ヤンキースの2018年インターナショナルFA契約選手

今年のヤンキースはインターナショナルFAにおいてボーナスプール498万ドルを保持していましたが、ルールによりボーナスプールの75%まではトレードでの獲得が可能であり、ヤンキースはトレードデッドラインでアダム・ウォーレン、ケイレブ(AAA所属)、チェイセン・シェリーブ&ジオバニー・ガレイゴスをトレード放出して75%限度額いっぱいの約350万ドルを獲得していました。

結果としてその合計約850万ドルのボーナスプールをほぼ使い切り、下のツイートでもあるように23人と契約しています。今回はその中でも高い評価を受けているトッププロスペクトを取り上げます。


オシエル・ロドリゲス

契約金60万ドル/投手/2001年11月生/右投右打/191㎝・92㎏/キューバ
MLB.com:9位
Fangraphs:7位
Baseball America:5位

ダイナミックなフォームから最速97マイルの速球を投げ込み(去年は15歳で96マイルを計測)、今インターナショナルFAで投手Top3に入る評価を受けています。変化球の評価も高くMLB.comによるとスライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリットの4種類の変化球を投げるようで、また粗い投球フォームにも関わらず制球にはそれほど苦しんでいないようです。Fangraphsには今インターナショナルFAで最もハイシーリングなプロスペクトだと評価されています。

反対に懸念されているのはその粗いピッチングフォーム。体格には恵まれていますが、あの投球フォームでは故障のリスクが心配ですし、球種ごとにリリースポイントが安定していないことも指摘されています。実際に上の動画を見てもらえば速球と変化球のリリースポイントが全く違うことがすぐに分かりますね。


ケビン・アルカンタラ

契約金100万ドル/センター/2002年7月生/右投右打/195㎝・79㎏/ドミニカ
MLB.com:11位
Fangraphs:4位
Baseball America:15位

スピードと守備力を高く評価されているアスリートタイプのプロスペクト。60ヤードダッシュで6.5秒前後を計測しており、プロ入り後も長い間にわたってセンターに留まれると予想されています。また、身長195㎝の恵まれた体格と遅生まれで先月16歳になったばかりの年齢も魅力で、年齢&体格の成長につれてパワーの向上が期待できそう。実際に既に打球初速度100マイル以上を記録しているようです。

Fangraphsには今インターナショナルFAで最も体格に優れた選手だと評価されており、マーリンズのルイス・ブリンソンと比較されています。


アレクサンダー・バルガス

契約金250万ドル/ショート/2001年10月生/右投両打/183㎝・70㎏/キューバ
MLB.com:8位
Fangraphs:14位

ヤンキースが今インターナショナルFAにおいて最高額の契約金を与えた選手。

ポジションこそ違いますが上のアルカンタラと同じように60ヤードダッシュ6.5秒の俊足と守備力(ショート)を評価されています。バッティングではバットコントロールこそ平均以上の評価を受けていますがパワーはイマイチ。両打ですが右打より左打が劣っているとのこと。