・イントロダクション
ファースト&DH:2018年MLBポジション別選手ランキング
ファースト(一塁手)&DH(指名打者)
10位:マット・オルソン
アスレチックス:25歳:2018年=ランク外
rWAR | fWAR | WARP |
4.3 | 3.4 | 2.2 |
2017年は59試合で23本塁打、OPS1.003というセンセーショナルな活躍を見せましたが、2018年は苦手な高めへの投球が増えたためかOPSは.783まで下落。本塁打数も大台の30本には届かず、2017年と同様に左投手相手に苦しみました。
しかし、アスレチックスの選手としてはミゲル・テハダ以来15年ぶりの全試合出場を達成。MLB全体で一塁手トップとなるDRS+14&UZR+11.6を記録しゴールドグラブ賞を受賞するなど、全体的に見れば貢献度の高い1年間でした。
9位:マックス・マンシー
ドジャース:28歳:2018年=ランク外
rWAR | fWAR | WARP |
4.2 | 5.2 | 3.9 |
デビュー2年間(2015年~2016年)は打率.195、OPS.611と苦しみ2017年はMLB出場が無かったリプレイスメントレベル以下の選手でしたが、父親らと共に打撃フォーム&アプローチを修正したことで一気にMLBトップクラスの強打者に変身。規定打席には到達しなかったもののMLB全体5位(200打席以上)のwRC+162を記録しHRダービーにも出場。
上手いとは言えないもののファースト、セカンド、サード、レフト、ライトの5つのポジションを守ることができるのも魅力。
8位:アンソニー・リゾー
カブス:29歳:2018年=4位(全体29位)
rWAR | fWAR | WARP |
2.7 | 2.9 | 4.1 |
現役で最も怪我に強く成績が安定している選手の一人でしたが4月に背中を痛めDL入り。その影響か前半戦はスランプに陥り前半戦のOPSは.748でxwOBAは.350。しかし、後半戦は復調しOPS.961、xwOBA.385を記録し、キャリア2度目となるゴールドグラブ賞受賞も果たしています。
来年はまた5位前後にランクインするでしょう。
7位:コディ・ベリンジャー
ドジャース:23歳:2018年=10位(全体80位)
rWAR | fWAR | WARP |
4.2 | 3.6 | 2.8 |
NLCSでMVPを受賞したもの(シリーズOPSは.591と微妙)、レギュラーシーズンでは対左投手に苦しみ新人王を受賞した2017年から打撃成績が悪化。2017年は132試合で39本塁打を記録しましたが、2018年は全試合に出場して25本塁打に終わっています。さらに、怠慢プレーによりベンチに下げられる場面も。
俊足の部類に入る選手であり、ファーストでの出場機会が一番多かったもののセンターを中心に外野手として約500イニングを守りDRS+6、OAA+6を記録。コーリー・シーガーの復帰やマンシーの存在、ポロックとのFA契約を考えると、今シーズンはライトを中心に起用されると予想されます。
また、リアルミュートとのトレード交渉でマーリンズがベリンジャーを要求したと報道されていましたね。
6位:マット・カーペンター
カージナルス:33歳:2018年=ランク外(全体86位)
rWAR | fWAR | WARP |
4.9 | 5.0 | 4.6 |
シーズン開始前にラインドライブ増加&打率UPを目標に掲げていましたが、開幕後は全く結果が出ず5月15日時点で打率.140、3本塁打、OPS.556。しかし、もともと野球IQが高い選手でありったためアプローチを修正してあっさりと復活。その後は121試合で33本塁打、OPS.984を記録して後半戦途中には多くの野手部門でリーグ上位にランクインしMVPの有力候補に。9月に成績を大きく落としたためMVP投票では9位に終わりましたが、32歳以上の選手の中ではMLBトップクラスの成績でした。
カージナルスは今オフにポール・ゴールドシュミットを獲得しているため、今シーズンのカーペンターはサードを中心に起用されるでしょう。
コメント
普通にマルティネスが1位だと思ってました。
私はワースト1位ですかね?
2017年以前の成績も考慮しているのでこのような順位にしました