今年も早々と故障者が続出したので、”ヤンキースの故障者たちの近況”の報告を再開しようかと。
また、故障しているわけではありませんが2月に獲得したジャスティン・ウィルソンが一昨日の試合で春季キャンプ初登板を果たすも、球速が例年の1.5~2マイルも遅く0.1回・5失点の大炎上。勿論まだ本調子ではない可能性が高いわけですが、もしただの衰えによる劣化ならば不良債化は確実。
ザック・ブリットン
1月にコロナウイルスに感染したこともあり調整が遅れていたブリットンですが、7日のブルペン投球にて左肘の張りを訴えシャットダウン。その後、MRI検査にて左肘に骨片が見つかったため除去手術が必要となりました。
実戦復帰には3~4か月間を擁する予定とのことで、マイナーでの調整期間の必要性も考えるとシーズン前半戦中のMLB復帰は厳しいかと。
クラーク・シュミット
アマチュア時代から毎年のように故障しているガラスのエースですが、早速ながら春季キャンプ開始直後の初ブルペン登板にて右肘伸筋腱の痛みを訴え3~4週間の離脱が決定。
1週間前のインタビューにてブーン監督は”投球再開まで最低でもあと1週間は必要”とコメントしており、実際に現在も復帰へのタイムテーブルは未定のまま。
ロビンソン・チリーノス
春季キャンプ開始前にヤンキースとマイナー契約を結び春季キャンプに参加。ゲーリー・サンチェスとカイル・ヒガシオカに次ぐ第3のキャッチャーとして位置付けらていましたが、一昨日のパイレーツ戦にて98マイルの剛速球を右手首に受け骨折。復帰までの必要期間は不明ですが、通常ならば最低でも2ヶ月は必要なはず。
ただ、チリーノスと同様にマイナー契約を結んでいたロブ・ブラントリーがここまで3打数2本塁打の活躍を見せているので、チリーノスの離脱はヤンキースにとって大したマイナスではありません。
ルイス・セベリーノ
昨年2月にトミー・ジョン手術を受けリハビリを続けていたセベリーノが今週からピッチングを再開。ブルペンにてファストボール20球を投じました。
まあ、MLB復帰は今シーズン終盤なので気長に。