25位~27位 2017年MLBドラフト・有望株ランキング

26位:ローガン・ウォーマス  ショート  ノースカロライナ大学

右投右打・183㎝・86㎏・21.7歳

今年のドラフトは大学生でファースト以外の内野手が非常に不足していますが、その不作の中でもNo.1の評価を受けている選手です。
スウィングはコンパクトで体の開きが遅く外角の球にもしっかりと対応することができますが、左足の使い方に若干の不安が残ります。ただコンタクトだけでなく毎年着実にパワーも付けてきており、プロレベルでもISO・1.50前後を期待できます。
守備範囲・肩の強さ・走力はすべて80スケールで50~60クラス、プロレベルでもショートに留まれると予想されています。
完成度が高く伸びしろは少ない典型的な即戦力タイプですが、ショートの不作のおかげで多くの媒体のドラフト予想で20位前後での指名を予想されています。個人的にはあんまり好きな選手じゃないです。
今ドラフト生の中では、彼女は間違いなく一番かわいいんですけどね↓

27位:ババ・トンプソン  センター  高校生(アラバマ州)

右投右打・185㎝・84㎏・19.0歳

野球だけでなくアメフトのクォーターバックとしても活躍した身体能力抜群の高校生外野手。
クォーターバックとして活躍したことから分かるように武器は俊足と強肩でセンター守備において大きな武器となっており、プロレベルでも長い間センターをプレーできるでしょう。特に脚力は60ヤード走で6.35秒を計測しており80スケールで70の評価を受けています。
今年はパワーの成長も見せておりバッティングスピードも良いので個人的にはさらなる成長を期待していますが、多くのスカウトは将来15本塁打程度のポテンシャルだと見ているようです。ただコンタクト力には疑問符が投げかけられており、選球眼も良くないようでプロレベルでは三振が増えると予想されます。
すでに19歳になっており高校生の中では早生まれであることもマイナスポイントですが、ヤンキースの指名候補にも挙がっており、指名順位予想が難しい選手です。

27位:アレックス・ラング  右投先発  ルイジアナ州立大学

193㎝・90kg・21.8歳

最速96~98マイル、平均93マイルの速球と大学トップクラスの80マイル前後のナックルカーブを武器に高い奪三振率を誇ります。ただチェンジアップは平均以下で先発としてプレーするならさらなる向上が必要でしょう。
最大の欠点はコマンドの悪さで、上の動画を見て分かるようにオーバースローで投げますがリリースポイントが安定せずストライクが入らないことが多いようです(ヤンキースのタイラー・クリッパードみたいな感じかな)。また性格が負けず嫌いで気が強いようで、場合によってはムキになって投げる傾向があるようです。
最高級のカーブ、コマンド、性格と長所短所がはっきり分かれていますが、先発というよりはリリーフ向きの選手に思えます。