目次
100位 ➡ 86位 | 85位 ➡ 71位 |
70位 ➡ 61位 | 60位 ➡ 51位 |
50位 ➡ 41位 | 40位 ➡ 31位 |
30位 ➡ 21位 | 20位 ➡ 11位 |
10位 ➡ 1位 |
50位:Anthony Hall
アンソニー・ホール:35 FV
2001年2月生(23歳1か月):185㎝:RF
High-A:2022年ドラフト4巡目(全体130位)
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2023年Mid版ランキング:第21位
Hit | Power | Run | Arm | Field |
40 | 50 | 45 | 50 | 40 |
開幕をIL上で迎えスローなスタートを切ったものの、プロの水に慣れると癖があるアプローチはLow-Aにてポジティブな効果を発揮し、パワフルなバッティングを披露しただけでなく、平均超のZ-Con%とChase%を記録することでK/BBも良好に。
しかし、High-Aで打って変わって貧打に喘ぎ、.578 OPS(63 wRC+)はチーム内でワーストの数字(100 PA以上)。
また、外野では3ポジションを流動的に守りましたが、試合中継があるHigh-Aでのプレーを見る限り相当な拙守。
シンプルにLHPも苦手としており、今後アップサイドに振れたとしても、コーナーOFプラトーン要因が関の山。
49位:Edgar Barclay
エドガー・バークレー:35 FV
1998年5月生(25歳10か月):178cm:RP/LHP
AAA:2019年ドラフト15巡目
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2023年Mid版ランキング:第45位
FB | SL | CB | CH | Cmd |
40 | ー | 45 | 60 | 60 |
FB/be | FB/vel | SL/vel | CB/vel | CH/vel |
95 | 90 | ー | 78 | 79 |
故障により開幕から出遅れるも、リハビリ登板を経てSPロールに復帰。
AAではERA&FIP共に1点台の完ぺきに近い支配的なピッチングを披露するも、AAAでは反対に5.89 ERA・6.96 FIPと投壊。三振は奪えたのですが、15.7 BB%・2.2 HR/9が…
ただ、Statcastスタッツが特段劣っていたわけでもなく、それほど悲観する必要はないのかも。
48位:Brian Hendry
ブライアン・ヘンドリー:35 FV
1999年10月生(24歳5か月):193cm:SP/RHP
ー:2023年ドラフト10巡目
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2023年Mid版ランキング:ランク外
FB | SL | CB | CH | Cmd |
55 | 45 | 45 | ー | 35 |
FB/be | FB/vel | SL/vel | CB/vel | CH/vel |
100 | 93~95 | 84~85 | 81~83 | ー |
2021年(3年生)にトミー・ジョン手術を受け、2022年シーズンを全休。その年のサマーリーグで復帰すると、名門オクラホマ州立大学に移るNCAA復帰。
通常より2年遅れてのドラフト入団となりました。
ディセプションに優れたオーバースローから投げ下ろされるFFはライディングアクションに長け、平均約2500 rpm・19 IVBを計測。さらに、大学時代は最速98 mphだったのですが、昨年のNYY傘下秋季キャンプにて100 mphを叩き出した模様。
約2600 rpm・41 Whiff%のSLと3000 rpmに達することもあるCBも共にクオリティ〇。
制球難と年齢はプロスペクトとしてマイナスポイントですが、10巡目指名と思えば許容範囲内。
47位:Yorlin Calderon
ヨーリン・カルデロン:35 FV
2001年8月生(22歳7か月):190cm:RP/RHP
High-A:ドミニカ:2018年国際FA
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2023年Mid版ランキング:ランク外
FB | SL | CB | CH | CT | Cmd |
45 | 45 | 40 | 45 | 35 | 50 |
FB/be | FB/vel | SL/vel | CB/vel | CH/vel | CT/vel |
94 | 91 | 82 | 79 | 86 | 86 |
完成度が低いローエフォートなメカニクスのおかげで球速は伸びませんが、メカニクス改良だけでなくフィジカル的にもプロジェクションの余地を感じさせ、今後の球威向上を期待。
また、反対に変化球や制球力、投球術の完成度は高く、球速バンプを経験すれば一躍40 FV以上のプロスペクトとなり得ます。
46位:Cade Smith
ケイド・スミス:35 FV
2002年4月生(21歳11か月):185cm:SP/RHP
ー:2023年ドラフト6巡目
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2023年Mid版ランキング:ランク外
FB | SL | CB | CH | Cmd |
55 | 50 | 40 | 35 | 35 |
FB/be | FB/vel | SL/vel | CB/vel | CH/vel |
97 | 92~94 | 86~87 | 80 | m-80 |
名門ミシシッピ州立大学にて制球難に苦しみながらもエースとして活躍し、2023年ドラフトでは事前の二桁順位評価を覆しNYYがオーバーピック。
IVBが高いFFと高速かつ縦に落ちるジャイロSLのコンビネーションは威力バツグン。
