ヤンキース:プロスペクト・リポート:第7回(2021/6/10)


 2017から当ブログで書いているヤンキースのプロスペクト紹介・レポートのまとめページになります。名前がその選手の記事へのリンクとなっています。今後も順次更新予定。 ...
2021年シーズン開幕前時点におけるニューヨーク・ヤンキースのプロスペクトランキングTOP50を簡易的に作成。
2021年「ヤンキース:プロスペクト・リポート」の第6弾



AAA

アルバート・アブレイユ

今シーズンは兼ねてから得意としていたロングリリーフに定着するとMLBとAAAで好投を披露。

もう先発投手としては期待できないでしょうが、モップアップとしてならヤンキースに限らずMLBにおいて今後も居場所があることでしょう。

Register Pitching
Year Age Lev Aff ERA G GS IP H HR BB SO WHIP H9 HR9 BB9 SO9 SO/W
2021 25 MLB NYY 2.08 4 0 8.2 2 1 4 10 0.692 2.1 1.0 4.2 10.4 2.50
2021 25 AAA NYY 0.96 5 0 9.1 3 0 3 14 0.643 2.9 0.0 2.9 13.5 4.67

ブレイデン・ブリスト

ヤンキース:プロスペクト・リポート:第1回(2021/2/6)」でも取り上げたように2019年シーズン終了後から大きな成長を遂げていたブリストが、AAA開幕から10試合&14イニングを投げ無失点・被安打1・与四球9・奪三振16・BABIP:0.040といい意味でも悪い意味でも規格外の数字を残しています。

速球・変化球共にコマンドが安定せず甘いコースへの球こそ多いものの、これほどまでに打たれないのは球自体のクオリティの高さの証か。

ザック・ゼナー

2015年にドラフト18巡目指名にてヤンキース傘下に入団すると2018年シーズンにはAAAに昇格、2019年の春季キャンプで好功績を残すなどMLB昇格目前まで達するも、AA~AAAでは抜けた数字を残せず足踏みが続いてたゼナーがとうとうリリースされました。

走攻守の全てが中途半端なプロスペクトですが左打者を得意としているので、 ニーズに合うチームがあるかもしれません。


AA

オズワルド・ペラザ

A+クラスでの好成績に加え、故障により開幕から出遅れAクラスにて調整を行っていたジョシュ・スミスの出場機会を確保するため今やジェイソン・ドミンゲスに次ぐトッププロスペクトと目されるようになったペラザがAAに昇格。

AAデビュー戦こそノーヒットに終わったものの守備で好守を見せ、2試合では二塁打を放つなど早くも結果を残しています。

JP・シアーズ

2019年シーズンまでは平均90マイル前後の軟投派変則投手でしたが、コロナ休止中に球速を大きく向上させると今シーズンは常時93マイル前後を計測。先発からリリーフまで多種多様な起用を受けながらも好成績を残しています。

突如コマンドが悪化する場面も見受けられ個人的には依然としてリリーフ向きだとは思いますし、今のような中途半端な起用法ではなくミドルリリーバーに専念させて強度をさらに上げて投げれば相当な好成績を見込めます。

2021 Player Pitching Game Log
Rk Date Lev Inngs IP H R ER BB SO HR Pit Str
1 2021-05-07 AA-AANE 4-6 2.1 2 1 1 2 3 0 47 28
2 2021-05-13 AA-AANE 4-8 4.1 3 1 1 0 7 0 60 37
3 2021-05-19 AA-AANE 5-7 2.2 2 3 3 5 4 1 62 35
4 2021-05-25 AA-AANE 5-9 4.2 4 1 1 0 8 0 62 46
5 2021-06-01 AA-AANE 1-5 5.0 3 1 0 0 10 0 72 54
6 2021-06-06 AA-AANE 5-5 1.0 0 0 0 1 0 0 16 10
7 2021-06-09 AA-AANE 1-4 3.1 1 0 0 4 5 0 59 32

A+

ジョシュ・スミス

Aクラスでの調整出場にて11試合で6本塁打・OPS1.275を記録し格の違いを見せつけていたスミスが、A+クラスへ昇格するとデビュー戦でホームランを放ちました。

今年の8月で24歳を迎えるだけに本来ならAAクラスでプレーさせるべきプロスペクトであるはずですが、同じショートのオズワルド・ペラザが期待以上の成長を遂げAAに昇格したことでスミスを別階級に割り当てなければならない状況に。

また、ヤンキースの内野陣にはグレイバー・トーレスやDJ・ラメイヒュー、ジオ・アーシェラなどFAが何年も先の選手が揃っていることを考えると、好成績を残しているうちに24歳目前のスミスをトレードデッドラインにて放出する可能性も十分。

ブランドン・ロックリッジ

約3週間に渡って故障により欠場していたロックリッジが今日の試合にて復帰。

復帰戦から早速センターで起用されている様子を見る限り心配は無さそう。


A

アンソニー・ボルピ

今シーズンは明らかに打球角度が上昇しそれに連れて長打も増加。5月26日の飛距離440フィート(約134m)弾以降も勢いは衰えず、コンスタントにハードヒットを打ち続け3日の試合では1試合2本塁打も。

29試合で27四球・24三振と相変わらず年齢離れしたアプローチも披露し、走塁においてもヤンキース傘下2位となる15盗塁(盗塁死2回)を記録中。

オズワルド・ペラザの陰に隠れ成績ほど話題にはなっていませんが、この40年間にヤンキースがドラフト1巡目で指名した高校生野手の中で、20歳&プロ入り3年目にコレほどのパフォーマンスを見せたプロスペクトはデレク・ジーターとエリック・ダンカンしかいません。