そのハイレベルなバッティングにプラス級の身体能力とスピードが組み合わさればレイブを受けるのも当然の話で、プロ入り後たった18試合の出場でトップ100プロスペクトに名を連ねる存在に。

昨シーズンの限られた出場機会の中で見せた機敏なフィールディングも個人的には好印象でした。

しかし、このプレーヤーの将来を決める最も重大なファクターはスローイング。

9年生の時に発症した右肩骨端線の故障に起因する可動域障害を長らく患っており、今オフ肉体改造を行ったにもかかわらず、トレーニング映像を見る限り未だにスローイングアクションは不格好。

右肩の可動域とスローイングを改善されることができれば、6-2/205のサイズに負けず大型SSとしてプレー可能だと思いますし、バッティングへの好影響も少なからず期待できるのではないでしょうか。

そうでなければディフェンシブバリューはガタ落ちで、最悪の場合はLFにてエンドアップする可能性も。

四十肩のショートストップなんて聞いたことないだろ?

2025年MLBドラフトにてニューヨーク・ヤンキースが全体39位(CBA)で指名した高校生内野手ダックス・キルビー(Dax Kilby)について


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