ヤンキースの故障者たちの近況:2021年5月15日

マイク・フォードが打率.095、OPS.478、wRC+39、xwOBA.290と昨シーズン同様にチンカス成績を残していますが、ルーク・ボイトがとうとう復帰しAAAではクリス・ギッテンズがOPS1.208の大活躍中。

フォードにマイナリーグ・オプションがまだ残っているとはいえ、ピンストライプ姿を見る機会は残り少ないことでしょう。

昨シーズン前に調子に乗ってネーム入りTシャツ買ったのに。


月日はアメリカ時間

投手

ルイス・セベリーノ

ジェイソン・ドミンゲス、ケビン・アルカンタラ、エバーソン・ペレイラなどヤンキース傘下のトッププロスペクトが参加している拡張春季キャンプにて、2019年の春季キャンプ以来となる実戦方式での登板を実施。

ジェイソン・ドミンゲスらを相手に約23球を投球し最速96~97マイルを計測。シーズン終盤戦での復帰に向けて順調なスタートを切りました。

ザック・ブリットン

3月月に左肘骨片の除去手術を受けオールスター戦前後のMLB復帰を目指しているブリットンですが、すでに先週からブルペン投球を再開し明日にはライブピッチング(実戦形式の模擬登板)を行うとのこと。

故障時に代りに獲得したジャスティン・ウィルソンが衰えによってゴミと化しているので、さっさと復帰してもらわないと困ります。

ダレン・オデイ

右肩回旋筋腱板の損傷によって4月30日付で故障者リストに入りましたが、9日のブーン監督のインタビューによると投球再開まで数週間が必要とのこと。

クラーク・シュミット

春季キャンプ開始直後に右肘伸筋腱を痛め離脱。その後も右肘の痛みが何度か再発しコルチゾン注射さえ受けましたが、根本的な痛みの理由は不明だったよう。取り敢えず最近は30m程度の遠投を行ったようですが、実戦復帰は全くの未定と発表されています。

昨オフにジェイムソン・タイロンのトレード辺りで売り払っときゃ良かったですね。

野手

アーロン・ヒックス

大きな間違いだった7年契約の3年目となる今季は開幕からツインズ時代のような軽打を連発していましたが、今週に入って左手首の腱鞘に断裂が見つかりました。

薬の服用によって応急処置を行っているようですが、状態が良くならないようであれば手術を受け1ヶ月以上の離脱が必要となるようです。

ジャンカルロ・スタントン

ヤンキースが外野守備復帰を計画していたスタントンですが、金曜日の試合後(中?)に太ももを痛め数試合の欠場に。

DH起用で怪我されたらどうにもならんわ。

ルーグネッド・オドーア

アストロズ戦でマーティン・マルドナードの幼稚なプレーによって左膝を痛めつけられ故障者リストに入っていますが、復帰は早くとも再来週となる予定。

グレイバー・トーレス

ワクチン接種にも関わらず計8人の集団感染が発生したヤンキース組織内で、感染した唯一の選手がトーレス(他の7人はコーチ等)。今日から10日以内には復帰できるようですが、コロナ完治後も調子が戻らない場合もあるだけに楽観的には考えられません。

また、ワクチンの接種がほぼ完了していたヤンキース組織内で集団感染が発生したことにより、アメリカ国内では反ワクチンのキチガイ共が声を荒げ混乱を招いているようで、別の意味でヤンキースの罪は重い。