Gerrit Cole 終焉へ
「ヤンキースの2024年春季キャンプ1週目の雑感」にて悲惨な初回登板を取り上げたColeですが、登板時に違和感を感じていたため、次回登板をスキップして右肘のMRIを受けることに。
NYYは「予防的な検査」と文字通り予防線を張っていますが、肘に異常があろうがなかろうが、そもそも状態が悪い中で、調整タイムラインに遅れが生じる時点で終わり。
Carlos Rodon 終焉へ
2月の初回登板で最速95.9 mph・平均93.6 mphを計測したRodonは、2nd登板にて更に調子を落とし最速94.8 mph・平均93.2 mphへスピードダウン。
本人は”変化球の調整を意識した”的な言い訳をほざいていましたが、素人目でも分かるほど肘が下がり、ローエフォートなメカニクスとなっていて、ここら辺を根本から修正しない限り、フロントエンドスターターへの復活は夢のまた夢。
この状態では、新たに習得したCTも焼け石に水でしょう。
— Fordy Ballgame (@ironhorse0619) March 7, 2024
LADにゴミを掴まされたNYY
LADからトレードで2人のRP投手(Caleb FergusonとVictor Gonzalez)を獲得したNYYですが、2人とも球速が2 mph前後低下して、投球内容も宜しくありません。
LAD時代のST戦登板を記録を見る限り、早い段階から球速を出すタイプのようで、単なる調整プロセスの一環とは思えず、Ron MarinaccioやTommy Kahnleが不調又は故障に苦しむ中で手痛い誤算。
NYYのフロントがLADと対等に渡り合うなんて、ハナから有り得ない話だった訳ですね。
やはり大人しくOAKやらPITと負け犬通し慣れ合うのが正解。
ブルペンのスリーパーオプション
メカニクスを改善したNick Burdiが2度の登板で印象的なパワーピッチを披露。
FFの球速復活もさることながら、昨シーズン終盤に改良したSLのムーブメントは〇
コマンドも現時点では必要水準をクリアしていて、1球だけ投げたCHも投球頻度を増やして構わないのでは?
球種 | 球速 | スピンレイト | VB | HB |
FF | 98.2 | 2443 | 15.5 | 11.3 |
SL | 87.3 | 2792 | 34.9 | 13.8 |
CH | 92.4 | 1908 | 30.1 | 15.2 |
また、Dennis Santanaも球速が回復傾向にあり、6登板で8 K・0 BB・無失点と素晴らしい内容。
とは言え、2人とも対戦相手の質は高くありません。
Oswald Peraza 終焉へ
ゴミのようなアプローチと拙守を繰り返した挙句、右肩甲下筋損傷により数ヶ月の離脱が決定。
50 FVプロスペクトは約半数がモノにならないのですが、その半数の1人であったことが確定したも同然。
となると、控えIFが1人必要となるわけですけど、MiLB契約招待組は軒並み低パフォーマンス。
Jorbit Vivasの早期昇格をかますよりは、Amed Rosarioに1年$4Mをオファーしたとの報道があったように、FA市場の売れ残りから見繕うべきかもしれません。
Roderick Arias
初めてライブプレーを目にしました。
Roderick Arias 1st PA pic.twitter.com/G4OE2U4TrG
— Fordy Ballgame (@ironhorse0619) March 11, 2024
コメント
ぶっちゃけ今年もプレーオフ進出は厳しいと思いますか?
ColeとRodonをフロントエンドSPにすり替えた場合、プロジェクション上はPS進出率が40~50%程度となります。そこから更にSTで見受けられるポジ要素とネガ要素をプラマイすれば…
くっさごみばっかやん