ジャスタス・シェフィールド:ヤンキース左腕No.1プロスペクト

 
ジャスタス・シェフィールド
 
 
21歳/180㎝・90㎏/左投先発
2014ドラフト1巡目全体31位(インディアンズ)
BAプロスペクトランキング2017年夏版・73位
MLB.comプロスペクトランキング・79位
BPプロスペクトランキング2017年夏版・47位
 
 
速球      :  55/60 (93~95マイル・最速97マイル)
スライダー   :  45/60 (86~87マイル)
チェンジアップ :  40/55 (84~86マイル)
コマンド    :  40/45
総合      :  45/60

 

 
 2014年のドラフトでCLEに入団しましたが、2016年トレードデッドラインでアンドリュー・ミラーとのトレードによりクリント・フレイジャーと共に入団。ヤンキースでも順調に成長を見せ傘下No.1左腕と目されています。
 
 シーズン序盤はAAのレベルに対応できなかったのか成績が悪く、脇腹の故障で2ヶ月近く離脱することもありましたが、シーズン後半戦は安定し、昨季までは最速96マイル、平均92~94マイルだった速球が、現在参加中のアリゾナ秋季リーグでは最速97マイル、平均94~96マイルを計測するなど成長を見せました。
 決め球のスライダー(スラーブ)も平均以上で、早いカウントから積極的に右打者の内角低めに投げ込み、チェンジアップも将来平均~平均以上レベルが見込めると言われています。
 課題は高校時代からコマンドで四球率は例年3台、リリース時に体を大きく三塁側に傾けるフォームのためにリリースポイントが安定しないようです。またAAに上がり去年まで0.57だったHR/9が今年は1.35まで悪化し奪三振率も下がっています。ただ怪我から復帰後は四球が減る一方、三振は増えて来年が期待できるピッチングを見せました。
 
 
 ポテンシャルは先発3~4番手と言われていますが、シーズン後半戦の投球を見れば先発2番手クラスになるのも無くはないかな?今年のような怪我がなければ来シーズン途中でのデビューも期待できるでしょう。
 


 

高校時代から太りやすい体質が問題視されていましたが、NYY移籍後は体系も安定