MLB補強市場再燃前にヤンキースの現状をおさらい

オフシーズン開始前にヤンキースの現状をおさらい：2021年版

2021－22年オフシーズンの開始前にヤンキースの現状をおさらいします。

mlb-info.com

2021-11-03 18:31

約3か月間に渡るロックアウトがオーナー側の勝利に終わりMLBの補強市場が再稼働を始めたわけですが、ここで一旦ヤンキースのロースター状況を抑えておこうかと。

今後ヤンキースが取り得るムーブは以下となりますが、ロックアウト前に行ったロクな補強はジョエリー・ロドリゲス再契約のみ。この短期間にやらなければならない事は山ほどあります。

ちなみに、オーナー側が勝利を収めたとはいえ2022年シーズンの年俸制限額は2021年の2億1000万ドルから2000万ドルアップの2億3000万ドルに。ヤンキースの総年俸（贅沢税対象分）は年俸調停対象選手の契約予想額も含めて約2億2300万ドルなので、残り700万ドルのスペースが残っているわけですね。

• ロックアウトまでに契約締結が間に合わなかった年俸調停対象選手11人との契約。
• フレディ・フリーマン、マット・オルソン、アンソニー・リゾーらファーストの獲得。
• DH制度が導入されたNL球団へのルーク・ボイト放出。
• カルロス・コレアやトレバー・ストーリ―など大物またはホセ・イグレシアスやアンドレルトン・シモンズなど中堅のショートの獲得。
• カルロス・ロドン、ダニー・ダフィー、菊池雄星ら先発投手の獲得。
• アーロン・ジャッジ、ジョーイ・ギャロ、チャド・グリーンら2022年オフFA組のエクスパンション。
• 控えの内野ユーティリティの獲得。
• ブレット・ガードナーとの再契約などセンターで起用可能な控え外野手の補強。
• ザック・ブリットンをリリース。
• トレード補強に伴うショートのプロスペクト整理。
• スタントン放出による奇跡のサラリーダンプ。

アクティブ・ロースター

野手

C  ：ゲーリー・サンチェス
1B：ルーク・ボイト
2B：DJ・ラメイヒュー
3B：ジオ・アーシェラ
SS：グレイバー・トレース
LF：ジョーイ・ギャロ
CF：アーロン・ヒックス
RF：アーロン・ジャッジ
DH：ジャンカルロ・スタントン

ベンチ
C  ：カイル・ヒガシオカ
UT：オズワルド・ペラザ（or オズワルド・カブレラ）
UT：ミゲル・アンドゥハー
OF：エステバン・フロリアル

投手

先発

1：ゲリット・コール
2：ジョーダン・モンゴメリー
3：ジェイムソン・タイロン
4：ドミンゴ・ハーマン
5：ネスター・コルテス Jr.

リリーフ

1：アロルディス・チャップマン
2：ジョナサン・ロアイシガ
3：チャド・グリーン
4：クレイ・ホームズ
5：ルーカス・リットキー
6：ルイス・セベリーノ
7：マイケル・キング
8：ジョエリー・ロドリゲス

チーム年俸表

40人ロースター

※青字は年保調停対象選手の予想年俸

投手（24人）

捕手（2人）

内野手（7人）

外野手（6人）