シーズン97勝を挙げたアスレチックスが相手だっただけに私は負けても当然ぐらいのネガティブな状態で試合を観たんですが、なんだかんだ3-0でヤンキースが勝利し2年連続でALDS進出を決めちゃいましたね。
これでALDSではレッドソックスと3戦先勝で対戦することになりますが、レギュラーシーズンの直接対決では9勝10敗とヤンキースが負け越しています。
アスレチックスが2年連続防御率4点台で左打者よりも右打者との対戦成績の方が悪いリアム・ヘンドリクスを右打者が並ぶヤンキース打線相手にオープナーとして使うという意味不明な采配をやらかし、結果としてジャッジのホームランによりあっさりとヤンキースが先制。
2回~4回は右打者が得意なトリビーノが無失点に抑えていたので、もしトリビーノがオープナーならマズかったかもしれませんね。
去年のワイルドカードゲームで1アウトしかとれなかったヤンキースの先発はセベリーノは初回から全開で投げ3回をノーヒッター。ただ、4回からは疲労からか制球が乱れ(とりわけスライダー)右打者にもチェンジアップを多投するなど苦し紛れの投球で、結局5回無死でベタンセスと交代となりました。
リリーフ陣ではベタンセス、ロバートソン、チャップマンは無失点でしたが、9月に防御率0.00を残し好調だったはずのブリットンがHRを打たれています。
6回表まではジャッジのホームラン以外得点がありませんでしたが、6回の裏にここ9試合のPS登板のうち7試合で失点しているロドニーが例年通りに打たれ、代わって2018年リリーフMLBトップの防御率0.78を残していたトライネンが登板しますがボイトに三塁打、グレゴリウスに犠牲フライを許し2失点。8回にはスタントンにもホームランを打たれ自責点3となりましたが、トライネンは今季レギュラーシーズンで自責点を2点以上取られたことはありませんでした。ボイトとスタントンに打たれたのはどちらもスライダーで、珍しくキレがなく真ん中に集まってしまっていましたね。
あとはアンドゥハーと途中交代で出場したエチェバリアのスーパープレーが話題になったぐらいですかね。
ALDSは日本時間で以下の通りの日程で行われます。
第1戦:10月6日(土)、午前8時32分~、フェンウェイパーク開催
第2戦:10月7日(日)、午前9時15分~、フェンウェイパーク開催
第3戦:10月9日(月)、開始時間未定、ヤンキースタジアム開催