2018年:MVP・サイヤング賞・新人王(1~3位):当サイト選出

サイヤング賞


アメリカンリーグ(AL)

1位:ジャスティン・バーランダー(HOU)

登板数 投球回 防御率 K/9 BB/9
34 214 2.52 12.2 1.6
WHIP wOBA xwOBA FIP cFIP
0.90 .260 .236 2.78 73
DRA SIERA rWAR fWAR WARP
2.33 2.63 6.3 6.8 7.3

昨シーズンに少し成績を落とし35歳で開幕を迎えていただけに衰えが進む可能性もありましたがあっさりとリーグNo.1の成績を記録。FIP、SIERA、cFIP、DRA、WHIP、K/9、K/BBで自己ベストを更新しています。

ただ、6月2日時点で防御率1.24&7月25日時点で防御率1.82だっただけに後半戦に成績を落としてしまったのが勿体なかった。

とはいえ先程述べたシャーザーと同じように将来の殿堂入りはほぼ間違いないでしょう。

2位:ブレイク・スネル(TB)

登板数 投球回 防御率 K/9 BB/9
31 180.2 1.89 11.0 3.2
WHIP wOBA xwOBA FIP cFIP
0.97 .246 .272 2.94 76
DRA SIERA rWAR fWAR WARP
2.44 3.30 7.4 4.7 6.3

こちらの記事でサイヤング賞の大穴候補に挙げていた選手ですが予想以上の活躍。ERA+219はデグロムを抑えMLB全体でトップの数字であり1920年以降では第10位の大記録です。

しかし、3週間ほど怪我で離脱したためにイニングは稼げず防御率以外の多くの指標でバーランダーに敗れています。

(たぶん実際のサイヤング賞投票では1位になるでしょうね)

3位:クリス・セール(BOS)

登板数 投球回 防御率 K/9 BB/9
27 158.0 2.11 13.5 1.9
WHIP wOBA xwOBA FIP cFIP
0.86 .237 .230 1.98 67
DRA SIERA rWAR fWAR WARP
2.20 2.27 6.8 6.5 5.6

毎年サイヤング賞最有力選手と言われていますが今年も故障により規定投球回に届かずサイヤング賞を逃しそうです。来年でもう30歳になりますし本当にサイヤング賞未受賞でキャリアを終える可能性が・・・。

ちなみに、奪三振率のシーズン記録は2001年ランディ・ジョンソンの13.4なのであと4イニング投げていれば記録更新も可能でした。


ナショナルリーグ(NL)

1位:ジェイコブ・デグロム(NYM・SP)

登板数 投球回 防御率 K/9 BB/9
32 217 1.70 11.2 1.9
WHIP wOBA xwOBA FIP cFIP
0.91 .230 .242 1.99 63
DRA SIERA rWAR fWAR WARP
2.09 .278 10.0 9.1 8.7

2位:マックス・シャーザー(WSH・SP)

登板数 投球回 防御率 K/9 BB/9
33 220.2 2.53 12.2 2.1
WHIP wOBA xwOBA FIP cFIP
0.91 .252 .246 2.65 73
DRA SIERA rWAR fWAR WARP
2.29 2.71 9.5 7.9 8.1

3位:アーロン・ノラ(PHI・SP)

登板数 投球回 防御率 K/9 BB/9
33 212.1 2.37 9.5 2.5
WHIP wOBA xwOBA FIP cFIP
0.98 .251 .257 3.01 77
DRA SIERA rWAR fWAR WARP
2.60 3.40 10.0 5.2 6.2

一部の指標はイマイチな数字ですがMLBワーストのフィリーズ守備陣(チームDRS-136、歴代ワースト記録)をバックにこの成績は驚異的。

rWAR=10.0となっていますがこれは打撃成績&守備成績も含めた数字で投手成績だけならrWAR=10.5。この数字はこの15年間での最高記録となっています。