ヤンキース:プロスペクト・ランキング:トップ50:2025年開幕版



50位 ➡ 31位 30位 ➡ 11位
10位 ➡ 1位

30位:Gage Ziehl

ゲージ・ジール:35 FV
2002年12月生22歳11か月):193cm:SP/RHP
Low-A:2024年ドラフト3巡目(全体89位)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:入団前

FB SL CB CH Cmd
45 50 40 50
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
96 93 85 83

典型的なオーバースロットから投げ込むAvg 2400 rpmのFFは平均レベルの球速に収まっており、エクステンションが短いことも考えると体感速度はフリンジレベルか。

Avg 2700 rpmのSLは、通常のSLとSlurveの2種類に分かれており、FFと比べるとコマンドに苦労している印象。

CHはIVBがFFと大差ない珍しいピッチ。

ただ、メカニクスのディセプションに欠け、Chaseをジェネレートするに至らず、K%は伸び悩みを見せています。

体格的にプロジェクションの余地もが小さく、即戦力型のプロスペクトと捉えるべき。

29位:Cade Smith

ケイド・スミス:35 FV
2002年4月生22歳11か月):185cm:SP/RHP
High-A:2023年ドラフト6巡目
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:第46位

FB SL CB CH Cmd
50 60 50 35 40
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
97 93 86 80 89

5.5 Rel-Zから18 IVBを計測するFFは球速以上の威力を発揮し、プラスピッチのSLと平均レベルのCHは共に50%前後のWhiff%を叩き出しています。

CHのクオリティとコマンドの完成度を踏まえると、将来的にRPへ転向する可能性が高いと考えられますが、今年はさらに肩も痛めILスタート。

28位:Mani Cedeno

マニ・セデーニョ:35 FV
2008年8月生(16歳7か月):193cm:CF
DSL:ドミニカ:2025年国際FA(契約金$2.5M)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:入団前

Hit Power Run Arm Field
40 40 50 50 50

Int FAの最新2025年クラスにおいて、NYYが最高額のボーナスを与えたAlexander Vargas Ⅱ。

バッティングはアップサイドに欠けるものの、映像を見る限り将来的に長らくSSへ留まれそうな雰囲気。

同クラス最年少のプロスペクトであるため、DSL1年目はRichard MaticDexters Peraltaのように苦しむかもしれません。

27位:Thatcher Hurd

サッチャー・ハード:35 FV
2002年12月生22歳11か月):193cm:SP/RHP
ー:2024年ドラフト3巡目(全体89位)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:入団前

FB SL CB CH Cmd
60 55 50 35
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
98 95 84 80

ドラフト入りまでのプロファイルについては昨年記事を参照

2月にトミー・ジョン手術を受けプロデビューは2026年までお預けに。

SPとしては期待薄ですが、平均を上回るFFとSLのコンビネーションはブルペンで活きるはず。

26位:Roc Riggio

ロック・リジオ:40 FV
2002年6月生(22歳9か月):175cm:2B
High-A:2023年ドラフト4巡目(全体129位)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:第20位

Hit Power Run Arm Field
40 45 50 45 45

極端な待球アプローチによって高いBB%を残すも、それ以外に特に目立つスタッツは無し。

全身を目一杯に使う特徴的なフルスイングは、幾分かコンパクト化が加えられ、 最近のOswaldo Cabreraのようなツマらないメカニクスに。

セカンド守備も見た目こそ芳しくありませんが、守備成績は良好。

今シーズンは手の故障によりILスタート。

25位:Jorbit Vivas

ジョルビット・ヴィーヴァス:40 FV
2001年3月生(24歳0か月):178cm:2B/3B
AAA:ベネズエラ:2017年国際FA

選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:第13位

Hit Power Run Arm Field
50 30 50 40 50

ST中に死球による不運な左眼窩骨を負い、開幕から1月程度出遅れると、復帰後もパフォーマンスは伸びず。

本来は得意だったはずのRHP相手に苦しみ、プラトーン要員として扱いづらい存在に。

見た目が冴えない2B/3Bは守備成績良好。

24位J.C. Escarra

J.C・エスカーラ:40 FV
1995年4月生(29歳11か月):188cm:C
MLB:2017年ドラフト15巡目(BAL)
選手ページ:SavantBaseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:ランク外

Hit Power Run Arm Field
45 40 35 45 45

独立リーグやメキシコ、プエルトリコでのプレーを経て、2024年シーズンはNYY傘下で2021年以来3年ぶりにMiLB復帰を果たし、AAAにて85パーセンタイルのxwOBAを残しました。

