最近Newspapers.comにサブスクしたらドハマりして毎日のように利用しています。
仮に「Nolan Ryan」と検索すれば約70万ページがヒットするようなサイトで、もはや20世紀以前のアメリカ球界情報の不足に悩まされることもないはず。
これでニワカ脱却まで1歩近づきましたよ。
ジェイ・ブルース
2017年オフに結んだ3年3900万ドルの契約が終了しFAとなっていたジェイ・ブルースとマイナー契約を結びました。もし、MLBロースターに追加されると年俸135万ドルが保証され、400・450・500打席に到達するたびに5万ドルのボーナスが追加されるとのこと。
ブルースと言えば典型的な左投手を打てない左バッターですが、ヤンキースはレギュラー選手に左打者が1人もいない代わりに控え選手はマイク・トークマン、タイラー・ウェイド、マイク・フォードなど左打者が多数。
この中でもブルースと同様に左のパワーヒッターであるマイク・フォードが強豪相手となるはずで、フォートと異なりRFとLFをそつなくこなせる点はブルースが有利。また、フォードにはマイナリーグ・オプションがまだ残っていますし、春季キャンプの様子を見てブルースを40人ロースターに追加する場合は外野のグレッグ・アレンが切られることになるでしょう。
ブレット・ガードナー
一部メディア(主にNJ Advance Media)で12月からヤンキースと接触していないと報道されたブレット・ガードナーですが、NJ Advance Mediaは先述の報道が誤報であったことを認め、さらにヤンキースとガードナーが最近にも引き続き契約交渉を行ったと報道しています。
ブルース獲得により外野の保険は確保したヤンキースにとって現状としてガードナーの必要度は高くありませんが、年俸制限まで800万ドルの余裕があるだけにヤンキースは200万ドル前後程度であれば許容できるはず。
ジャスティン・ウィルソン
Ken RosenthalによるとヤンキースはFAとなっている左リリーバーのジャスティン・ウィルソンと交渉を続けているとのこと。
2020年シーズンも好成績を残し他にも複数のチーム(メッツなど)が争奪戦に加わっているウィルソンを予算的制限のあるヤンキースが獲得できる可能性は低そうですが、今回の報道からヤンキースがダレン・オデイに引き続き安価なリリーフ投手の獲得を狙っていることが分かりますね。
Sources: Justin Wilson in serious talks with the New York Yankees.
— Robert Murray (@ByRobertMurray) February 14, 2021
ウィルソン獲得は年俸制限の余裕額的に厳しいかなと思っていましたが、ヤンキースとウィルソンの契約交渉は大詰めを迎えているようです。
インターナショナルFA
コロナにより昨年の7月から今年の1月まで契約解禁が延期されていた2020年度インターナショナル・フリーエージェントですが、ヤンキースはドミニカの遊撃手ハンス・モンテロ(Hans Montero)と160万ドル、同じくドミニカの遊撃手フィデル・モンテロ(Fidel Montero)と約50万ドルで契約を結びました。
また、契約締結には未だ達していないもののドミニカの外野手ラミロ・アルタグラシア(Ramiro Altagracia)、ベネズエラの遊撃手クレイナー・デルガド(Kleiner Delgado)とも10万ドル単位の契約を結ぶ予定。
とりあえずアルタグラシアとデルガドの契約時期が未定ですが、契約締結を待たず近いうちに今回のインタナショナルFAについての記事をアップします。