ブレンダン・ベック:ヤンキース・2巡目指名(2021年MLBドラフト)


 2017から当ブログで書いているヤンキースのプロスペクト紹介・レポートのまとめページになります。名前がその選手の記事へのリンクとなっています。今後も順次更新予定。 ...
2021年シーズン前半戦終了時点におけるニューヨーク・ヤンキースのプロスペクト(有望株)ランキングTOP100を作成
2021年度MLBドラフトにて全体20位指名権(1巡目)を持つニューヨーク・ヤンキースはイースタン・イリノイ大学の遊撃手トレイ・スウィーニー(Trey Sweeney)を指名!

日本時間7月13日に行われた2021年度MLBドラフト2日目において全体55位指名権(2巡目)を持つニューヨーク・ヤンキースはスタンフォード大学の先発投手ブレンダン・ベック(Brendan Beck)を指名。


ブレンダン・ベック

Brendan Beck
22歳8か月:188㎝・92㎏:右投先発
スタンフォード大学:4年生

ドラフト候補生ランキング
メディア 順位
Baseball America 80位
MLB.com 99位
FanGraphs
The Athletic
Perfect Game 86位
ESPN 71位
Prospect Live 157位
Prospects 1500 145位

2歳年上の兄のトリスタン・ベックと同じく名門スタンフォード大学に進学すると、1年目(2018年)から3年生の兄トリスタン、同じく3年生のクリス・ブビック(2018年ドラフト1巡目・全体40位指名)、2年生のエリック・ミラー(2019年ドラフト4巡目指名)と共にローテーション入り。

兄トリスタンとブビックの1巡目指名コンビがプロ入りしたことで2年目(2019年)からはエースとして起用されるも抜けた成績を残すことはできず、コロナの影響により5巡目まで短縮された2019年ドラフトでは指名漏れ。ドラフト外でプロ入りすることなく4年に進学することとなりました。

4年生として迎えた今シーズンは、スタンフォード大が所属するパック12・カンファレンスにて奪三振王に輝くなど同カンファレンスで1・2位を争う好成績を残し最優秀投手賞を受賞すると、ドラフト候補生としての評価も2~3巡目クラスまで上昇。

その結果として、ドラフト本番ではヤンキースが2巡目・全体55位の高順位で指名し、スロットボーナス130万ドルを25万ドル下回る契約金105万ドルで契約に至っています。

Register Pitching
Year Age Tm Lg Lev ERA G GS IP H HR BB SO WHIP BB9 SO9 SO/W
2018 19 Stanford P12 NCAA 2.43 17 12 66.2 56 6 12 38 1.020 1.6 5.1 3.17
2019 20 Stanford P12 NCAA 3.63 17 16 91.2 102 6 25 83 1.385 2.5 8.1 3.32
2020 21 Stanford P12 NCAA 2.82 4 3 22.1 18 1 6 25 1.075 2.4 10.1 4.17
2021 22 Stanford P12 NCAA 3.15 17 15 108.2 81 11 26 143 0.985 2.2 11.8 5.50
Coll Coll Coll   College 3.11 55 46 289.1 257 24 69 289 1.127 2.1 9.0 4.19

FB SL CB CH Cmd
45/45 40/45 40/45 40/40 35/45
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
96 90~92 83~84 78~79 m-80

2020年まで平均90マイル前後だったフォーシームの球速が今シーズンは90マイル台前半へ上昇したとはいえスライダー、カーブ、チェンジアップの3種の変化球も含め平均超と評することができるような球種は無し。22歳という年齢と完成された体格からもこれ以上の伸び代はほとんど残っていないことでしょう。

ただ、安定したコマンドとコントロール、豊富な球種のレパートリー、クリーンかつスムーズな投球フォーム、大きな故障歴の無い耐久性、NCAAでの確固たる実績などハイシーリングな先発投手プロスペクトとして必要な要素のほぼ全てを兼ね備えた存在。

マイナーリーグでは即戦力として素早い階級アップを期待。


雑感

大学進学の意志が強く高額な契約金を要求すると予想されていた高校生右腕ブロック・セルヴィッジを3巡目で指名したように、大学4年生のベックを2巡目で指名したのはその実力を買ったというよりもアンダースロット契約を狙ったものであることは明らか。

結果としてセルヴィッジとはオーバースロットでの契約に成功しヤンキースの思惑通りとなったわけですが、そもそもセルヴィッジもそこまでして獲得すべきプロスペクトだったかは今のところ疑問で、ヤンキースが今ドラフトの負け組と称されているのも致し方ありません。


映像集

コメント

  1. うん より:

    ここ数年、うんこみたいなドラフトを繰り返しているのはなぜですか?

    • 管理人 より:

      ここ数年どころか30年近くずっとウンコなのでありとあらゆる要素がダメなんだと思います。

  2. 管理人 より:

    Int FAでシコりましょう。