さらに、今年のSTで素晴らしいパフォーマンスを残し、Alex Jacksonを蹴落とす形で開幕ロースター入り。

とは言え、既に30歳のベテランプレーヤーであり、今後の活躍の余地は限られています。

23位:Yoendrys Gomez

ヨエンドリス・ゴメス:40 FV
1999年10月生(25歳5か月):190cm:RP/RHP
MLB:ベネズエラ:2016年国際FA(契約金$50K)
選手ページ:SavantBaseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:第21位

FB SW CB CH Cmd
55 55 45 40 45
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
98 94 83 80 88

2024年シーズンはMLB定着が期待されるも、球威低下の憂き目にあい足踏み。

ただ、MiLBオプションを失いラストチャンスなった今年のSTにて無事復活を果たし、開幕ロースターの座を確保しました。

2024年シーズンに投球割合の約10%を占めていたCTをここまで1球も投じておらず、CHの投球頻度も大幅に減らしており、これまで得意としてきたRHBを引き続き抑えられるか注目。

22位:Kyle Carr

カイル・カー:40 FV
2002年5月生22歳10か月):185cm:SP/LHP
High-A:2023年ドラフト3巡目(全体97位)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:第24位

FB SL CB CH Cmd
50 45 40 40
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
97 90~92 80~82 85~86

開幕から球速低下に苦しみ、一時期は被OPSが.900を超えるほどの滅多打ちを喰らうも、シーズン途中から球数制限を90球から75球へ引き下げると復調し、何とか3巡目指名の面目を守りました。

今年は、昨年よりハイエフォートなメカニクスを披露しており、昨シーズン後半戦のパフォーマンス再現を期待。

21位:Engelth Urena

エンヘル・ウレーニャ:40 FV
2004年8月生(20歳7か月):180cm:C/1B
Low-A:ドミニカ:2022年国際FA(契約金$275K)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:第40位

Hit Power Run Arm Field
45 45 35 45 45

2023年シーズンを膝手術により全休するも、昨シーズンは84 Contact%、88 Z-Con%、16 Chase%、11.7 K%、14.8 BB%と堅実なアプローチスタッツを残し、FCL上位の打撃成績を記録。

ただ、キャッチャー守備では苦戦しているようで、昨シーズンの出場機会は1B>DH>C。

プロ入り前はOFをプレーしていたためLF/RFにコンバートするのも1つの手かもしれませんが、流石にスピードが足りないか…

20位:Everson Pereira

エバーソン・ペレイラ:40 FV
2001年4月生(23歳11か月):180cm:LF/RF/CF

MLB:ベネズエラ:2017年国際FA(契約金$1.5M)
選手ページ:SavantBaseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:第6位

Hit Power Run Arm Field
40 60 50 55 50

これといった成長が見られないまま、5月下旬に右肘UCLを損傷。

幸いにもトミー・ジョン手術ではなくインター ナルブレース手術で済んだものの、そのままシーズンエンドとなりました。

今年のSTにおいても引き続きコンタクトに苦しんでおり、メカニクスの微調整によるパフォーマンス向上は期待できず。

ただ、MLBのOF陣に故障者が一たび発生すれば、LHB偏重のラインナップの中である程度の出場機会を得られることでしょう。

19位:Cam Schlittler

キャム・シュリットラー:40 FV
2001年2月生(24歳1か月):198cm:SP/RHP

AA:2022年ドラフト7巡目
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:ランク外

FB SL CB CH CT Cmd
55 55 45 35 45 40
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel CT/vel
98 94 85 82 88 89

巨躯を活かし6.5 Rel Zの高い位置から平均以上のFFと多彩な変化球を投げ下ろすグランドボーラー。

調子が良ければ、ゴロを量産するだけでなく簡単にWhiffを奪い打者を圧倒しますが、メカニクスのリピート性やディセプションが悪く、大抵の場合は制球難との戦いに。

今年のSTでは4度に渡って先発起用を受けており、チームから活躍を期待されているのではないでしょうか。

18位:Chase Hampton

チェイス・ハンプトン:40 FV
2001年8月生(23歳6か月):188㎝:SP/RHP

AA:2022年ドラフト6巡目
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:第4位

FB SL CB CH CT Cmd
50 50 50 35 50 45
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel CT/vel
99 92 81 77 86 87

右肘UCL、右腕上腕、右股関節を立て続けに痛めシーズンの大半を欠場。

夏頃に一旦実戦復帰を果たしたものの、球速が2~3 mph低下するなど正常な状態ではありませんでした。

さらに、今年に入り再びUCLを損傷し、結果としてトミー・ジョン手術に。

17位Rafael Flores

ラファエル・フローレス:40 FV
2000年11月生(24歳4か月):193cm:C
AA:2022年ドラフト外
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:第57位

