ブレット・ガードナー
Yankees made another offer to Brett Gardner so the sides continue to talk. Gardy has made clear he prefers to return to them for a 13th season. They love him as well, and with Hicks sidelined to start the year, it’s hard to imagine Gardner and the Yankees not working things out.
— Jon Heyman (@JonHeyman) 2019年12月6日
オフシーズン開始直後にヤンキースとの交渉を報道されたもののそれ以降は具体的な報道の無かったブレット・ガードナーですが、金曜日(アメリカ時間)にヤンキースはガードナーに具体的なオファーを行ったよう。
オファーの内容がガードナーの希望通りであれば、来週中にでもヤンキース残留が決定することでしょう。
ちなみに今オフのFA市場では、順調に好契約を得ている投手・内野手・捕手などと比べて外野手は控えレベルの選手以外全く契約先が決まっていません。よってガードナーが今オフの外野手で初めてまともな契約を得る選手となる可能性が大。
ゲリット・コール
The New York Yankees have made signing right-hander Gerrit Cole their top priority and have ownership-level approval to offer him a record deal, sources tell ESPN. News story on the coming bidding war on Cole and the huge contract he’s going to command: https://t.co/4dt1mE4xle
— Jeff Passan (@JeffPassan) 2019年12月6日
田中将大、ジャコビー・エルズベリー、ブライアン・マキャン、カルロス・ベルトランなどの大物選手を立て続けに獲得した2014年オフ以来の積極的な動きを見せている今オフのヤンキース。その中でも最優先事項となっているのがゲリット・コールとの契約。
キャッシュマンGMはオーナーのスタインブレナー家からも承認も得ており、火曜日にはコールと対面交渉を行ったようで、その対面交渉がどの程度具体的なものだったのかは不明ですが4時間も続いたとのこと。今後も含めてヤンキースがデビッド・プライスの投手史上最高額2億1700万ドルを優に超える巨額オファーを行うことはほぼ確実的。
ただ、コールが希望している西海岸に本拠地を置くロサンゼルス・エンゼルスも総額2億5000万ドル以上のオファーを準備しているとの噂もあり、流石のヤンキースでもコール獲得は一筋縄では行かないでしょうね。
個人的には反対だけど。
スティーブン・ストラスバーグ
Yankees’ meeting with Stephen Strasburg said to have gone well, per source. They talked NY market, the team and its philosophy as the Yankees gave the pitcher an extensive view of the organization. Exact dollars weren’t discussed, but the pitching market was certainly referenced.
— Mark Feinsand (@Feinsand) 2019年12月5日
コールに次ぐ今オフの目玉投手であるスティーブン・ストラスバーグともヤンキースは対面交渉を行いました。今回の対面交渉は契約額についての具体的な交渉を行ったわけではなくヤンキースの魅力をアピールするような内容だったとのこと。
ただ、ヤンキースと同様にドジャースやエンゼルスも直接交渉を行っているだけでなく、パドレスも獲得を狙うとのこと。さらにナショナルズもアンソニー・レンドンよりもストラスバーグとの再契約を優先すると報じられていて、ある意味コールよりもタフな争奪戦になるかもしれませんね。
その他
ミゲル・アンドゥハー
前回の「ヤンキースの補強関連ニュース・噂(2019/12/01)」の直後にレンジャーズが興味を示しているとの報道がMLB公式からありましたが、その後の具体的な進展は無し。
ブレイク・トライネン
前回の記事でも書きましたがヤンキースは引き続き契約先候補として名前が挙がっていますが、現時点ではドジャースが最有力かな。
メッツのオーナー
メッツを買収するスティーブン・コーエンの総資産はブルームバーグによると92億ドル(Forbesでは136億ドル)。ジャインツオーナーのチャールズ・ジョンソン(総資産64億ドル)を抑えてMLBオーナー陣トップに。 https://t.co/abbFzJytLe
— Fordy Ballgame (@ironhorse0619) 2019年12月4日
(ヤンキースの補強に直接関係するニュースではありませんが)1986年からフレッド・ウィルポンがオーナーを務めてきたニューヨーク・メッツですが、資産家のスティーブン・コーエンにチーム株式の80%が売却されることに決定。(今後5年間はウィルポン家がチームのコントロール権を保持するとのことですが・・・。)
スティーブン・コーエンはヘッジファンド業で多大な財を成したウォール街では知らぬ者のいない超有名人とのことで、総資産はブルームバーグによると92億ドル(Forbesでは136億ドル)。これはMLBオーナー陣でも断トツの数字です。
フレッド・ウィルポンはMLBを代表する無能オーナーとして有名で、最近のメッツは何度も経営状況についてネガティブな報道を受けており、もちろんのことですがウィルポンを支持するメッツファンはほとんどいなかったはず。
しかし、反対にスティーブン・コーエンも自らの投資会社がインサイダー取引などの不正行為で有罪判決を受けるなど裏ではやばい人物。部下が次々と逮捕される中で本人自体は逃げ切ったようですが、実質的には犯罪者みたいなものと考えていいでしょう。
無能から犯罪者へのオーナー交代。さすがメッツと言ったところでしょうか。
観客動員数
メッツ vs ヤンキース pic.twitter.com/m39Tf0vIJl— Fordy Ballgame (@ironhorse0619) 2018年10月22日
ちなみに日本の巨人のように常にヤンキースが人気No.1チームだったと誤解されることも多いのですが、実際はヤンキースの低迷時などにはメッツがヤンキースを上回っていました。つまり、言い方が悪いですがメッツのチーム状況良化はヤンキースにとって大きなマイナスとなるわけです。
コーエンがドジャースやタイガースのオーナー陣のように私財をはたいてメッツを強化するのか、それともマーリンズやマリナーズのオーナー陣のように私腹を肥やすための投資目的でチーム買収し黒字最優先の運営を行うつもりなのか?どちらにしてもメッツとヤンキース両チームの将来を大きく変えるニュースであることは間違いありません。
コメント
自分が大リーグに興味を持ち始めた80年代はヤンキースは、リッキー、ウィンフィールド、マッティングリーらいい選手がいても、スタインブレナーが干渉して内紛状態とスタジアム周辺の治安が悪すぎたイメージがあります。それに比べてメッツはグッデンやストロベリーら生きのいい若手の台頭で強かったですね。投手もグッデン・コーン・ダーリング・フェルナンデス・ヴァイオーラなどがいて、86年の1回しかワールドシリーズ制覇できなかったのは不思議ですね。00年以来の地下鉄対決よ再びと期待したいですね。
いやいや、メッツにはいつまでもネタ球団でいてほしいです。
ストラスバーグがナショナルズに残留しましたね。ボラスに関してはアッサリとした感じですけど、他チームの金額が安かったという事でしょうか。コールが多分、投手史上最高金額を更新すると思いますが、ヤンキースも振られた時のプランBを考えていると思いますが、個人的にはフレイジャーとアンドュハーでコロラドから、ジョングレイの獲得と全盛期を過ぎましたがFAでバムガーナーが取れればと思いますが、どう思いますか?
個人的にはストラスバーグに$245Mも払わなければならないFA市場なんかに手を出してほしくないので、土屋さんのおっしゃる通りアンドゥハーとフレイジャーを駒にトレードで補強してほしいですね。