MLB:2023年シーズン:MVP/サイ・ヤング賞/新人王(1~3位):当ブログ選出


  サイ・ヤング賞  


アメリカンリーグ(AL)

3位:ザック・エフリン(TBR)

G IP ERA K% BB%
31 177.2 3.50 26.5 3.4
wOBA FIP xERA cFIP DRA
.276 3.01 3.09 77 3.40
SIERA rWAR fWAR WARP sWAR
3.30 3.5 4.8 4.5 5.0

折角PHIからTBRへ移ったにもかかわらず、̠ALワーストの-8 被OAA Runを記録するなど守備に恵まれず。高ストライク率の省エネピッチングを披露するも、TBRの起用方針によりイニングなど積上げ系指標は伸びず。特殊なプレー環境に翻弄された印象。

そもそも彼をこの順位に置くと、最多勝を評価してるみたいでハズイよね。

素直にソニー・グレイを据えればよかったわ。

2位:パブロ・ロペス(MIN)

G IP ERA K% BB%
32 194.0 3.66 29.2 6.0
wOBA FIP xERA cFIP DRA
.294 3.33 2.98 77 3.54
SIERA rWAR fWAR WARP sWAR
3.37 3.3 4.5 4.8 5.7

オフにドライブラインで習得したスイーパーが新たな決め球として機能しただけでなく、MINの先発ローテ中5日起用が功を奏したのか球威も向上。

ALC所属のため対戦相手の質が低かったとはいえ、多くのディザーヴド・スタッツにおいてコール相手に勝るとも劣りません。

実際の投票ではチームメイトのグレイにボロ負けでしょうけど…

1位:ゲリット・コール(NYY)

G IP ERA K% BB%
33 209.0 2.63 27.0 5.8
wOBA FIP xERA cFIP DRA
.256 3.16 3.45 91 4.11
SIERA rWAR fWAR WARP sWAR
3.63 7.5 5.2 3.8 5.5

特になし。


ナショナルリーグ(NL)

3位:ローガン・ウェッブ(SFG)

G IP ERA K% BB%
33 216.0 3.25 22.8 3.6
wOBA FIP xERA cFIP DRA
.283 3.16 3.63 81 3.48
SIERA rWAR fWAR WARP sWAR
3.16 5.6 4.9 5.5 4.5

ゲリット・コールと同じく、PS争いから外れているにも拘わらず、チームの先発ローテ崩壊によってこき使われ最多イニング。

チェンジアップの割合を大きく増やし苦手なLHBを克服するも、何故かRHB相手にも同じようなアプローチを仕掛け対RHB成績低下。

例年通りの対RHB成績を残すことができていれば、本アワード本命だった可能性は十分。

2位:ザック・ウィーラー(PHI)

G IP ERA K% BB%
32 192.0 3.61 26.9 5.0
wOBA FIP xERA cFIP DRA
.277 3.15 3.18 79 3.62
SIERA rWAR fWAR WARP sWAR
3.53 4.2 5.9 4.5 5.3

アーロン・ノラからエースの座を奪い返すとともに、MLB No.1ピッチャーの地位を確立したと言っても過言ではなし。

ただ、MLBワーストの-9 被OAA Runを喫するなど、PHIのファイヤーフォーメーションに思う存分足を引っ張られ、肝心のERAはPHI移籍後初の3.00超。

昨年のノラと同様、実際の投票ではERA芸人たち相手に後塵を拝するでしょう。

1位:スペンサー・ストライダー(ATL)

G IP ERA K% BB%
32 186.2 3.86 36.8 7.6
wOBA FIP xERA cFIP DRA
.279 2.85 3.02 68 3.41
SIERA rWAR fWAR WARP sWAR
2.86 3.4 5.5 4.9 6.1

フォーシームのコマンドが安定せず、新人王に輝いた昨シーズンからパフォーマンス悪化。

6月の大失速を経て、シーズン下半期は7月8日に4回8失点、8月7日に2.2回6失点、9月6日に2.2回6失点と30日毎に大炎上を繰り返し、良くも悪くも両極端な成績に。

とはいえ、フルシーズン1年目でサイ・ヤング賞のディザーバーとは恐れ入りました。


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