ヤンキースの2018~19年オフ補強&放出予想
2019年の1年1250万ドル(バイアウト200万ドル)のチームオプションをヤンキースが行使するか注目されていたブレット・ガードナーですが、ヤンキースはこのオプションを破棄。その代わりに1年750万ドルの契約を結びました。
バイアウトの200万ドルも含めると実質的にはガードナーに950万ドルを払うことになりますが、2018年シーズン成績(rWAR=2.8、fWAR=2.5)を考えるとFA市場に出ていればもっと好条件な契約を得られていたでしょうからガードナーもヤンキースを優先して契約したのでしょう。
ちなみに、上の記事における私の予想はオプションを破棄して2年1500万ドル(来季年俸800万ドル)で再契約という内容だったので幸先の良いスタートに。次はエルズベリーのDFAですかね。
オフシーズン・スタート前のヤンキースの贅沢税対象となる推定来季総年俸が1億5300万ドルだったので、今回の契約も含めると合計で約1億6050万ドル。来季の年俸制限が2億600万ドルに設定されているので、贅沢税課税対象外にはあと約4500万ドルの余裕があることになります。
世間ではブライス・ハーパー&マニー・マチャドのヤンキース入り予想が何度も話題になっていますが、オフシーズン・スタート前の編成会議でヤンキースはとりあえずブライス・ハーパーとは契約しないことに決めたようで、マニー・マチャドの獲得にも”乗り気ではない”と報道されています。やはり上の記事でも予想した通りここからは投手中心の補強になりそうですね。