ヤンキース:プロスペクト・ランキング:トップ100:2024年開幕版



100位 ➡ 86位 85位 ➡ 71位
70位 ➡ 61位 60位 ➡ 51位
50位 ➡ 41位 40位 ➡ 31位
30位 ➡ 21位 20位 ➡ 11位
10位 ➡ 1位

30位:Dexters Peralta

デクスターズ・ペラルタ:35 FV
2007年7月生(16歳8か月):185cm:3B
-:ドミニカ:2023年国際FA(契約金$500K)
選手ページ:MiLB公式Baseball Reference・FanGraphs
2023年Mid版ランキング:入団前

Hit Power Run Arm Field
35 45 55 ? ?

Int FAでのボーナスはミドルクラスの数字でしたが、最近になって急激に伸びたタイプのプロスペクトとのことで、Baseball Americaが最新のランキングにて傘下Top 30へ追加したほど。

もやしのような長身痩躯はプロジェクションに満ち溢れ、映像を見る限り身体能力と俊敏性の高さを感じさせます。

個人的にはRichard Maticよりこちらの方が圧倒的に好みです。

29位:Caleb Durbin

ケイレブ・ダービン:35 FV
2000年2月生(23歳1か月):168cm:2B
AA:2021年ドラフト14巡目(ATL)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2023年Mid版ランキング:第32位

Hit Power Run Arm Field
45 30 60 50 65

今オフの下記投稿にて詳細なプロファイルを取り上げているので、本項では省略。

ミニマムサイズながらもヤンキース傘下最高級の内野守備を武器に活躍し、AFLではバッティング面でもハネた内野手有望株ケイレブ・ダービン(Caleb Durbin)について

28位:Omar Gonzalez

オマール・ゴンザレス:35 FV
2005
年7月生(18歳8か月):193cm:SP
DSL:ドミニカ:2022年国際FA(契約金$135K)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2023年Mid版ランキング:第22位

FB SL CB CH Cmd
55 45 50 40
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
95 ? ? ?

20″超と極端に高いIVBを生み出す特徴的なオーバースロー・メカニクスに綻びが生じたのか、制球難のダウンスイングに苦しみ、2022年に好成績を残したはずDSLにて9.00 RA/9と投壊。

35%を超えるK%を残していることからも分かるように、依然としてピッチクオリティは年齢水準を上回る代物で、球速もスピードアップ傾向にあったようですが、肝心の制球難が改善される前に肘を痛めトミー・ジョン手術。

2025年FCLで復帰する運びとなるでしょう。

27位:Jerson Alejandro

ヘルソン・アレハンドロ:35 FV
2006
年2月生(18歳1か月):198cm:SP
DSL:ドミニカ:2023年国際FA(契約金$400K)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2023年開幕版ランキング:第18位

FB SL CB CH Cmd
60 45 45 40
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
98 92~93 80 86~87

Int FAプロスペクト時代に98 mphを計測したご自慢のFFは最速95mph・常時Low-90s mphに留まったものの、DSLのティーンエージャーを抑えるには十分で、17歳ながらもリーグ平均超の成績を残した点は収穫材料。

ただ、LHBに対し極端な低成績を残しており、投球アプローチの改善は必須か。

爪の不調に苦しんでいたとの話もあって、今シーズンは”King Kong”のニックネームに見合うようなパワーピッチを期待したいところ。

26位:Keiner Delgado

カイナー・デルガド:40 FV
2004年1月生(20歳2か月):170cm:2B
FCL:ベネズエラ:2021年国際FA
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs

2023年開幕版ランキング:第27位

Hit Power Run Arm Field
45 35 55 45 45

その小柄な体格から懐疑的な声が多いプロスペクトですが、FCLにおいてもアプローチ・スタッツを中心に引き続き好成績を記録。

2Bに固定されたのかと思いきや、シーズン終盤にはHans Monteroに代わりSSを守る機会も増え、走攻守に渡り実りあるシーズンとなりました。

Instagramの投稿を見る限り、今オフ中に相当なビルドアップを行った模様で、果たして吉と出るか凶と出るか?

