ヤンキースが全米に生き恥を晒し不様に終戦したこのタイミングに合わせ、当ブログで過去1年間に書き連ねた無能論評を”戒め”としてまとめておきます。
(反対に有能論評も探してみたんだけどね、1つたりとも見つからなかったよ。全部外した。)
「理想的な完成形(天井)はフレディ・ガルビス」
精々控えのUTかと思っていたら外野で予想外の好守を披露し、天井=ガルビスどころか内外野でプラスの守備力を有するスーパーUTとしてレギュラーに定着しそうな勢い。
「どうにかロースターを整理し予算を確保して最大の補強ポイントである強打の内野手の獲得に成功したとしても、上記の3チーム(レイズ、レッドソックス、ブルージェイズ)に太刀打ちできるとは思えません。」
太刀打ちできないどころか大差を付けて優勝。
東地区の二流球団たちと比較してネガキャンするのではなく、素直に天下のアストロズと比べておけばよかった。
「クラーク・シュミットの下位互換といった印象。…個人的にはリリーフ向きだと考えていて…」
先発投手として来シーズンのNL新人王有力候補となりました。
「(クリス・ギッテンズの)NPB入りが決まったらチーム関係なくユニ買います。」
買ってません。移籍した途端に熱が冷めました。
「…フリーマンがブレーブスを離れることはないでしょう…」
より良い条件を求めてドジャースに移籍。シーズン途中に代理人とゴタゴタもありましたが。
「守備でのプラスが見込めない…」
2022年シーズンは守備力が急成長。
「2022年シーズンMLB最高球速を記録する可能性が最も高いピッチャーは彼(カミロ・ドバル)だと思いますね。」
「内野手としては2017-18年クラスのワンダー・フランコ以来の逸材」
ジェイソン・ドミンゲスと同様にプロ入りの何年も前からポジり倒してきたものの、DSL1年目から攻守に渡って期待外れの成績に終わり、ワンダー・フランコはおろか第2のアレクサンダー・バルガスとなりそう。
「AAA辺りまではパパっと昇級すると思います。」
私イチ押しのプロスペクトでしたが、A+で開幕を迎えるも平均未満の打撃成績に終わり同クラスで停滞。プロスペクトとしての評価も地に堕ちました。
「(クラーク・シュミットについて…)この2月で26歳となりますが今さらスぺ体質が改善する可能性は限りなく低く、もう先発投手としては厳しいでしょうね。」
シーズンを通してスぺることはなく、先発登板も含めフレキシブルな起用に耐え抜きました。
今見返しても評価基準がブレブレで酷い代物。
今年のアップデートでは20位以降を大きく手直しする予定。
「私にとっては攻守で高いポテンシャルを誇るハイバリューなプロスペクト。」
AA~AAAでプレーするも成績は伸びず、すでに天井へ到達したような雰囲気。
何にせよ”ハイバリュー”ではありません。
ブレイク候補として取り上げた17人の中でプチブレイクを果たした選手は何人かいたものの、プロスペクトとしての評価が大幅に上昇したプレーヤーは”ゼロ”。
まあ、今シーズン大ブレイクを果たしたプロスペクトなんてウィル・ウォーレンぐらいだけど。
「(ライアン・キューシックについて…)天下のブレーブスの育成によって制球難の方はあっさりと克服しそう。」
制球難により大コケ。流石のブレーブスにも無理があったね。
「(アンドレルトン・シモンズについて…)契約年数と年俸共にヤンキースのニーズとマッチしており、これほどのお買い得商品を易々と逃すなんて何やってんだと。」
故障と衰えによって使い物にならず8月初旬にリリース。もし私がヤンキースのGMなら400万ドルを叩いてFA市場からゴミを引き取るところでした。
「今回のトレードを全体的に見ると、個人的にはやはりヤンキースが得をしたのかなと。」
カイナー=ファレファこそ予想通りのパフォーマンスを残したもののドナルドソン、ルートベットの惨状は言わずもがな。嬉しいことにサンチェスはツインズでも引き続きポンコツでしたが、アーシェラの方は無事復活。
今思えばよくこんなアホ丸出しのトレードを好意的に捉えていたなと。知的障害か否か病院で診てもらうべきでしょうか?
