ヤンキースがJ.A・ハップを獲得!

先日、オリオールズとのトレードでザック・ブリットンを獲得したヤンキースですが、さらに今日はブルージェイズとのトレードで先発左腕のJ.A・ハップを獲得しました。この対価としてはブランドン・ドゥルーリーとビリー・マッキニーを放出しています。


ヤンキース

 J.A・ハップ


ブルージェイズ

 ブランドン・ドゥルーリー

 ビリー・マッキニー


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ヤンキースファンの自分にとってハップと言えば2009年WSでニック・スウィッシャーにHRを打たれ、第6戦では松井秀喜にダメ押しのタイムリー2ベースを打たれたヤンキースの味方みたいな選手。その後は先発4~5番手クラスの成績でしたが2015年に突然ブレイク(確かリリースポイントと投球割合を変えたことが理由だったはず)。今シーズンはオールスターにも出場し、防御率こそ平均レベルですが自己ベストの奪三振率10.3を記録しています。

しかし、この6先発での成績は防御率6.03、FIP4.82。それまでは14先発、防御率3.48、FIP3.47だったので大きく調子を落としていることが分かります。去年は同じ先発左腕のハイメ・ガルシアを獲得して大失敗に終わりましたが・・・。


ドゥルーリーはシーズン前にARIから獲得したユーティリティーで、グレイバー・トーレスのMLB昇格までのつなぎとして期待されましたが、ARI時代から頭痛に苦しんでいたことを隠しており開幕して1週間でDL入り。復帰後はAAAで好成績を残しましたが、MLBでは全くと言っていいほど活躍していませんでした。

マッキニーは開幕してすぐに故障したヒックスの代わりに昇格。そのMLBデビュー2試合目で守備の際フェンスに衝突して肩をねんざ。故障者リスト入りとなりそれ以来はAAAでプレーしていましたが、イマイチな成績に終わっていました。

ドゥルーリーは成績がイマイチでトレースが復帰した今はもう要らないですし、ヤンキースは外野の層が厚いですからマッキニーも今シーズン中は完全に不必要な存在。ハップが本当にヤンキースで活躍するかは置いといて、ヤンキースにとっては良い対価で獲得できましたね。まあ、レッドソックスもイバルディを獲得していますしどっちみち6ゲーム差を追い付くのはもう不可能なんですけどね。


一応、シーズン前にドゥルーリーとマッキニーは以下の記事で詳しく取り上げています。

ヤンキースが3チーム間トレードでブランドン・ドゥルーリーを獲得!

ビリー・マッキニー:ヤンキース・プロスペクト