ヤンキース:プロスペクト・ランキング:トップ100:2024年開幕版



100位 ➡ 86位 85位 ➡ 71位
70位 ➡ 61位 60位 ➡ 51位
50位 ➡ 41位 40位 ➡ 31位
30位 ➡ 21位 20位 ➡ 11位
10位 ➡ 1位

70位:Kevin Stevens

ケビン・スティーブンス:30 FV
1998年2月生(26歳2か月):188cm:RP/RHP
Low-A:2022年ドラフト外
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2023年Mid版ランキング:ランク外

FB SL CB CH Cmd
60 45 40
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
100 95~97 87~88

大学時代の度重なる肘/肩の故障によりドラフト漏れ。

プロ1年目となる2022年シーズンにおいてAvg 94.0 mphにとどまっていたFFが、2023年シーズン開幕前にAvg 97 mphを計測してブレイクを予感させるも、再度の故障により2023年シーズンを全休。

ただ、シーズン終了後にAFLにて実戦復帰を果たすと、7.1 IPで10 K・3 BB・3 Rと活躍。

年齢的にポテンシャルは限られていますが、2400~2600 rpmの剛速球と高速SLのコンビネーションは魅力的。

69位Wilson Rodriguez

ウィルソン・ロドリゲス:30 FV
2004年9月生(19歳6か月):185cm:CF
FCL:プエルトリコ:2023年ドラフト17巡目
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2023年Mid版ランキング:ランク外

Hit Power Run Arm Field
35 45 55 ? ?

ドラフト終盤でプエルトリコから引っ張り上げられ、FCLの限られた出場機会の中で活躍したスリーパー・プロスペクト。

Rafael Deversを彷彿させるスイングから期待以上のパワーを発揮し、アプローチの評判も良好。プエルトリコWLでは悲惨な成績に終わったとはいえ、様々なファクターにおいてプロジェクションの余地を感じさせます。

守備については未知数ですが、3B到達タイム11.5秒を計測するスピードは少なくとも平均以上。

68位:Josh Tiedemann

ジョシュ・タイドマン:30 FV
2004年6月生(19歳9か月):183cm:SP/SS
FCL:2023年ドラフト13巡目
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2023年Mid版ランキング:ランク外

FB SL CB CH Cmd
50 40 ? 40
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
95 89~91 80~82 ?
Hit Power Run Arm Field
35 40 50 55 ?

Brock Selvidgeと同じアリゾナ州ハミルトン高校出身の、高い身体能力を誇る二刀流プレーヤー。

ピッチャーとしては、特徴的なローエフォートのショートアーム・デリバリーから最速91~92 mphを計測していましたが、トレーニング施設での肉体&メカニクス改造によって球速バンプを経験。

変化球はSLとCHの2種類ですが、CT気味のSLが決め球となります。

野手としては、非常にシンプルなリフト・スイングから良好なEVを計測。

強肩と平均以上のスピードはIFだけでなくOFでも活きるはず。

取り敢えず現時点では、片方に専念せず二刀流両方でプレーを続けています。

67位:Josh Breaux

ジョシュ・ブロー:30 FV
1997年10月生(26歳5か月):185m:C
AAA:アメリカ:2018年ドラフト2巡目
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs

2023年Mid版ランキング:ランク外

Hit Power Run Arm Field
35 50 25 50 40

スぺ体質が改善されることはなく2度のIL入りを喫するも、2022年シーズンと比べると成績は向上。

NYYはキャッチャーとしての育成に拘っているようですが、そろそろタイムリミットを迎えそうな雰囲気。

今シーズンにAAAで爆発したとしても、トレードの駒に用いられるのがオチでは。

66位:Sean Hermann

シェーン・ハーマン:30 FV
2003年6月生(20歳9か月):183cm:SP/RHP
High-A:2022年ドラフト14巡目

選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2023年Mid版ランキング:第47位

FB SL CH CT Cmd
40 40 50 40 55
FB/be FB/vel SL/vel CH/vel CT/vel
95 91 84 87 88

71 GB%を生み出すCHと65 GB%を生み出すCTを武器に打たせて取るピッチングを本分とするも、如何せん球威不足が否めず、Low-Aでは至って並みの成績。

20歳の誕生日を迎えましたが、昨シーズンからの球速アップはほとんど見受けられませんでした。

苦手としているLHPとの対戦成績が後半戦に上向いた点は数少ないポジ要素。

65位:Bailey Dees

ベイリー・ディーズ:30 FV
1999年2月生(25歳1か月):203cm:RP/RHP
AA:2021年ドラフト18巡目
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2023年Mid版ランキング:ランク外