「ボイトは腐っても2020年シーズンHR王。昨シーズンも故障に苦しみ低成績に終わったとはいえリゾーを上回るxwOBA.360を残しており、500万ドル強というリーズナブルな年俸に加え、前回のトレードによりスぺ体質であるボイト故障時の強力なバックアップ体制が整った中で、わざわざ大金を叩いてリゾーにアップグレードする必要があったのかは疑問です。」
リゾーとの契約自体が一概に大成功だったとは思えませんが、それ以上にボイトが酷かった。
そもそもxwOBAを信用し過ぎなんだよな。
「デイビー・ガルシアの復調」
球速が戻っただけで他は何1つとして復活せず。
「タフで頑丈かつピッチングデザイン改良のアップサイドを残すカストロへの入れ替えは個人的に好印象。」
耐久性がウリのクセに60日IL入りを喫し、ピッチング自体もこれといった改良が施されることはありませんでした。
また、対価であったジョエリー・ロドリゲスはカストロを大きく上回る好成績を記録。
間違いなく今年最大の汚点。
もう後戻りはできないので、問題はここからどう立ち回るかが重要。
手のひら返してジャッジとの再契約を支持するのか、それとも再び逆張りして放出論を唱えるのか...。
「(ドナルドソンについて…)4月下旬からはアプローチ系指標が例年通りの数字に落ち着き本来のハイレベルなバッティングを取り戻しつつあります。」
別に取り戻さなかったし、明らかに衰えていると分かったはずだろ。バカ。
「(トレイ・スウィーニーについて…)走攻守の全てでダメ。同じ2021年ドラフト組でも明らかにクーパー・ボウマンの方が野球選手として優れています。」
この後スウィーニーはスランプを脱し、ボウマンは確変が終了しました。
「(アンソニー・リゾーについて…)AL球団は早くも攻略法を見つけてしまったのかもしれません。」
単なる一時期的なスランプを他球団の対策によるものと無理くりこじ付けただけでした。
「(ジェイムソン・タイオンについて…)オフシーズンに空振りではなくウィークコンタクトを増やすための球種改良を実施」
6月以降はその”打たせて取るピッチング”が通用せず、気付けばコンテンダーの先発投手としてフリンジレベルの成績に。
「(ミッキー・ギャスパーについて…)打撃の成熟度を考慮するとAAで試合数を重ねることなくAAAへ昇格するのではないでしょうか。」
AAでフルシーズンプレー。
「(リチャード・フィッツについて…)ある程度球威が復活したとしてもモノになるとは思えません。」
球威が復活するとトップ30級のプロスペクトへと変貌。
「(スペンサー・ジョーンズについて…)別に全体25位指名権を費やすべきような選手ではないよね。」
ドラフト結果は言わずもがな。プロ入り後も好成績を残し評価上昇。
「(ジャスティン・ラングについて…)映像を見る限り普通にスピード出てそうでだけどね。」
出てなかったよ。最速94マイル。
「(オズワルド・ペラザについて…)MLBロースターに故障者が発生しない限りはやはりこのトレードデッドラインで放出されるんでしょうね。」
残留。
「(オズワルド・カブレラについて…)ペラザとアンソニー・ボルピが復調した今では余剰要員に他ならない…」
シーズン後半戦のXファクターに。
このトレードについてはそこまで頓珍漢なこと書いてなかったわ。
「ヤンキースは上手く立ち回ったように感じますね。」
ツインズとのトレードに勝るとも劣らない大失敗。なぜ貧乏球団でデカい顔していただけのハゲタコを信じてしまったのか?
「(ルイス・メディーナについて…)スカウティングの中で何かしらの改善策を見出しているのでしょうね。」
OAK傘下で死亡。別に改善策なんてものはなかったようです。
アホ丸出しで称賛していますが、エフロスがトミー・ジョン手術を受けるハメになっただけでなく、対価のウェズネスキはカブスにてエース級のピッチングを披露し来シーズンの新人王有力候補に。
「(ジョーダン・モンゴメリーについて…)シーズン中盤に入ると風向きが変わり投球成績が緩やかながらも悪化。」
モンゴメリーがシーズン中盤に数字を落としていたことを理由にトレードを好意的に捉えていますが、移籍後はカージナルスのテコ入れにより覚醒。モンゴメリーの真価に全く気付いていませんでした。
反対にベイダーの方は復帰がズルズルとずれ込み、レギュラーシーズン中にヤンキースで稼いだバリューはほぼゼロ。
まあ、ベイダーがいなければALDSで敗退していただろうけど。
「(アルバート・アブレイユについて…)…引き続きロースターに保持しておいても構わないかと思います。」
だからxwOBAを信用し過ぎなんだって😫
「(アンドレス・シャパーロについて…)今オフにはルール5ドラフト対象となりますが、それでも流石にMLBフェーズで指名されることはないかと。」
その後も数字を伸ばしプロテクトの当落線上に。
「今回の昇格でカブレラがMLBに留まるのはラメイヒューが健康体を取り戻すまでの短期間でしょう…」
別にラメイヒューの故障者リストが1番の理由でもなく、スーパーUTとしてMLBに定着。
このタイミングで素直に故障者リストへブっ込んでおけば、今こんな事にならなかったかもしれんけど。
「ヤンキースはALDSで破れ去るはず」
ALDSを勝ち抜いたおかげで真の強者相手に要らぬ恥をかきました。
「ALDSのスタメンがPS経験すら無いトレビーノで正解だとは思えません。」
23打数1安打のトレビーノ、6打席5三振のヒガシオカ。どちらを選んだとしても、待ち受けるのは泥沼でした。
「(クレイ・ホームズについて…)ALDSに復帰する予定なものの、大した戦力にはならないでしょうな。」
最終戦で勝ち越し打を許したものの、ポストシーズン全体において5試合・6イニングを投げ被安打2・無失点の大活躍。