ヤンキースの故障者たちの近況:4月25日アップデート 

ヤンキースのケガ人たちの近況について。

ヤンキースの故障者たちの近況(4月13日)


野手

クリント・フレイジャー

2か前の試合でスライディングの際に右足首をねん挫。MRIを受け今日の試合後にIL(故障者リスト)入りが決定しました。

復帰は2週間後とのことで他の選手と比べれば軽傷。

アーロン・ジャッジ

チームでNo.1の成績を残していましたが先日の試合で脇腹(斜筋)を痛めIL入り。とりあえずMLB復帰へのスケジュールは決まっておらず、約10日後に再検査を受けてスケジュールを決定するとのこと。最低でも4週間は復帰できないでしょう。

最悪の場合は6月後半まで復帰がずれ込む可能性も。

グレッグ・バード

全く結果を残せないまま左足の足底筋膜断裂によりIL入り。とりあえず1ヶ月~1ヶ月半は離脱する予定で、復帰前にトレードでファーストを補強する可能性も。

ゲーリー・サンチェス

Aでの調整を経て今日にMLB復帰。故障前はヤンキースの全選手でNo.1の成績を残していましたが、今日の試合でのパフォーマンスは💩💩💩

昨シーズンオフに肩の手術を受け開幕からHRを連発。2017年を超え自己ベスト更新も期待されていましたが、火曜日の試合で左ふくらはぎを痛め、最終的に昨日に左ふくらはぎの張りを理由として故障者リスト入りが決定しました。

復帰時期は未定ですが故障の概要を考えると故障者リストの10日間が終了後に復帰できるんじゃないでしょうか。それまでは走攻守全てダメなロマインを正捕手に使うハメとなり戦力は大幅にダウン。控え捕手としてはいつも通りカイル・ヒガシオカが昇格しています。

ミゲル・アンドゥハー

早ければ来週末のツインズ戦辺りで復帰できるかも。

エクステンデッド春季キャンプのオープン戦で実戦復帰予定。手術という最低の選択肢は高い確率で避けられそうで、当初の予定よりもMLB復帰は早くなりそう(5月下旬~6月上旬)。

開幕から3試合プレーした後に肩関節唇損傷により故障者リスト入り。状態によっては手術によりシーズン全休の可能性もありましたが、良かったことに今のところは手術の必要性は無し。

守備練習と軽いトス練習に加えて軽いスイングも始めていますが最低でも2ヶ月は復帰できません。復帰後もマイナーでの調整が必要でしょうからMLB復帰は6月下旬~7月になりそう。

代わりとしてマイナー契約を結んでいたジオ・ウルシェラが昇格しサードを守っていますが、もちろん成績はリプレイスメントレベル。

ディディ・グレゴリウス

軽い守備練習&スローイングを再開しており順調な復帰過程。

トミージョン手術後の実戦復帰に最低でも1年はかかる投手と違って野手の復帰は早め。報道の限りではリハビリは順調に進んでいるようで、復帰時期は8月初旬だと予想されます。

トロイ・トゥロウィツキ

打撃練習を再開しており5月前半に復帰予定。

春季キャンプは無事に怪我無しでクリアしましたが、やっぱりシーズンが始まると故障者リスト入り(左ふくらはぎの張り)。3日前に軽い練習を再開していたようですが復帰時期については未定。とりあえず4月中に復帰するのは無理っぽいですけど...。

アーロン・ヒックス

前回の記事の時点では具体的なアクションを起こしていませんでしたが、現在ではより具体的な打撃練習や守備練習を行っており5月中旬にMLB復帰予定。

元々結構なスぺ体質ですがヤンキースは7年7000万ドルで契約延長を締結。しかし、春季キャンプ中に背中を痛め開幕から故障者リスト入り。一時期はもっと早い段階で復帰できるはずでしたが故障が悪化して復帰時期が大きくズレこんでいます。

一応はティーバッティングと軽いトス練習を始めており、MLB復帰前にマイナーリーグで調整する予定。順調にいけば復帰は5月中でしょうね。

ともかく契約延長は失敗に終わりそうです。

ジャンカルロ・スタントン

上腕二頭筋はすでに癒えており前回の記事でも下のように練習を再開していると書きましたが、新たに肩を痛めコルチゾン注射が必要に。

MLB復帰は当初の5月初旬という予想から2週間ほどずれ込みそう。

こちらもスぺ体質で有名な選手ですが開幕初週で左の上腕二頭筋を痛め故障者リスト入り。今週には予定よりも早く打撃練習を始めており、MLB復帰は5月初旬だと予想されます。

代わりにはクリント・フレイジャーがMLBに昇格。昨シーズンは脳震盪により散々で今春季キャンプもOPS.400台でしたがMLB再昇格後は好調。


投手

ルイス・セベリーノ

これといった追加情報は無くMLB復帰時期は未定。

春季キャンプ中に右肩の回旋腱板を痛め開幕から故障者リスト入り。その時点では5~6月に復帰する予定でしたが、リハビリ中に右の背筋までも痛めシーズン前半戦の全休が決定。

ここまで怪我が重なるようならロクなトレーニングもできないでしょうしマイナーでの調整も長期間必要。も今シーズン中は復帰できない可能性も十分。

ヒックスと同じく4年4000万ドルの契約延長は失敗でした。

CC・サバシア

無事にMLB復帰。

今シーズン限りでの引退を表明していましたが、春季キャンプで例年のように膝を痛め出遅れ。しかし、A+で調整登板をすでに済ませており明日のホワイトソックス戦で復帰予定。

デリン・ベタンセス

追加情報は無くMLB復帰は6月下旬の予定。

春季キャンプではフォーシームが90マイル前後しか計測せず話題になりましたが、結局右肩のインピンジメント症により故障者リスト入り。

昨日シミュレーションゲームで登板しましたが、その後にまたもやニューヨークに戻りMRI検査を受けています。このMRIの結果はまだ不明ですが5月中と予想されていた復帰時期がまたもや未定に。

今オフにFA予定ですが契約延長を結ばなかったのは幸いでした。

{追記}

MRIの検査結果が発表され肩のコルチゾン注射が必要になったとのこと。これにより練習再開が3週間後、MLB復帰が約2ヶ月後になると報道されています。

ジョーダン・モンゴメリー

リハビリに大きな進展は無く、MLB復帰は8月~9月予想のまま。

昨年の5月にトミージョン手術を受けリハビリ中。実戦復帰はシーズン終盤の8月~9月と予想されますが、マイナーでの調整登板も必要でしょうし場合によってはMLBでの登板なしでシーズンを終える可能性も。