2018年の上半期に2017年シーズンまでの成績を元にして”歴代野球選手ランキングTop100”なるものを作成したのです...
2021年シーズンの結果やこの1年間のスタッツの発展、私個人の勝手な評価基準の変化を踏まえ、当ブログで作成していた「歴代野球選手ランキングTop100」のアップデートを行いました。
ランキングの大きな変更点は以下となります。
- 成績予測システムZiPSが算出した”禁止薬物を使用していなかった場合のバリー・ボンズとロジャー・クレメンス”の通算成績を参考にクレメンスを大きくランクアップ。
- 公平性を期し元ヤンキース所属選手(マリアーノ・リベラ、ヨギ・ベラ、デレク・ジーター)をランクダウン。
- Baseball Referenceにより整備されたニグロリーグのセイバー指標を参考にニグロリーグ選手の順位を変更。
- ”疑わしきは罰せず”の原則をより重視しジェフ・バグウェルを大きくランクアップ。
- ハンク・グリーンバーグとジョニー・マイズの従軍空白期間を精査し、グリーンバーグ側の順位を大きくランクダウン。
- 現役当時の傑出度を顧みてシューレス・ジョー・ジャクソンをランクダウン。
- 2021年シーズンに活躍した現役選手(マックス・シャーザーとクレイトン・カーショウ)をランクアップ。
(赤字は現役選手)
史上最も偉大な野球選手は誰?
私の独断と偏見でニグロリーグ(黒人リーグ)の歴代選手を第20位までランク付けしました。
基本的にニグロリーグをメインとしてプレーした選手を...
コメント
ケン・グリフィーJrが35位というのは個人的には少し意外でした。確かにESPNが選んだ歴代TOP100の紹介にも「この順位は高すぎるかも」と書かれてましたが、ステロイドとは無縁の5ツールプレーヤーで90年代のスター選手として名を馳せたので20位以内にはランクインする選手だと思ってました。ただCIN時代からのパフォーマンス低下という悪いイメージやの通算セイバースタッツを見れば、私のグリフィーに対する評価も少し過剰なんだろうなと気付かされるランキングでした。
貢献度(WAR)を同時代のクリーンな選手と比べるとジェフ・バクウェルと互角、チッパー・ジョーンズより下なわけですから、これでも全盛期の傑出度と人気面を考慮してグリフィーと彼らを差別化したつもりです。
まあ、そもそもバグウェルやジョーンズの順位が低すぎるのかもしれないですけど。