ヤンキースがニール・ウォーカーと契約合意!

↓成績


 今日ヤンキースは、FAとなりここまで売れ残っていたニール・ウォーカーと1年400万ドルの格安契約に合意しました。ちなみに、MLB.comのNYY番記者ブライアン・ホックによると425打席、450打席、475打席、500打席をクリアするごとに25万ドルのインセンティブがあり、最高で1年500万ドルになるようです。
 セカンド&サードのレギュラー候補にドゥルーリー、アンドゥハー、トーレス。、レイエスと右打者が多く(左打者はウェイドのみ)、両打ちながら対右投手を得意としている(2015~2017年xwOBA対右投手:0.340、対左投手:0.307)ウォーカーの獲得はチーム編成に上手くマッチしています。また、上の4人は若手ばかりで成績予測が難しいですが、ウォーカーは毎年成績が安定しているのもプラス。ただ、30歳を超えて2年連続で約50試合欠場していることとポストシーズンでの成績が悲惨であることは心配です。

 今オフにFAで1年400~500万ドルで契約したのはカーティス・グランダーソン、フェルナンド・ロドニー、ミゲル・ゴンザレス、マット・アダムス、カルロス・ゴメス、フランシスコ・リリアーノ、ダグ・フィスターなどウォーカーよりも格下の選手ばかりで、この契約がどれだけお買い得なものだったかが分かります。また、これでヤンキースの贅沢税対象総年俸は約1億8000万ドルとなり年俸制減まで残り1700万ドルとなっています。これなら十分にトレードデッドラインでのさらなる補強も可能ですね。



ここ3年間の各種WAR成績

rWAR
2015年:2.4
2016年:2.4
2017年:1.5

fWAR
2015年:2.2
2016年:3.7
2017年:2.2

WARP
2015年:3.3
2016年:3.5
2017年:1.7

 2016年はたまたま守備成績が良かったので、実際の実力はWARで2.0~2.5程度のレベルではないでしょうか。年齢・体力面・耐久力以外は昨シーズンまでレギュラー二塁手だったスターリン・カストロより上ですね。



 
これで今のところの開幕戦オーダーは以下の感じでしょうか。

1:左:ブレット・ガードナー
2:右:アーロン・ジャッジ
3:指:ジャンカルロ・スタントン
4:捕:ゲリー・サンチェス
5:一:グレッグ・バード
6:遊:ディディ・グレゴリウス
7:二:ニール・ウォーカー
8:中:アーロン・ヒックス
9:三:ブランドン・ドゥルーリー


ちなみに、2017年の開幕戦オーダーは以下の通りでした。
1:左:ブレット・ガードナー
:捕:ゲリー・サンチェス
3:一:グレッグ・バード
:指:マット・ホリデイ
5:中:ジャコビー・エルズベリー
6:二:スターリン・カストロ
7:三:チェイス・ヘッドリー
:右:アーロン・ジャッジ
9:遊:ロナルド・トレイエス