パトリック・コービンのナショナルズ入りとプランB

ヤンキースの2018~19年オフ補強&放出予想

ヤンキースの補強関連ニュース・噂(2018/11/23)

ヤンキースの補強最優先事項と報道されていたパトリック・コービンがナショナルズと6年1億4000万ドルの大型契約で合意するというちょっと予想外の展開に。しかも、ヤンキースの提示額はたった5年契約1億ドルで、同じく交渉を行っていたフィリーズも5年契約を提示していたようです。

私はヤンキースとコービンが6年1億3000万ドルで契約すると予想していたのですが、コービンの総額における大方のアメリカメディアの予想は5年1億ドルだったので、ヤンキースとフィリーズの提示はアメリカメディアの評価通りのもの。6年1億3000万ドルと予想していた自分的にはナショナルズが払う金額はチョット高いなって印象なんですが、5年1億ドルと予想していたアメリカメディアでは「高すぎでしょ!」って感じの扱いになってますね。



こっからはヤンキースのプランBのお話。

ネイサン・イバルディ

上のTweetのようにFAとなっているイバルディにシフトするようですが、今のところイバルディの有力契約先はレッドソックスとアストロズと報道されておりフィリーズやエンゼルス、ジャイアンツ、ブリュワーズ、ブレーブス、ホワイトソックス、パドレス、ブルージェイズも候補に挙がっているので結構な争奪戦になりそうです。

当初は3年5000万ドル程度と予想されていましたが争奪戦により4年契約になる可能性が非常に高く、NYポストによるとヤンキースは4年契約に及び腰。

個人的には今オフ契約する先発投手が3人とも(パクストン、サバシアとイバルディ)故障に弱く規定投球回を投げられる可能性が低いというのはリスキーすぎるので反対。

↑BOSと契約合意

J.A・ハップ

もちろんハップもプランBの有力候補。ただ、イバルディと同じく10チーム以上がリンクしておりこちらも予想以上の争奪戦に。当初は2年契約と予想されていましたが3年契約を得られるのではないかと予想されています。

前の記事でも2年契約だとFAになるタイミングが田中、パクストンと被るのでマズいと書きましたが、3年契約なら36歳という年齢を考えると長すぎ。コービン&ハップというコンビなら良かったんですが。

そもそも上の予想記事でハップとの契約に肯定的だったのもコービンという180イニング以上を高い確率で期待できる選手を獲得したうえでの話で、パクストンという規定投球回に到達しないであろう投手とセットでハップほどのベテランをローテに入れるのはやっぱマズいでしょう。

コリー・クルーバー&カルロス・カラスコ

今トレード市場最高クラスの二人ですがインディアンズの要求があまりにも高いと報道されています。

特にヤンキースはパクストン獲得前にクルーバーに対してジャスタス・シェフィールドを軸としたトレードをオファーしたようですが、インディアンズはシェフィールドよりもエステバン・フロリアルを要求したことで破談となっています。

インディアンズはメッツやドジャースとも交渉したようですが続報は無し。

ランス・リン

アメリカメディアの予想は2年2400万ドル前後。MLB.comのよるとヤンキースと交渉済みのようです。

2018年シーズンの前半戦は散々でしたが、後半戦にピッチングスタイルを変更すると防御率以外は先発2番手クラスの成績。来年以降も今季後半戦のパフォーマンスを維持できれば超お買い得となりますが...。

ソニー・グレイ

先日ブリュワーズと交渉中と報じられましたが、今日はさらにパドレスと交渉中との報道。

先に他の先発を獲ってしまうとグレイが完全に余剰人員となり交渉で足元を見られるリスクが高くなるのでさっさと放出してほしいところ。

ここからはまだヤンキースとの具体的な繋がりがない選手たちなので読み飛ばしてもらっても構いません。

ザック・グレインキー

グレインキーは15チームに対するトレード拒否権を持っていますが、トレード拒否球団リストにヤンキースが入っているので獲得は不可能。他の14球団はBAL、BOS、CIN、COL、DET、OAK、SD、SF、STL、TOR、LAA、LAD、MIN、PHI。

マディソン・バンガーナー

フィリーズが交渉済みとのことですがそれ以上のニュースは聞きません。

菊池雄星

ポスティングによる交渉は解禁済み。ヤンキースも興味を持っていると報道されていますが、契約先が決まるのは交渉期限30日ギリギリぐらいでしょう。アメリカメディアには4年5600万ドル程度と予想されています。

ダラス・カイケル

まだヤンキースとのリンクは無し。結構スモールマーケットのチームが興味を示していて意外なチームと契約するかも。

ノア・シンダーガード

よっぽどのことがない限り放出はされないようです。



今年のウィンターミーティングは今月9日からラスベガスで開催。とりあえずそれまで大きな動きはなさそうですね。