MLB:2023年シーズン:MVP/サイ・ヤング賞/新人王(1~3位):当ブログ選出


私の独断と偏見で2022年シーズン・MLB両リーグのMVP、サイ・ヤング賞、新人王を第3位まで選出。

今年も自己顕示欲を満たすため独断と偏見でMVP、CYA、ROYを選びました。

あくまでも勝手な評価尺度によって各アワードのディザーバーをチョイスしただけであって、BBWAA連中の投票なんて知ったこっちゃありません。

赤字はリーグトップ


  MVP  


アメリカンリーグ(AL)

不様にもジャッジがドジャスタのフェンスに当たり負けした結果、まともな競争が見られないままMVPレース終了。

ワンダー・フランコがロリコンじゃなければ、もう少し見応えあるMVPレースになってたんでしょうけど…

3位:コーリー・シーガー(TEX・SS)

G OBP SLG OPS wOBA
119 .390 .623 1.013 .419
wRC+ rBat+ DRC+ xwOBA DRS
169 169 150 .413 +5
UZR+OAA DPR rWAR fWAR WARP
±0 -4.0 6.9 6.1 4.0

中途半端な優勝争いを繰り広げるALWの中で、下表に示す通り同地区ライバル球団を滅多打ちにしてWC獲得に貢献(?)

43試合を欠場しながらもリーグトップの6.4 oWARを残していますが、左打ちのショートがoWARでリーグトップに立つのは1936年アーキー・ヴォーン以来史上3人目のレアケース。

Opponent
Split G PA H HR BB SO BA OBP SLG OPS
Los Angeles Angels 10 47 13 4 8 4 .342 .468 .711 1.179
Seattle Mariners 10 41 13 3 4 6 .361 .439 .694 1.133
Houston Astros 7 29 9 2 2 6 .346 .379 .654 1.033
Oakland Athletics 5 24 8 3 0 5 .348 .375 .870 1.245

2位:マーカス・セミエン(TEX・2B/3B)

G OBP SLG OPS wOBA
162 .348 .478 .826 .354
wRC+ rBat+ DRC+ xwOBA DRS
122 127 113 .335 +16
UZR+OAA DPR rWAR fWAR WARP
+10.9 3.6 7.4 6.3 3.6

33歳ながらも衰える気配はなく、今年も出場機会厨が絶頂しそうな数字を残し、殿堂入りすらうっすらと視界に。

過去2回(2019年と2021年)MVP 3位の座を獲得していますが、本番のMVP投票ではシーガーはおろか、明らかに成績下位のフリオ・ロドリゲスより下(=投票4位)となる見込み。

1位:大谷 翔平(LAA・SP/DH)

G OBP SLG OPS wOBA
135 .412 .654 1.066 .433
wRC+ rBat+ DRC+ xwOBA DRS
180 180 164 .428
G IP ERA K% BB%
23 132.0 3.14 31.5 10.4
wOBA FIP xERA cFIP DRA
.277 4.00 3.79 81 3.79
SIERA rWAR fWAR WARP
3.66 10.0 9.0 8.6

彼のGOATシーズン詐欺にはもう懲り懲りです。


ナショナルリーグ(NL)

3位:フレディ・フリーマン(LAD・1B)

G OBP SLG OPS wOBA
161 .410 .567 .976 .411
wRC+ rBat+ DRC+ xwOBA DRS
163 165 139 .409 -8
UZR+OAA DPR rWAR fWAR WARP
+4.2 -2.4 6.6 7.9 4.2

マット・オルソンとは成績がほぼ互角ですが、各指標のエッジ差を具に比較すると、フリーマンオルソンと捉えるのが自然。

実際の投票でもチームメイトにアクーニャがいるオルソンは不利を被るはずで、現時点の風潮的にはフリーマン 3位 → オルソン 4位が比較的有力。

2位:ムーキー・ベッツ(LAD・2B/RF)

G OBP SLG OPS wOBA
152 .408 .579 .987 .416
wRC+ rBat+ DRC+ xwOBA DRS
167 167 148 .411 +10
UZR+OAA DPR rWAR fWAR WARP
+0.7 +2.0 8.4 8.3 5.9

オフの肉体改造を経てコロナ過以降のキャリアハイを記録。

内外野を掛け持ちしながらもこれだけの数字を残したプレーヤーは2009年ベン・ソブリスト以来。

ただ、8月に月間1.355 OPS・3.0 fWARを残し、一時期はアクーニャを逆転するに飽き足らず独走態勢に入る気配すら見せたものの、9月入ると月間.718 OPS・0.6 fWARを残すなど失速。

1位:ロナルド・アクーニャ Jr.(ATL・RF)

G OBP SLG OPS wOBA
159 .416 .596 1.012 .428
wRC+ rBat+ DRC+ xwOBA DRS
170 173 176 .463 -3
UZR+OAA DPR rWAR fWAR WARP
-6.3 +7.0 8.1 8.3 8.3

フリーマン vs オルソンと同様にベッツとの成績差こそ僅かなものの、(本拠地を考慮しても)xwOBAの.05ポイント超リードはスラムダンク。

好成績とはいえ、スプリントスピードを見る限り万全の状態だったとは考えにくく、フルシーズン馬車のように働いたからには、どうせ来シーズンに再びスぺるんじゃないですか。


大谷に次ぐALのMVP2位に相応しい選手は?
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NLのMVPに相応しい選手は?