センターフェンス間近のフライアウトを放っただけで騒がれるJudgeを見て悲しくなりました。
AAA
Everson Pereira
STでは余りにも酷いパフォーマンスに終わったPereira。
AAAでは昨シーズンから引き続き優れたコンタクト・クオリティを維持する一方で、勝負を受ける頻度が増え打者有利カウントの割合は減少。それに従いK%も高止まりしています。
お得意の固め打ちで成績をアップスイングさせて、TDLにおけるトレードバリューを高めてほしいところですが…。
指標 | 2023 | 2024 |
wRC+ | 132 | 138 |
Avg EV | 92.8 | 90.6 |
90th EV | 107.2 | 108.1 |
Hard Hit% | 45.8 | 46.2 |
Barrel% | 11.5 | 25.6 |
Zone% | 43.4 | 47.4 |
Z-Con% | 76.1 | 63.2 |
Chase% | 28.1 | 29.0 |
T.J. Rumfield
Kevin SmithのDFAに合わせてAAAへ昇級。
低めのCH/FSをに手を出しGBを連発していますが、94.9 Z-Con%・81.2 O-Con%とコンタクトスキルはお見事。
課題のvs LHPが改善されることはないでしょうけど、AAAAプレーヤー/プラトーン要員としての未来の姿が形となってきました。
AA
Blane Abeyta
STで速球系の球速・ムーブメント・コマンド全てが宜しくなかったAbeytaですが、開幕から14回・18失点の大乱調。
そもそも昨シーズン後半からパフォーマンスは酷い有様だったので、単なる一時的なスランプ(ダウンスイング)が原因ではないかも。
Spencer Jones
先々週末から戦列に復帰。
復帰戦はDH起用だったものの、その後の出場試合全てにおいてCFを守っており、塁に出れば積極な盗塁企画を見せるなど、フィジカル面についてネガティブな要素は見当たりません。
STでは余りにも慎重なアプローチを心掛けたがうえにアーリーカウントのゾーンピッチを逃す機会も少なくありませんでしたが、ここまではアーリーカウントで放ったヒットが多い印象。
このまま順調にxDmageとK/BBのバランスの最適解へアプローチしてほしいところ。
High-A
Kyle Carr
控えめに言って酷いです。
球速はLow-90s mphに留まり、コマンドも乱調気味。9.2 IPを投げて5 K・11 BBは擁護しようがありません。
ランナーに目を向ける余裕がないのか、LHPにもかかわらず簡単にSBを許しており、比較的好調なCHを武器にGBを量産している点が唯一のポジ要素かと。
取り敢えず肉体改造をかまさないと、このままではどうにもならんよ。
Low-A
Kris Bow
14巡目指名ながらも魅力的なロースペックを残り、スリーパー・プロスペクトとして期待されていた存在だったものの、今シーズンも肝心のコマンドは改善されず、単にBBを連発するだけでなく8 IPを投げて5 HBPと藤浪化。
Statcastデータを見る限りSLに改良(改悪?)が加えられている模様ですが、ほとんどのSLピッチが理想的なコースを外れています。