ヤンキース:プロスペクト・ランキング:トップ50:2025年開幕版



50位 ➡ 31位 30位 ➡ 11位
10位 ➡ 1位

10位:Elmer Rodriguez-Cruz

エルマー・ロドリゲス=クルーズ:40 FV
2003年8月生(21歳7か月):190cm:SP/RHP

High-A:2021年ドラフト4巡目(BOS)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:入団前

FB SL SW CB FS Cmd
55 50 55 45 40 40
FB/be FB/vel SL/vel SW/vel CB/vel FS/vel
99 95 87 82 80 89

余剰要員Carlos Narvaezを放出したBOSとのトレードで獲得。

昨シーズンに大幅な球速バンプを経験したようですが、体格やメカニクスを見ると更なるプロジェクションの余地を残しているように感じます。

多才な変化球はバラツキが大きく、真価が分かりにくかったのですが、ブレーキングボール系はコンスタントにプラスにフラッシュ。

Narvaezの対価としては十分過ぎる素材でしょう。

9位:Bryce Cunningham

ブライス・カニンハム:45 FV
2002年9月生(22歳3か月):196cm:SP/RHP

High-A:2024年ドラフト2巡目(全体53位)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:入団前

FF SL CB CH Cmd
60 40 60 40
FF/be FF/vel SL/vel CB/vel CH/vel
99 94.6 84.2 86.4

ドラフト入りまでのプロファイルについては昨年記事を参照

ドラフト時は40 FVを与えていましたが、実戦デビューとなったSpring Breakoutでの登板において、97~98 mphを計測したため、45 FVに引き上げました。

8位:Ben Hess

ベン・ヘス:45 FV
2002年9月生(22歳6か月):196cm:SP/RHP

High-A:2024年ドラフト1巡目(全体26位)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:入団前

FB ST CB CH Cmd
55 45 60 40 35
FB/be FB/vel ST/vel CB/vel CH/vel
99 93.9 85.2 76.3 84.6

ドラフト入りまでのプロファイルについては昨年記事を参照

Bryce Cunninghamと共にSpring Breakoutにて実戦デビューを果たし、95 mph前後のFFを軸に期待通りのパフォーマンスを披露。

ちょっと痩せたような気がする。

7位:Will Warren

ウィル・ウォーレン:45 FV
1999年6月生(25歳7か月):188cm:SP/RHP

MLB:2021年ドラフト8巡目
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:第8位

FB ST CB CH Cmd
50 65 40 40 45
FB/be FB/vel ST/vel CB/vel CH/vel
99 93 83 78 86

シーズン前半戦にスランプへ陥り、スランプ脱出後にMLBデビューを果たすも、実力不足に不運も重なり滅多打ち。

今年のSTではFFとCHに改善を見せ、ソリッドなピッチングを続けていましたが、最後の2登板でお馴染みの一発病を発症。

SPローテの怪我人続出によって開幕ローテ入りを果たしたとは言え、早い段階でMiLBオプション(残り2つ)を行使することになるのでは?

6位:Roderick Arias

ロデリック・アリアス:45FV
2004年9月生(20歳6か月):183cm:SS
Low-A:ドミニカ:2022年国際FA(契約金$4M)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:第3位

Hit Power Run Arm Field
35 50 60 65 50

Low-Aの平均を上回る成績(111 wRC+)を残すも、xwOBAはリーグ平均未満の数字。

優秀なSEAGERを残すなどアプローチは悪くありませんが、両打席共に変化球に対し脆さを見せ、Contact%やO-Con%は5パーセンタイル程度の超低水準。

ただ、後半戦に大きく数字を伸ばした点は印象的。後半戦に限ると特にxwOBAはリーグ3位にランクインしており、110 mph以上の打球を2度も放っています。

また、SS守備においては引き続きミスが多く、ソリッドなレンジとプラス超の強肩を活かしきれず。

5位Edgleen Perez

エドグリーン・ペレス:45 FV
2006年5月生(17歳10か月):178cm:C
FCL:ベネズエラ:2023年国際FA
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2023年Mid版ランキング:ランク外