25位:Luis Serna

ルイス・セルナ:40 FV
2004年7月生(19歳8か月):180cm:SP

FCL:メキシコ:2021年国際FA
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2023年Mid版ランキング:第15位

FB SL CB CH Cmd
40 45 45 70 50
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
95 91 80 76 74

肩の故障によりFCLシーズンの半分を欠場し、球数制限を受け長いイニングを投げる機会もなく、これといった収穫がない1年に。

傘下最高級のCHを武器にLHBをほぼ完ぺきに抑えるも(.133/.188/.167・38 K%・6 BB%)、対照的にRHBには徹底的に打ち込まれており(.302/.434/.488・21 K%・11 BB%)、健康状態の維持だけでなくアプローチの改善も必須。

彼のような40 FVのフリンジレベルがSPローテ5番手以内に入る可能性は10~15%程度、6番手以内以内に入る可能性は15~20%程度ですが、フロアーが高くバライアンスが小さな彼であれば、ここら辺のパーセンテージは少し変わってくるはずです。

24位:Kyle Carr

カイル・カー:40 FV
2002年5月生21歳10か月):185cm:SP
ー:2023年ドラフト3巡目(全体97位)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2023年Mid版ランキング:第39位

FB SL CB CH Cmd
50 45 40 40
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
97 92~93 82~83 84~85

ドラフト前は6~10巡目クラスの評価を受けていたものの、同クラスにて独自路線に走ったNYYがオーバーピック。

高校~大学にかけて左肘トミー・ジョン手術、右手骨折、右肩関節唇損傷と幾度となく大怪我を経験。

そのためトラックレコードが非常に少なく、現時点では評価が難しいプロスペクトですが、高い身体能力を理由に、今後の急成長を期待する声が多数。

STのライブセッションにてプロ入り後初めてピッチングを披露しましたが、個人的には大してインプレッションを受けませんでした。

23位:Enmanuel Tejeda

エンマニュエル・テハダ :40 FV
2004年12月生(19歳3か月):180cm:3B
FCL:ドミニカ:2022年国際FA(契約金$40K)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2023年Mid版ランキング:第24位

Hit Power Run Arm Field
45 35 55 50 50

Keiner Delgadoと同じくEVスタッツが伸びなかったものの、一部では傘下No.1との呼び声もあるバットコントロールを武器に、若干18歳ながらFCL全体3位となる152 wRC+を記録。

2B/3B守備ではエラーが多くRFも大したことありませんが、一般的な評価は平均レベル。

公称身長が5-11(180㎝)となっていますが、本当にそれだけの身長があるのか疑問。

22位:Jordarlin Mendoza

ホルダルリン・メンドーサ:40 FV
2003年11月生(20歳4か月):183cm:SP/RHP

FCL:メキシコ:2021年国際FA
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2023年Mid版ランキング:ランク外

FB SL CB CH Cmd
55 60 40 35
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
99 94 84 ?

リピート性に欠けるエレクトニックなメカニクスから最速99 mph、常時mid-90 mphのFFを投げ込み、決め球のSLは3000rpmを超えるプラスピッチ。

SP投手としては物足りない身長、変化球のレパートリー、18.6 BB%を残したコントロールを踏まえると、上位階級到達までにブルペンに回る可能性が高いはずですが、今オフはビルドアップを行っており、100 mphクリアも期待したいところ。

21位:Yoendrys Gomez

ヨエンドリス・ゴメス:40 FV
1999年10月生(24歳5か月):190cm:SP/RHP
MLB:ベネズエラ:2016年国際FA(契約金$50K)
選手ページ:SavantBaseball ReferenceFanGraphs
2023年Mid版ランキング:第16位

FB SL CB CH CT Cmd
55 50  50 45 45 45
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel CT/vel
98 94 83 79 89 87

40人ロースター追加から3年、度重なる故障を経て、シーズン最後の遠征シリーズにて遂にMLBデビュー。

1試合・2 IPの顔見せ登板でしたが、期待通りハイクオリティなピッチレパートリーを披露し、TOR主力打線を相手に4Kを奪いました。

しかしながら、今シーズンは改めてスイングマンとしての活躍を期待されるも、STの登板で球速が大幅に低下。

スぺ体質により兼ねてから球威が安定しないピッチャーとはいえ、チームのロースター状況やMiLBオプション数を考えると、ダウンスイングを経験する暇はありません。