2017年終了時点のヤンキース・ロースター

2017年終了時点でのヤンキース・ラインナップ(25人)
 
1:左:ブレット・ガードナー
2:指:アーロン・ジャッジ
3:右:ジャンカルロ・スタントン
4:捕:ゲリー・サンチェス
5:一:グレッグ・バード
6:遊:ディディ・グレイゴリウス
7:中:アーロン・ヒックス
8:三:ミゲル・アンドゥハー
9:二:グレイバー・トーレス(シーズン途中デビュー予定)
 
控え野手
オースティン・ロマイン(捕)
ロナルド・トレイエス(二三遊)
タイラー・ウェイド(二三遊左右)
タイラー・オースティン(一左右)
 
先発ローテ
1:ルイス・セべリーノ
2:ソニー・グレイ
3:田中将大
4:ジョーダン・モンゴメリー
5:CC・サバシア
 
リリーフ
アロルディス・チャップマン(抑え)
デビッド・ロバートソン(セットアップ)
チャド・グリーン
デリン・ベタンセス
トミー・ケインリー
アダム・ウォーレン
チェイセン・シェリーブ

その他選手
 
ルイス・セッサ(先発)
ドミンゴ・ヘルマン(リリーフ)
ジオバニー・ガレイゴス(リリーフ)
ベン・ヘラー(リリーフ)
ジョナサン・ホルダー(リリーフ)
カイル・ヒガシオカ(捕)
ジャバリ・ブラッシュ(左右)
2018年シーズンのデビュー&MLB定着候補プロスペクト
チャンス・アダムス(先発)
ドミンゴ・アセベド(先発)
ビリー・マッキニー(一左右)
ジェイク・ケイブ(左中右)
 
 
MLBデビュー候補プロスペクト
ジャスタス・シェフィールド(先発)
コディ・キャロル(リリーフ)
タイロ・エストラーダ(二遊)
 
今オフ放出有力
クリント・フレイジャー(左右)
ジャコビー・エルズベリー(左中)
 

 
 
 今オフのヤンキースの大きな動きといえば、スタントン獲得・カストロ&ヘッドリー放出・サバシア契約が挙げられます。これによってサード&セカンドの確固たるレギュラー選手が居なくなり、現時点ではグレイバー・トーレス&ミゲル・アンドゥハーの二人のプロスペクトの重要性が高まっています。ただ、ワールドシリーズの優勝を狙うようなチームがこの二人に頼るのは現実的ではなく、トッド・フレイジャーとの再契約やPITのジョシュ・ハリソンの獲得が予想されています。さらに、PITとはゲリット・コールのトレード交渉が続けられていましたが、その後の進展は不明。 
 
 また、チーム編成的にはフレイジャーとエルズベリーが不必要な状態になっていますが、2017年中にはトレードが全く決まりませんでした。個人的にフレイジャーは楽しみな若手だったので残念。
 

補強ポイント
・サードのレギュラー
・左リリーフ
・控え捕手

 
 現時点での贅沢税年俸制限までは残り2000万ドル強、上の3つの補強ポイントを満たすにはギリギリの金額と言ったところでしょうか。ゲリット・コールの獲得に成功すればジョーダン・モンゴメリーをリリーフに転向て左リーフの穴を埋めるんでしょうが、コールのトレード交渉は本当にまだ続いているのか?
 今FA市場においてトッド・フレイジャーは、実際の実力よりも過小評価されている印象があり、今オフ最大のお買い得物件かもしれません。さらに、ヤンキースでの居心地に満足していたようで、契約交渉もヤンキースを優先するでしょうし、再契約を期待したいところです。