ヤンキースの補強関連ニュース・噂(2021/1/24)

FAとなっていたコーリー・クルーバーがヤンキースと1年1100万ドルで契約合意。


ジェイムソン・タイオン

ジョー・マスグローブをパドレスに放出したパイレースですが、引き続き先発投手のジェイムソン・タイオンのトレード交渉も進めており、ヤンキースがトレード先の最有力候補として浮上しているようです。

タイオンは2019年の5月に肘を痛めると8月にトミー・ジョン手術を受け2020年シーズンを全休。前回のトミー・ジョン手術に加えマイナー時代の2014年4月にも同手術を受けており、2015年には更にヘルニアの手術も受けたことで結果としてMLBデビューは2016年(24歳)まで遅延。MLBデビュー後の2017年シーズンには精巣ガンにも見舞われました。

これらの度重なる故障と病気によりキャリアの歩みが遅れたことで2021年シーズン年俸は225万ドルと格安。FAとなるのも2年後の2022年シーズン終了後となります。

年俸制限超過寸前のヤンキースにとって低年俸は大きな魅力でしょうが、毎年のように故障者を続出させているヤンキースの先発ローテ2・3番手がタイオンとクルーバーになれば...。


ルイス・カスティーヨ

今週の月曜日に中南米担当を中心とする一部のMLB記者が「ルイス・カスティーヨのヤンキース移籍が決定した」といった誤報をやらかし混乱を招きました。

レッズとヤンキースがルイス・カスティーヨのトレード交渉を行っていたことは紛れもない事実のようですが、レッズはカスティーヨの対価としてグレイバー・トーレスを要求していたとのこと。もちろんヤンキースがトレースの放出を受け入れるわけがなく、現状としてトレード交渉は破断しています。


ヤシエル・プイーグ

3週間ほど前にヤンキースが興味を示していると報じられていたヤシエル・プイーグですが、DJ・ラメイヒューとコーリー・クルーバーとの契約合意を経たにもかかわらず未だ契約先候補としてヤンキースが挙げられています。

右打者ばかりのヤンキース野手陣にマッチする存在ではなく、MLB屈指の問題児である彼が中南米系の中堅選手がほとんどいないヤンキースのケミストリーに上手く溶け込めるとは思えません。


マーセル・オズーナ

2020年シーズンはHR王に輝くなどMVP級の成績を残し総額6000万~8000万ドルクラスの大型契約を予想されていたマーセル・オズーナですが、ヤシエル・プイーグと同様にヤンキースも興味を占めしているようです。

ライトとレフトにアーロン・ジャッジ及びクリント・フレイジャーを擁するヤンキースがプイーグならまだしも高額のオズーナに興味を占めてしている点は奇妙ですが、先発投手等獲得のためフレイジャーをトレード駒に用いて代わりにFAで外野手を補強するような計画があるのかもしれません。