5位:ウィルソン・ラモス
メッツ:31歳:2018年=ランク外
rWAR | fWAR | WARP |
2.8 | 2.6 | 0.5 |
2016年9月ににヒザの靭帯を断裂したことで2017年は半休となり微妙な成績に終わりましたが、(運に恵まれたものの)昨シーズンは見事に復活しキャッチャートップのwRC+131を記録。ただ、守備では着実に衰えが進んでおり、さらにSprint SpeedはMLBワースト3位の22.9(ft/sec)。
今オフに2016年オフ以来2度目のFAとなりましたが、グランダルに4年6000万ドルのオファーを断られらたメッツが2年1900万ドルで契約。デグロム、シンダーガード、ウィーラーなどを擁する豪華先発投手陣とどのような化学反応を起こすのか楽しみです。
4位:ヤディアー・モリーナ
カージナルス:36歳:2018年=5位
rWAR | fWAR | WARP |
1.8 | 2.2 | 3.1 |
MLB史上2人目となる14シーズン連続での捕手出場100試合以上を達成。2020年限りでの引退を表明しておりSprint Speedが22.9(ft/sec)、二塁送球タイムが平均2.05秒(67人中51位)まで落ち込むなど肉体的な衰えは隠せませんが、他の若手有力捕手(サンチェスやコントレラス)がイマイチだったためランクアップ。
ちなみに、2004年~2018年のカージナルスにおけるモリーナの捕手防御率は3.66ですが、モリーナ以外のカージナルスのキャッチャーの捕手防御率は4.09となっており、通算9回のGG賞受賞も納得の数字。
3位:ヤズマニ・グランダル
ブルワーズ:30歳:2018年=3位
rWAR | fWAR | WARP |
3.3 | 3.6 | 4.7 |
PSではやらかして評価を下げましたがシーズン全体で見ると優秀な成績。捕手出場135試合はMLBトップでフレーミング成績もトップクラス。打撃成績もキャリアベストの成績を残し最高のタイミングでFAとなったはずでしたが、メッツの4年6000万ドルのオファーを断るなど(代理人の責任かもしれませんが)市場を見誤り、ブルワーズと1年1825万ドルという繋ぎの契約を結びました。
ここまでキャリアを通して打者不利の球場を本拠地とするチーム(パドレスとドジャース)でプレーしてきましたが、平均的なミラーパークが本拠地のブルワーズでは果たして?
2位:バスター・ポージー
ジャイアンツ:32歳:2018年=1位
rWAR | fWAR | WARP |
2.9 | 2.0 | 2.4 |
2010年代のNo.1キャッチャーであり、6シーズン連続で140試合以上出場を記録していましたが、2018年シーズンは腰や股関節の故障により105試合(キャッチャーとしては88試合)の出場に終わりました。打撃成績&守備成績が共に下落していますが衰えか故障の影響かは不明。
将来の殿堂入りを確実にするためにあと数年はキャッチャーとして頑張ってほしいところですけど。
1位:J.T・リアルミュート
マーリンズ?:28歳:2018年=4位
rWAR | fWAR | WARP |
4.3 | 4.8 | 4.3 |
Sprint Speedと二塁送球タイムでキャッチャートップの数字を残し打撃成績も最高級。ファイアーセール後のマーリンズで一人気を吐きました。
打者不利のマーリンズパークを非常に苦手としており、ホームでの通算OPS.678に対しアウェイでは通算.848。このように他球団に移籍すれば更なる好成績も期待できる選手ですが、今オフのトレード交渉は難航中。
25歳以下の選手が一人もおらず最も年齢層の高いポジション。2019年の若手ブレイク候補にはホルヘ・アルファロ、カーソン・ケリー、エリアス・ディアス、オマー・ナルバエス、チャンス・シスコやトッププロスペクトのフランシスコ・メヒアやダニーヤンセンなどが挙げられますが、なんだかんだ来年もTop10は同じようなメンバーになりそう。
コメント
やはりリアルミュートになりましたか。
日米野球でも唯一のガチメンバーって言われてましたもんね。
ポージー…
グランダルのfwar4.9ですよ。
この記事を書いた時点ではFangraphsがまだfWARに捕手のフレーミングを含めていなかったため3.6という表記になっています。
うわあ、いい加減な記事あったまわる
コメントありがとうございます!
肩やパンチ力はサンチェスがポサダより上だと思いますけど、何か淡白な感じがしますね。ポサダの方が闘争心があった気がします。2人ともディフェンス面に問題がありますけど。ヤンキースで攻守揃っていた捕手はマンソンまで遡りますかね。