FB SL CB CH Cmd
50 45 40 40
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
96 92~94 85 87

NYY傘下最大級の巨体の持ち主ですが、球威は至って平均レベル。

決め球SLは時折プラスの変化を見せるものの安定感に欠け、CHも平均を下回っています。

ただ、今回のSTでは球速アップの兆候を示しており、今年はAAで躓くことなくAAAへ到達するのではないでしょうか。

64位:Yoljeldriz Diaz

ヨルジェルドリス・ディアス:30 FV
2001年7月生(22歳8か月):180cm:RP/RHP
Low-A:ベネズエラ:2018年国際FA
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2023年Mid版ランキング:ランク外

FB SL CB CH Cmd
55 45 30 35
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
98 94 83 89

2022年シーズン開幕直後にトミー・ジョン手術を喫し、2023年シーズン終盤戦に何とか戦列復帰。

トミー・ジョン手術前に最速98 mphを計測したFFは依然として球威を保っており、SLも決め球としての及第点をクリアしていますが、如何せんコマンドとコントロールが安定しません。

メカニクスがスムーズなだけに、制球改善の可能性はありそうですが…。

63位:Bryce Warrecker

ブライス・ウォーレッカー:30 FV
2001年9月生(22歳6か月):203cm:RP/RHP
:2023年ドラフト20巡目
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2023年Mid版ランキング:ランク外

FB ST CB CH Cmd
45 60 40 55
FB/be FB/vel ST/vel CB/vel CH/vel
93 92 82 Low-80s

NCAA3年間は所属リーグ平均レベルの成績に終わったものの、2022年のケープコッド・リーグにて最優秀ピッチャーに選ばれるほどの大活躍を見せ話題に。

2023年ドラフトではより高ラウンドでの指名が見込まれていたものの、結果としてNYYが最終ラウンドで釣り上げる形となりました。

今回のSTで披露したように、サイドアームに近い3/4スロットから投げ込む変化量特大のSTが最大の武器で、CT気味の変化を見せるFFも球速以上に厄介なピッチ。

高身長の変則投手としては非常に珍しいことにコマンドも安定しており、万が一にも球速バンプを経験すれば一気にMiLBを駆け上がっていくはず。

62位:Aaron Palensky

アーロン・パレンスキー:30 FV
1998年9月生(25歳6か月):178m:LF

AAA:2020年ドラフト外
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2023年Mid版ランキング:ランク外

Hit Power Run Arm Field
40 45 45 50 40

High-AにてwRC+ 200超の大爆発を見せ話題となるも、AA~AAAでは極端な高弾道バッティングの反動として低BABIPに苦しみ並みの成績に。

平均を下回るLF/RF守備にも向上は見受けられません。

ただ、High-Aにおける好成績や優秀なK-BB%のおかげでプロジェクション上の予測値は悪くなく、世間的な評価よりハイバリューなプロスペクトなのかも。

61位:Brandon Lockridge

ブランドン・ロックリッジ:30 FV
1997年3月生(27歳0か月):180m:CF

AAA:2018年ドラフト5巡目
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2023年Mid版ランキング:ランク外

Hit Power Run Arm Field
35 45 60 40 55

昇級3年目にしてAAをやっと卒業するも、AAAでは再びゾーン外ピッチへのアプローチに苦労し20パーセンタイル程度のxwOBAconを記録。

平均超のスピードを活かし依然として外野では広範囲をカバーしていますが、弱肩によってレンジ得点のプラスを送球得点のマイナスで打ち消す形に。

年齢的に残された時間は限られているものの、今年も苦手とするSTにおいて酷いパフォーマンスを披露。