Hit Power Run Arm Field
40 60 35 50 40

2024年シーズンのNYY Minor League Player Of The Year。

巨躯から繰り出すロングレバー・スイングによって108.1 mph 90th EVを叩き出すと共に、メカニクスの大幅な改造が功を奏しハイGB%を克服。

キャッチャー守備では、不器用ながらソリッドなフレーミングを披露しているものの、やはり巨体を操るに苦労している印象。

正しくBen Riceの下位互換といったところです、

16位:Carlos Lagrange

カルロス・ラグランジュ:40 FV
2003年5月生(21歳10か月):201cm:SP/RHP
High-A:ドミニカ:2022年国際FA(契約金$10K)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:第19位

FB SL CT CH Cmd
70 55 45 40 35
FB/be FB/vel SL/vel CT/vel CH/vel
101 97 84 89 89

傘下ピッチャーNo.1のアップサイドを秘めるも、スぺ体質と不安定なメカクニクスから生じる制球難を理由に、将来的なRP転向が濃厚。

ただ、 Spring Breakoutでのピッチングは見事でした。

コマンドが全く安定しない高速ハイスピンCHは改善の余地がありそう。

15位Jesus Rodriguez

ヘスス・ロドリゲス:40 FV
2002年4月生(22歳11か月):178cm:C/3B
AA:ベネズエラ:2018年国際FA
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:第56位

Hit Power Run Arm Field
45 50 35 50 40

独特なバッティングスタンスから高度なアプローチを見せ、2023年以前と同じく優れた打撃成績を残し、特に6月末の故障までは傘下屈指の数字(161 wRC+)を記録。

キャッチャー守備は平均を下回っていますが、小柄でずんぐりとした冴えない見た目以上に身体能力が高く、3Bは平均レベル(50グレード)と堅実。

プロファイルが似通っているRafael FloresEngelth Urenaと比較した場合に、このユーティリティ性は大きな強み。

ただ、2人ほどのアップサイドを持っているかと言われると…

14位:Eric Reyzelman

エリック・レイゼルマン:40 FV
2001年6月生23歳9か月):188cm:RP/RHP
AAA:2024年ドラフト3巡目(全体89位)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:ランク外

FB SW CB CH Cmd
55 60 45 40
FB/be FB/vel SWL/vel CB/vel CH/vel
100 95 80 82

プロ入り後は度重なる故障によってまともに稼働することができなかった極度のスぺ体質。

昨シーズン中盤、遂に本格復帰を果たすと、大学時代と変わらぬ球威を披露しHigh-A~AAのバッターを圧倒。

さらに、今年はSTとAAAで三振を量産しており、シーズン中のMLBデビューだけでなく、ブルペンのアッパーハーフへの定着さえも期待されます。

ただ、登板日によって好不調の波が大きく、登板頻度が不規則なMLBに適応できるか?

13位:Clayton Beeter

クレイトン・ビーター:40 FV
1998年10月生(26歳5月):188cm:SP/RHP

MLB:2020年ドラフト2巡目(LAD:全体66位)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:第12位

FB SL CB CH Cmd
55 65 55 45 35
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
98 93 86 79 86

昨シーズンは開幕シリーズにてブルペンからMLBデビューを果たし、その後はAAAにてSPとして好投を続けるも、5月中旬に右肩を痛め長期離脱。

9月にRPとして復帰すると、95+ mphを連発するなど怪我の影響を感じさせないピッチングを見せ、シーズン最終盤にはMLB再昇格。

今シーズンも引き続きRP起用が予定されていましたが、右肩のインピンジメント症候群によって開幕IL。

12位:Brock Selvidge

ブロック・セルヴィッジ:40 FV
2002年8月生(22歳7か月):190cm:SP/LHP
AA:2021年ドラフト3巡目(全体92位)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:第10位

FB SL CB CH Cmd
55 55 45 40 45
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
97 92~93 87 81 85

2023年に見せた球速バンプをリピートできず、シーズン途中までは可もなく不可もないパフォーマンスを見せていたものの、ASブレイク前に上腕二頭筋を痛めシーズンエンド。

さらに、今シーズンも同様の理由によって60日IL上にて開幕を迎えました。

2024年ドラフト大卒組と同年齢ですが、今シーズン終了後にルール5ドラフト対象となる見込み。

11位:Henry Lalane

ヘンリー・ラレーン:40 FV
2004年5月生(20歳10ヶ月):201cm:SP/LHP
FCL:ドミニカ:2021年国際FA
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:第7位

FB SL CB CH Cmd
55 50 40 60 40
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
98 91~93 80 76 82

2023年シーズン~2024年STにかけて急成長を遂げ、Top 100の常連になるかと思いきや、左肩炎症によって長期離脱。

さらに、復帰後は大幅な球威低下を経験し、2023年にハネた球速が元通り。

今シーズンも60日IL上(左肩故障)で開幕を迎えており、プロスペクトバリューは下がる一方です。