5位:ベン・ゾブリスト
カブス:37歳:2018年=ランク外
rWAR | fWAR | WARP |
4.4 | 4.5 | 3.6 |
シーズン前の猛練習によりMLB定着後のキャリアワースト成績だった2017年から復活。35歳以上選手の中ではダントツNo.1の成績で、意外なことに打率.300越えはキャリア初のことでした。
8月にはストライク判定に抗議をして退場に。試合後には「ストライクの機会判定が必要だ」とコメントしています。
4位:ブライス・ハーパー
ナショナルズ:26歳:2018年=2位(全体11位)
rWAR | fWAR | WARP |
1.3 | 3.5 | 2.5 |
(xwOBAは.387と非常に優秀だったものの)全体的な打撃成績は期待外れ。さらに、守備成績では軒並みMLB最低クラスの数字を残すなど、FA前にもかかわらずコントロバーシャルな1年となりました。
1年おきに好成績と中途半端な成績を繰り返す選手なので今年は活躍するんじゃないですか。
2018年MLBホームランダービーはブライス・ハーパーが優勝!
3位:ミッチ・ハニガー
マリナーズ:28歳:2018年=ランク外
rWAR | fWAR | WARP |
6.1 | 4.6 | 3.9 |
2017年にMLBに定着。高いパフォーマンスを誇りながらも故障によって96試合の出場に留まったことによりあまり注目されていなかった実力者でしたが、昨シーズンは2017年以上の好成績を残し大ブレイク。今やマリナーズのチームの顔とも言える選手です。
2週間後の日本開幕戦でももちろん出場予定でしたが現在背中を痛めており間に合うない可能性も。
2位:アーロン・ジャッジ
ヤンキース:26歳:2018年=4位(全体16位)
rWAR | fWAR | WARP |
5.5 | 5.0 | 4.7 |
7月26日のロイヤルズ戦で手首に死球を受け約1ヶ月半の離脱。それまではシーズンWAR7.0以上のペースをキープしていました。PSではMVP級の成績を残し孤軍奮闘。昨シーズン開始前までは守備の良さがあまり知られていませんでしたが、たった112試合でDRS+14、UZR8.4を残しておりその認識も広まってきた印象。
今春季キャンプでは新たに(2ストライク後限定で)ノーステップ打法を試しており、そのノーステップ打法ですでに2本塁打+二塁打1本を記録。(下の動画を見れば2ストライク後からレッグキック無しで打っていることが分かります。)
また、今オフには9歳から14歳の少年への無償野球指導を行う慈善団体「Aaron Judge All Rise Foundation」を立ち上げています。
1位:ムーキー・ベッツ
レッドソックス:26歳:2018年=2位(全体3位)
rWAR | fWAR | WARP |
10.9 | 10.4 | 8.9 |
打撃成績、守備成績、走塁成績のありとあらゆる指標でMLBトップクラスの成績残し、21世紀を代表する5ツールプレーヤーの一人に。将来の殿堂入りに加えて21世紀最高のライトフィールダーになることは間違いなく、(お互いのリーグ移籍さえなければ)ライバルのマイク・トラウトと共に今後数年間に渡って熾烈なMVP争いを見せてくれるはず。
来年のランクイン有力選手はアスレチックスのスティーブン・ピスコッティとタイガースのニック・カステヤノス。マイナーリーグNo.1のパワーを誇るエロイ・ヒメネスのMLBデビューも楽しみ。
コメント
ベッツってそんなに殿堂レベルですか?
昨年のBABIPはクソ高いし
普段はOPS.860ぐらいが妥当の選手だと思うのですが。。
マイナー時代はBAIBIPが高かったですし、17年9月の打撃フォーム変更から打撃成績+xwOBAを含むStatcast指標+選球眼指標も向上し17年8月時点とは明らかに別人のような打者に変身しています。よって自分は18年が出来過ぎとしてもベッツがOPS.900以上&殿堂入りクラスの選手に成長したと考えています。