ヤンキース:プロスペクト・リポート:第6回(2019/8/24)


ヤンキースのプロスペクト紹介まとめ 順次更新

ヤンキース:プロスペクトランキング:1位~50位:2019年夏


ヤンキース:プロスペクト・リポート:第1回(2019/4/14)

ヤンキース:プロスペクト・リポート:第2回(2019/5/1)

ヤンキース:プロスペクト・リポート:第3回(2019/5/19)

ヤンキース:プロスペクト・リポート:第4回(2019/6/15)

ヤンキース:プロスペクト・リポート:第5回(2019/8/2)




リリース

数年ほど前は最速103マイルのフォーシームを武器にトッププロスペクトと位置付けられていた剛腕ですが、度重なる故障により球速が90マイル台前半まで大幅下落するなど劣化が進みとうとうリリースに。

ドミンゴ・アセベド:ヤンキース・プロスペクト


AAA

デイビー・ガルシア

球団内では将来のローテーションの一角として期待されているチームNo.1投手プロスペクトですが、来月のセプテンバー・コールアップ⇒即戦力としてのリリーフ起用を控え、前回登板からAAAでもリリーフとして起用されています。

ちなみに、昨日のリリーフ登板では2回、3被安打、1失点、5奪三振という微妙な内容。

加藤 豪将

好成績を残し日本でも話題になった4月から一転、5月~7月は例年以下の成績に下落しAA広角すら経験しましたが、8月に入るとまたもや好調に。

15試合、60打席で14四球と本来一番のウリであった持ち前の選球眼が発揮されているのは👍

2019 Player Batting Splits
Split G PA H HR RBI BB SO BA OBP SLG OPS
April 19 74 23 5 13 7 23 .354 .432 .615 1.048
May 22 81 14 2 6 12 27 .203 .321 .333 .654
June 24 71 12 0 2 5 20 .185 .243 .185 .427
July 22 80 19 0 6 6 18 .260 .313 .329 .641
August 15 60 15 2 10 14 11 .326 .483 .500 .983

ニック・ネルソン

球団内20位前後に位置付けられているプロスペクト。

今シーズンはAAで13登板、65.0回、防御率2.35、FIP3.28の好成績を残し今月にAAAへ昇格。AAAでは5回4失点&6回2失点を記録しています。

制球力に改善の兆しが無くMLBではリリーフ転向が濃厚ですが、今シーズンはチェンジアップに向上が見られているだけにMLBデビューが期待される来シーズンは注目。



A+

ルイス・メディーナ

前回の記事でも6月以降に四球が大きく減少しておりBABIPも以上に高いため成績向上を期待できると書きましたが、前回の記事以降に支配的かつ圧倒的なパフォーマンスを見せA+に20歳ながらもA+に昇格。A+デビュー戦でも好投を見せました。

日時 失点 被安打 奪三振 四球
6/21 5.0 6 7 6 1
6/27 4.1 5 5 3 4
7/3 2.2 5 4 2 5
7/11 6.0 0 2 10 1
7/17 6.0 4 8 7 0
7/24 5.2 1 4 7 4
7/31 5.1 4 4 10 4
8/6 5.0 0 2 7 2
8/13 7.0 0 2 10 1
A+に昇格
8/20 5.0 1 2 8 1

ミゲル・ヤホレ

7月の当ブログのプロスペクトランキングでは最速94マイルと書きましたが、実際にはすでに最速97マイルを計測しているとのこと。

A+全体で2位の防御率2.26、全体トップのFIP2.73の好成績を残しており、NYポストやSNYなどのニューヨーク大手メディアにも取り上げるなど評価&知名度が急上昇しています。

指標名   A+内順位
イニング 127.2 8位
防御率 2.26 2位
FIP 2.73 1位
WHIP 1.08 3位
K/9 8.6 14位
BB/9 2.0 7位
GB% 54.6 6位



A

ジョシュ・ブロー

5月23日に故障者リスト入りしていましたが8月10日に復帰。

復帰後はDHに固定されるも打撃成績は低調。四球を選べているのが唯一の救いかな。

ロアンシー・コントレラス

シーズン前半は期待外れの成績に終わりましたが、後半戦に入ると19歳ながらも安定したパフォーマンスを披露。

カーブとチェンジアップの質は高く投球術も優れていいるだけに、もう少し球速が欲しいところですが。

2019 Player Pitching Game Log
Rk Date IP H R BB SO
10 2019-06-01 (2) 5.2 5 4 3 9
11 2019-06-08 7.0 4 0 2 3
12 2019-06-14 4.0 9 5 4 5
13 2019-06-23 4.1 6 4 3 2
14 2019-06-29 5.0 3 1 2 6
15 2019-07-05 6.0 5 3 1 3
16 2019-07-12 6.0 7 3 2 3
17 2019-07-18 5.0 3 1 2 5
18 2019-07-25 6.0 2 2 3 7
19 2019-08-01 6.0 2 1 1 5
20 2019-08-08 6.0 4 0 0 3
21 2019-08-14 7.0 1 1 0 10
22 2019-08-20 6.0 3 2 1 5



A-

ジョシュ・スミス

今年度MLBドラフト2巡目でヤンキースから指名を受けた大学生内野手。

ヤンキースとの契約締結が遅くA-でのプロデビューは7月25日となりましたが、デビュー後は猛打を披露し24試合で打率.388、OPS1.088、6三振、20四球というA-全体でもトップクラスの成績を記録中。

もちろんBABIPが.384と高く運に恵まれているのは確かですが、A-全体(100打席以上)で第2位の四球率19.4%、トップの三振率5.8%、第3位の空振り率4.3%と打席でのアプローチ面は文句なし。