昨シーズンはMLB史に残るほどの大量の故障者を抱え例のチート球団に敗れたヤンキースですが、今年も春季キャンプ開始直後から故障者が続出。
去年と同様に今年も「ヤンキースの故障者たちの近況」を定期的に記すことになりそうです。今回取り上げるのはたった5人ですが、1か月後ぐらいには二桁に増えてるんじゃないでしょうか。どうせ。
野手
アーロン・ジャッジ
右肩の痛みによりこの記事を書いている時点では打撃練習を行えず軽いトスのみの調整を行っているジャッジですが、今週末には打撃練習を開始することが出来るらしい。
ちなみに、ジャッジは2017年のホームラン・ダービーで肩を痛め、後半戦に成績を大きく落としたことも。
アーロン・ヒックス
「ヤンキースの補強関連ニュース・噂(2019/11/2)」でも書きましたが、ポストシーズン直後にトミー・ジョン手術を受けMLB復帰は今シーズン終盤戦の予定で、もはや不良債権。
しかしながら、ヒックスの件といいグレゴリウスの件といいヤンキースの野手の肘へのケアリングの悪さ、ひじを痛めた状態でポストシーズン戦に出場させるというリスク管理能力の低レベルさにはあきれるばかりです。
投手
ルイス・セベリーノ
右肩の回旋腱板の炎症・背筋の張りにより昨シーズンの大半を欠場したセベリーノですが、今春季キャンプ開始直後に右前腕を痛め練習を中断。ほぼ間違いなく開幕には間に合わないでしょう。
そもそも昨シーズンの故障復帰後はマイナーでの調整登板、ポストシーズンでの登板も含めて球速が2017年以前の水準には戻っておらず、今回の前腕の故障から無事復帰を果たしたとしてもかつてのようなエース級の成績を残せるかは疑問。
ジェームズ・パクストン
今月の初週に腰椎椎間板切除術(ヘルニア手術)を受けプレー再開まで最短でも3~4ヶ月を要するとのこと。
春季キャンプをまるまる逃すことにより故障復帰後もマイナーでの調整に日数が必要となるでしょうから、MLB復帰は6月後半以降になると思います。
ドミンゴ・ヘルマン
故障したわけではありませんが、DVによる81試合の出場停止のうち63試合が残っているので6月上旬までは試合に出場することができません。
コメント
パクストン、セベリーノは想定内。
ジャッジ、スタントンも此れまた想定内。
現段階での40人枠で、新な戦力として期待もてそうなのはキング?くらいですか、
今年度ではなく来期期待しなければいけないルーキー情報お願いします。(特に野手)
今月中には20年シーズン前版のプロスペクトランキングTop50をアップするので、その中で否応にも今季MLB昇格or定着予定のプロスペクトも取り上げることになると思います。
ただ、キングは2年前の紹介記事で書いた「先発では通用しないという」考えを今も変えていないので、あまり期待していないです。