スター・ウォーズ新新新3部作&実写ドラマシリーズ製作決定

 今日ディズニーが新たなるスター・ウォーズの3部作とドラマシリーズの製作を公式に発表しました。ここ1年間ぐらいボブ・イーガーやきキャスリーン・ケネディが2019年のスター・ウォーズ・エピソード9公開以降のスター・ウォーズ作品制作をほのめかし続け、今年の8月にとうとうオビ・ワン=ケノービのスピンオフ作品制作を公式に発表したばかりでした。スター・ウォーズの4つ目のトリロジー製作はこれまでの報道からほぼ確実視されていたので驚きはありませんが、このタイミングでの発表は少し驚きました。
以下情報・考察まとめ
・この3部作は3作全部をライアン・ジョンソンが監督と脚本を務めると発表されています。そうなるとジョンソンのスター・ウォーズ監督数は4本となりルーカスと並びます。まあこれほどの大仕事を任されるぐらいなんですから、ジョンソンが監督・脚本を手掛けた最後のジェダイは中々の出来になっているのでは?
 
・エピソード9の新監督にジョンソンではなくエイブラムスが選ばれたときに「なぜジョンソンが選ばれなかったのか」を巡って様々な憶測(悪いものも含めて)が流れましたが、これで納得がいきましたね。
 
・今回発表された4つ目の三部作は初めてスカイウォーカーが関係しない話になるようで、エピソード10~エピソード12という形になるかは微妙。「全くの別世界設定」、「エピソード1の遥か昔」、「エピソード9の遥か未来」、「レイがスカイウォーカー一族でなく、レイやフィンがまた主要キャラに」、「ヨーダの若かりし時代」、「エピソード3・4の間でアナキンが出てこない話」など様々な予想が出来ます。
 
・このタイミングでの発表は、ディズニーの第3四半期決算が「カーズ3」の失敗やESPNの不調のために悪い結果が出ており株価が下がっていたことも影響しているかもしれません。実際に発表後ディズニーの株価は急上昇しました。
 
・公開スケジュールはどうなるのか?オビ・ワンのスピンオフを2020年、4代目三部作を2021~2025年に公開するスケジュールが一番有力視されていますが、マーベル作品との折り合いもあるでしょう。
 
・映画作品と同時に実写ドラマシリーズの製作も発表。ディズニーは2019年末にNetflixなどに対抗して新たなるオンラインストリーミングサービスを開始する予定で、それにおいてスター・ウォーズ作品の実写ドラマシリーズがエース・コンテンツになるようです。他にも「新たなるマーベル作品の実写ドラマ」。「ハイスクール・ミュージカルのドラマ版」、「モンスターズインクのアニメシリーズ」の製作が噂されています。
 
・スター・ウォーズのドラマ化はオリジナル三部作時代からたびたび計画されており、ルーカスのヤル気や製作費のせいで何度も中止になってきましたが、今回は優れた制作陣と潤沢な製作費をつぎ込んでほしいですね。

 ルーカスフィルム買収時はディズニーとスター・ウォーズが噛み合うのか不安でしたが(まあゴタゴタ続きですが)、「フォースの覚醒」と「ローグワン」はアメリカで高評価を受けておりこれからも質の高い作品が期待できます。おそらくこの4代目三部作でもスター・ウォーズ作品の制作は終わらず、ディズニーの元であと10年~20年は続くでしょう。2027年に「スター・ウォーズ50周年記念作品!」とか宣伝してるのが見に浮かびます。(というかスター・ウォーズの完結前にジョージ・ルーカス死んじゃうだろうけどね・・・)
(「エピソード9」で完結しないことや作品の質に文句を言ってる人もそこそこいますが、アメリカ本国の報道を見てから言えよ!)