ヤンキース:プロスペクト・リポート:第4回(2019/6/15)


ヤンキースのプロスペクト紹介まとめ 順次更新


ヤンキース:プロスペクト・リポート:第1回(2019/4/14)

ヤンキース:プロスペクト・リポート:第2回(2019/5/1)

ヤンキース:プロスペクト・リポート:第3回(2019/5/19)




FanGraphs

MLBドラフトを受けてFanGraphsがプロスペクトランキングを大幅アップデート。Top100位内にヤンキースからはデイビー・ガルシア(全体64位)とエステバン・フロリアル(全体99位)の2人がランクインしています。

ヤンキース球団内のランキングは以下の通り。

  1. デイビー・ガルシア
  2. エステバン・フロリアル
  3. ジョナサン・ロアイシガ
  4. アントニオ・カベロ
  5. ケビン・アルカンタラ
  6. エバーソン・ペレイラ
  7. アンソニー・シーグラー
  8. ロアンシー・コントレラス
  9. ルイス・ギル
  10. クラーク・シュミット
  11. アンソニー・ボルペ
  12. アルバート・アブレイユ
  13. ルイス・メディーナ
  14. トレバー・ステファン
  15. オシエル・ロドリゲス
  16. ニック・ネルソン
  17. ライムフェル・サリーナス
  18. アンソニー・ガルシア
  19. アレクサンダー・バルガス
  20. ジョシュ・ブロー
  21. ライダー・グリーン
  22. ジョン・スミス
  23. ジョシュ・ストワーズ
  24. オズワルド・カブレラ
  25. アントニオ・ゴメス
  26. エゼキエル・デュラン
  27. マット・サウアー
  28. TJ・シッケマ
  29. タイロ・エストラーダ
  30. ギャレット・ウィットロック


AAA

ブレイビック・バレーラ

5月にジャイアンツからDFAを受けていたAAAA選手。DFAの1週間後にヤンキースがクレームしそれ以降AAAでプレーしていますが、ここまで28試合でOPS1.210と絶好調。本来はコンタクトに優れるものの長打力がイマイチな選手ですがヤンキース移籍後はHRを連発。

ケガ人が続々と復帰しているヤンキースの現状を考えるとバレーラが上で必要とは言えませんが、インターナショナルFAのボーナススロット獲得やトレードの人数合わせの駒として使えそう。

Register Batting
Year Tm Lg Lev Aff G PA H HR BB SO BA OBP SLG OPS
2019 2 Teams 2 Lgs AAA NYY-SFG 52 210 61 8 29 20 .349 .447 .560 1.007
2019 Sacramento PCL AAA SFG 24 92 19 1 16 10 .257 .396 .338 .733
2019 Scranton/Wilkes-Barre IL AAA NYY 28 118 42 7 13 10 .416 .487 .723 1.210
Provided by Baseball-Reference.com: View Original Table
Generated 6/15/2019.

ライアン・マクブルーム

インターナショナルリーグ(AAA)でダントツのリーグNo1成績を残しているマイク・フォードの陰に隠れているものの同じ一塁手のマクブルームも好調。wRC+147はリーグ6位の数字となっています。

フォードと違ってマクブルームは外野を守ることができますがまだ40人ロースターに入っていませんしヤンキースでのMLBデビューは厳しいでしょうね。


AA

クリス・ギッテンズ

マイク・フォードはAAAのインターナショナルリーグでNo.1の打撃成績を残していますが、ギッテンズはAA全体でNo.1。BABIPが4割台と高く最近は成績が下降気味ではあるもののAAAに昇格させるべきレベルなのは確か。ただ、フォード&マクブルームとポジションが丸被り。


A+

エステバン・フロリアル

春季キャンプの手首の骨折から約2か月半で復帰。この故障と昨シーズンの中途半端な成績、一向に改善しないコンタクトスキルを理由にプロスペクトとしての評価は下がる一方なだけに、プロスペクトとしてある程度の価値があるうちにトレードの駒で使うべきなのかも。

デルミス・ガルシア

フロリダステートリーグ(A+)でリーグトップの14本塁打を記録しているガルシア。明日行われるリーグ主催のHRダービーに選出されています。

生粋のパワーだけならMiLB全体で見てもトップクラスなだけに楽しみ。


A

アンソニー・シーグラー

拡張春季キャンプを経て20歳強でAに昇格。これまでは試合中継のないルーキーリーグでプレーしておりAで初めてまともに試合映像を見ましたが、やっぱりフレーミングも含めてキャッチャー守備はまだまだといった感じ。盗塁阻止においても肩は強いですがエクスチェンジがイマイチでした。

しかし、あのルイス・メディーナとバッテリーを組んで6回ノーヒッターをリードするなど才能の片鱗を見せておりバッティングも好調。特にアプローチが成熟しているように感じました。

ブランドン・ロックリッジ

ブランドン・ロックリッジ:ヤンキース5巡目(2018年MLBドラフト)

俊足攻守のセンター。上の記事でパワーのポテンシャルがあると書きましたが、今シーズンはここまで63試合で10本塁打を記録。すでに盗塁数も二桁に届いており20ー20を期待できそうなペース。

守備でも(スモールサンプルではあるものの)素晴らしい成績を記録。


A-

今日開幕を迎えたA-。とりあえず今のところエバーソン・ペレイラとエゼキエル・デュランぐらいしかトッププロスペクトはいませんが、これから続々とドラフト入団組が加入するはずなので1か月後ぐらいには盛り上がってくるはず。


ROY

アメリカ本国のルーキーリーグはまだですがドミニカ・サマーリーグの方はすでに開幕済み。

昨年に80万ドルで契約したマウロ・ボニファシオ(17歳)が7試合&30打数で19三振という目も当てらてないようなパフォーマンスを披露。