Hit Power Run Arm Field
50 40 35 55 50

ソリッドな出塁能力と守備力を兼ね備えるFrancisco Cervelliライクな傘下No.1キャッチャー・プロスペクト。

堅実なバットコントロールによって83 Contact%、86 Z-Con%、16.2 K%と良好なコンタクトスタッツを残すと共に、並外れた選球眼により驚異の8 Chase%を記録。

キャッチャー守備成績も平均上回っており、今後も長らく同ポジションに留まることでしょう。

ただ、パワー面のポテンシャルは低く、ハイフロアー&ローシーリングなプロスペクト。

4位:Ben Rice

ベン・ライス:45 FV
1999年2月生(26歳1か月):185cm:C
MLB:2021ドラフト12巡目
選手ページ:SavantBaseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:第17位

Hit Power Run Arm Field
55 60 30 35 40

ルーキーシーズンは期待外れに終わった(73 wRC+)かのように見えますが、BABIPが.200を下回るなど不運が大きく影響しており、.342 xwOBAや15.6 Barrel%はJudgeSotoStantonに次ぐチーム4位の数字。

さらに、オフシーズンのビルドアップによってスイング強度が著しく向上。

当初は6~10位に据える予定だったのですが、強烈なスイングを目の当たりして考えを改めた結果が今回の4位です。

3位:Spencer Jones

スペンサー・ジョーンズ:50 FV
2001年5月生(23歳10か月):198cm:CF

AA:2022年ドラフト1巡目(全体25位)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:第2位

Hit Power Run Arm Field
40 70 60 65 45

メカニクスに改造を加え挑んだ2024年STにおいて圧倒的なパフォーマンスを残し、スタープレーヤーへの道を走り始めたかと思いきや、インシーズンでは全くハネず評価下落。

Top 100から外すエバリュエーターがほとんどで、50 FVを与える私はかなり楽観的な人間ですね。

個人的に昨シーズンはCF守備が改善された印象。守備成績は悪かったけど…。

また、後半戦にメカニクス変更を加えてからは打撃成績が伸びており、今年のSTにおいても優れたコンタクトクオリティを見せています。

2位:George Lombard Jr.

ジョージ・ロンバード Jr.:50 FV
2005年6月生(19歳9か月):190cm:SS
A+:
2023年ドラフト1巡目(全体26位)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:第9位

Hit Power Run Arm Field
45 50 55 60 55

表面上の成績こそ平均レベルだったものの、xwOBAは70パーセンタイル程度に達しており、Chase%やSEAGERなど一部のアプローチスタッツに至っては最上級の数字。

極端な待球アプローチ、苦手な外角球の克服、低迷するPull Air%など改善すべき点は幾つもありますが、まだまだ19歳の原石。

MLBフリンジ~平均レベルのバッターへ成長する可能性は十分かと。

また、高校時代は評価が芳しくなかったSS守備においても前進を見せ、守備成績(+16.4 DRP、+12 Davenport’s FRAA)はNYY傘下No.1であるだけでなく、MiLB全体で見てもトップクラス。)

長期的にSSをプレーできるポテンシャルを秘めており、3Bにコンバートすればプラスの強肩を活かし優秀なフィールダーになり得ます。

1位:Jasson Dominguez

ジェイソン・ドミンゲス:55 FV
2003年2月生(21歳1か月):LF

MLB:ドミニカ:2019年国際FA(契約金$5.1M)
選手ページ:SavantBaseball ReferenceFanGraphs
2024年開幕版ランキング:第1位

Hit Power Run Arm Field
55 60 55 50 40

AAAにおいて80~85パーセンタイルのxwOBAを残し実力を再証明するも、NYYのOFデプスと上手く噛合わず、MLB出場はPSも含めたった21試合に終わり、打撃パフォーマンスも△。

また、OF守備のパフォーマンスは更に酷い有様で、MiLBとMLB合わせて474 IPを守り、DRS -4を記録しています。

多くのプロスペクト・ランキングにおいてTop 20やTop 30、そして一部のランキングに至ってはTop 10以内にランクされていますが、個人的には過大評価かと。

ただ、若くから上位クラスで好成績を残しているおかげで、各プロジェクションシステムから好意的な評価を与えられていることは申し添えておきます。