ヤンキース新監督候補リスト 11月24日更新

 今月からキャッシュマンGMと監督候補たちとの面接が始まっており、今のところ5人が面接を受けているようです。報道によると、選手たちとの友好関係・コミュニケーション能力とセイバーメトリクスやStatcastなどの最新データの取り扱い能力を重要視しているようです。また全米一辛辣なニューヨークのメディア対応能力も重要になってきますね。
1:ロブ・トムソン(54歳)
 2008年+2015~2017年にベンチ・コーチ、2009年~2014年に三塁コーチとしてジラルディの下でコーチを務めた人物。選手との友好関係とタクティクスはジラルディより上という話もありますが、三塁コーチとしてはイマイチでした。最有力候補かな。
2:ヘンスリー・ミューレンス(50歳)
  キュラソー島出身で初のメジャーリーガーで、現役時代にロッテとヤクルトでプレー(登録名は「ミューレン」)したことで日本でもお馴染みの人物。ジャイアンツで打撃コーチとベンチコーチを8シーズン務め、WBC(2013年・2017年大会)でもオランダ監督を務めた経験があります。実績だけでなく性格の良さも評判が良く、5か国語を操る器用な人のようです。今のところはトムソンの対抗馬。
3:アーロン・ブーン(44歳)
 かつてヤンキースで半年だけプレー、引退後はESPNの解説を務めています。現場で経験はありませんが、野球一族の出身であることが強みと言われています。まあ本人はヤル気満々ですが、経験無しはちょっとリスクがね・・・
4:エリック・ウェッジ(57歳)
 若干35歳でインディアンズの監督に就任(2003年~2009年)し、2007年には最優秀監督にも選ばれました。2011年~2013年にはマリナーズで監督を務めましたが、フロントオフィスと揉めて退団しました。あんまり良い監督だったとは思えないのですが・・・
5:クリス・ウッドワード(41歳)
 この中では最年少候補。マリナーズとドジャースのコーチを務め、前回WBCのニュージーランド代表監督。インタビューでは「アナリティクスの重要性を理解していない奴は馬鹿だ」と発言しています。
↓面接を受けた選手以外の候補者は以下を参照