MLB:2023年シーズン:MVP/サイ・ヤング賞/新人王(1~3位):当ブログ選出


  新人賞  


アメリカンリーグ(AL)

3位:ヤイナー・ディアス(HOU・C/DH)

G OBP SLG OPS wOBA
104 .308 .538 .846 .354
wRC+ rBat+ DRC+ xwOBA DRS
127 131 124 .365 +4
UZR+OAA DPR rWAR fWAR WARP
+0.9 -3.7 3.2 2.0 1.6

1B&DHでの起用も少なくなかったとはいえ、打撃成績は新人キャッチャーとして歴代でも上位の数字で、彼以上のRbat(+14)を残した新人キャッチャーは過去に9人のみ。

ただ、長年キャッチャーがウィークポイントであるHOUの救世主となるはずが、何故かチームはマルドナードの正捕手起用を継続。

2位:タナー・バイビー(CLE・SP)

G IP ERA K% BB%
25 142.0 2.98 24.1 7.7
wOBA FIP xERA cFIP DRA
.285 3.52 3.66 101 4.66
SIERA rWAR fWAR WARP sWAR
4.19 3.6 3.0 1.7 2.8

後半戦に入りハンター・ブラウンブライス・ミラータージ・ブラッドリーなど同リーグのルーキー先発投手が軒並み数字を落とす中で、シーズン終盤に投球フォームへ修正を加えパフォーマンス向上。

ただ、そのシーズン終盤に球速が低下したうえ、ヒップを痛めIL上で閉幕を迎えたことを踏まえると、意図的なフォーム改造ではなかった可能性も。

1位:ガナー・ヘンダーソン(BAL・3B/SS)

G OBP SLG OPS wOBA
150 .325 .489 .814 .346
wRC+ rBat+ DRC+ xwOBA DRS
123 125 114 .345 +14
UZR+OAA DPR rWAR fWAR WARP
+0.2 +4.8 6.3 4.6 2.7

期待通りのパフォーマンス。

DRSがハネたおかげでrWARはルーキーとしてアーロン・ジャッジ以来の数字。


ナショナルリーグ(NL)

3位:ノーラン・ジョーンズ(COL・RF)

G OBP SLG OPS wOBA
106 .389 .542 .931 .395
wRC+ rBat+ DRC+ xwOBA DRS
135 140 121 .360 +1
UZR+OAA DPR rWAR fWAR WARP
+8 +3.5 4.3 3.7 2.1

クアーズはもちろんながらアウェイでも.935 OPSと強打を披露。

156 sOPS+は球団史上9番目の数字。

なお、実際の投票では黙殺される見込み。

2位:千賀 航大(NYM・SP)

G IP ERA K% BB%
29 166.1 2.98 29.1 11.1
wOBA FIP xERA cFIP DRA
.282 3.63 3.87 93 4.35
SIERA rWAR fWAR WARP sWAR
4.00 4.6 3.4 2.6 3.0

NL新人唯一の規定投球回到達で真赤っか。

恵まれたスケジュールとシーズン終盤の6人ローテ起用のおかげで中4日登板は3度のみ。

1位:コービン・キャロル(ARI・OF)

G OBP SLG OPS wOBA
155 .362 .506 .868 .370
wRC+ rBat+ DRC+ xwOBA DRS
133 134 116 .346 -3
UZR+OAA DPR rWAR fWAR WARP
-0.7 +8.8 5.4 6.0 4.3

期待以上のパフォーマンス。

特に走塁面でのパフォーマンスは球史に残るレベルであり、15.8 BsRに至ってはシーズン歴代最高記録。


ヘンダーソンに次ぐALの新人王2位に相応しい選手は?
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キャロルに次ぐNLの新人王2位に相応しい選手は?
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