SPに留まる可能性は低いはずですが、今ST登板でのRP登板では95~96 mphを連発しており、平均以上の速球と変化球を兼ね備えるパワーリリーバーへの成長を期待。
45位:Edgleen Perez
エドグリーン・ペレス:30 FV
2006年5月生(17歳10か月):178cm:C
DSL:ベネズエラ:2023年国際FA
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2023年Mid版ランキング:ランク外
Hit | Power | Run | Arm | Field |
35 | 45 | ? | 55 | ? |
Int FA 2023年クラスにて売れ残っていたところをNYYが引っ張り上げた安物。
DSL 2ndチーム最年少ながらも正捕手を務め、良好なアプローチ・スタッツと守備成績を記録。0 HR・.058 ISOに終わりましたが、オフシーズン中はビルドアップに努めており、年齢を重ねるに連れて平均レベルに近づくことでしょう。
特にFanGraphsが高評価を与えていて、今年のドラフト候補生だったならば2巡目指名候補になり得るとのこと。
44位:Danny Watson
ダニー・ワトソン:35 FV
2000年10月生(23歳5か月):201cm:RP/RHP
AA:2021年ドラフト15巡目
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2023年Mid版ランキング:ランク外
FB | SL | CH | CT | Cmd |
40 | 45 | 35 | 40 | 40 |
FB/be | FB/vel | SL/vel | CH/vel | CT/vel |
96 | 91 | 81 | 85 | 85 |
高校時代は標準的なスリークォーターでしたが、地元弱小大学への進学→2021年ドラフトでの低ラウンド指名→NYY傘下におけるRPロール専念の流れの中で、スリークォーターからアームスロットを下げ続け、気付けば±0°アングルに近い変則的サイドアームに。
90 mph強のSI、球速&HB大小2種類のSL(とういよりSTとCT)は決して優れたピッチと言えませんが、やはり身長201㎝のサイドスローは厄介そのもの。
また、変則的メカニクスが原因か長年制球難に苦しんできましたが、2023年シーズンはコマンド&コントロールが向上を見せ、High-A~AAにかけて1.58 ERA(45 G・62.2 IP)を記録。その中で、対LHB成績の大幅な向上は特に印象的。
BABIPが.200を下回っているので、ERAに実力が反映されているとは到底思えませんけど、傘下Top 30クラスと見做す媒体も少なくありません。
43位:Chalniel Arias
シャルニエル・アリアス:35 FV
2003年9月生(20歳6か月):190cm:SP/RHP
DSL:ドミニカ:2021年国際FA
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2023年Mid版ランキング:ランク外
FB | ST | CB | CH | Cmd |
50 | 45 | - | 40 | 40 |
FB/be | FB/vel | ST/vel | CB/vel | CH/vel |
95 | 91~93 | ? | - | ? |
2年続けてDSLにて30 K%超を記録したレイト・デベロッップメント型のInt FA出身プロスペクトであり、終盤戦に足を踏み入れたFCLで全く通用しないままシーズンエンド。
変化量が大きなSTはRHB相手に効果を発揮しているようですが、CHに不安を抱えているためかLHB相手のパフォーマンスは✖。
昨シーズン終了直後に20歳の誕生日を迎えているとはいえ、長身瘦躯なボディは球速向上の余地を感じさせます。
42位:T.J. Rumfield
T.J・ラムフィールド:35 FV
2000年5月生(23歳10か月):193m:1B
AA:2021年ドラフト12巡目(PHI)
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2023年Mid版ランキング:第31位
Hit | Power | Run | Arm | Field |
40 | 50 | 35 | 40 | 55 |
体格通り順調にパワーナンバーが向上するも、低BABIPのおかげで全体成績は伸びず。シーズンを通してLHPへの対応に苦労しました。
今回のSTではJuan Sotoやセンセーションを巻き起こしたSpencer Jonesに勝るとも劣らないアプローチ・スタッツを残していますが、ヒット性の当りはたったの1本のみ。
オフシーズン中に子供が誕生。
41位:Jackson Fristoe
ジャクソン・フリストー:35 FV
2001年3月生(23歳0か月):183cm:SP/RHP
Low-A:2022年ドラフト12巡目
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2023年Mid版ランキング:ランク外
FB | SL | CH | CT | Cmd |
60 | 40 | ー | 50 | 40 |
FB/be | FB/vel | SL/vel | CH/vel | CT/vel |
99 | 96 | 84 | ー | 91 |
18.5 IVBを計測する95+mph&2450+rpmのFFはプラスピッチ。
90 mphを超えるCTもRHB/LHB関係なく機能するパワーピッチです。
アマチュア時代から制球力が大きな問題ですが、2023年シーズン終盤に大幅な向上を見せており、2024年も同水準をキープすることができれば、40 FVにランクアップすることでしょう。