上記リンク記事にて来季オフ(2023-24年オフ)のFA予定野手を取り上げましたが、今回はその投手編。
候補選手をリストアップしてみると嫌いな選手だらけだったので、記事作成中ずっと不快でした。
どいつもこいつも肘靭帯プツンして欲しい。
- 年齢は2024年4月1日時点のもの
- オプトアウト権も考慮
- 予想契約は2023年シーズンにおいて2021~2022年の2年間の平均値程度の成績を残すと仮定したうえで決定する
目次
10位:ダルビッシュ有
パドレス:37歳7ヶ月:RHP
予想契約:2年 5000万ドル
[年平均 2500万ドル]
年度 | rWAR | fWAR |
2021 | 1.4 | 2.9 |
2022 | 4.4 | 4.2 |
特にありません。取り敢えずスぺれ。
9位:マーカス・ストローマン
カブス:32歳11ヶ月:RHP
予想契約:3年 6000万ドル
[年平均 2000万ドル]
年度 | rWAR | fWAR |
2021 | 3.4 | 3.4 |
2022 | 2.6 | 2.0 |
来シーズンは3年契約(総額7200万ドル)の2年目に当たるものの、シーズン終了後にオプトアウト権を行使する可能性が大。
170cmの短小が30代中盤以降も活躍できるかは知らんけど。
スぺれ。
8位:フランキー・モンタス
ヤンキース:31歳0ヶ月:RHP
予想契約:4年 7400万ドル
[年平均 1850万ドル]
年度 | rWAR | fWAR |
2021 | 3.6 | 4.0 |
2022 | 1.1 | 2.0 |
実際は開幕からFIP5点台残してトレードデッドラインで安売りされるでしょう。
少なくともスぺれ。
7位:ジョシュ・ヘイダー
パドレス:29歳11ヶ月:LHP
予想契約:5年 8000万ドル
[年平均 1600万ドル]
年度 | rWAR | fWAR |
2021 | 3.4 | 2.6 |
2022 | -1.0 | 0.8 |
ポストシーズンで復活を印象付けたものの、過去2シーズンの平均成績を残すと仮定すると2022年シーズンの低成績に引っ張られるため、エドウィン・ディアスに続き1億ドル超を手にするのは難しいねと。
スぺれ。
7位:ジョーダン・モンゴメリー
カージナルス:31歳3ヶ月:LHP
予想契約:4年 8000万ドル
[年平均 2000万ドル]
年度 | rWAR | fWAR |
2021 | 3.4 | 3.2 |
2022 | 1.6 | 2.7 |
ヤンカスからは「ローテにいらぇね😡」と考え無しに叩かれていたもののコンテンダーならば先発2~3番手、非コンテンダーならば先発1~2番手クラスの優等生ピッチャー。
過去2シーズンの成績はモンタスとほぼ互角ですが、ピッチングスタイルや直近の故障歴を踏まえるとモンゴメリーが上位のイメージで、今オフのタイフアン・ウォーカー(4年7200万ドル)やジェイムソン・タイロン(4年6800万ドル)が下限となるはず。
モンゴメリーはやっぱり先発4・5番手ぐらいがシーリング
— Fordy Ballgame (@ironhorse0619) July 19, 2017
5位:マックス・シャーザー
メッツ:39歳8ヶ月:RHP
予想契約:2年 9000万ドル
[年平均 4500万ドル]
(+条件付きオプション1年4500万ドル)
年度 | rWAR | fWAR |
2021 | 5.9 | 5.4 |
2022 | 5.2 | 4.4 |
2024年シーズンに年俸4333万ドルの選手オプションを保有していますが、過去2シーズンと同等の数字を記録すれば行使することはないでしょうね。
バーランダーの2年8667万ドル契約が目安となるはずで、彼と比べて約0.5歳若くFA権を手にするシャーザーであれば再び3年契約の可能性も。
4位:ルーカス・ジオリト
ホワイトソックス:29歳7ヶ月:RHP
予想契約:5年 1億1000万ドル
[年平均 2200万ドル]
年度 | rWAR | fWAR |
2021 | 4.2 | 4.1 |
2022 | 0.5 | 1.8 |
開幕前はサイ・ヤング賞の有力候補に挙げられていたものの、原因不明の球速低下により期待外れのシーズンに。
今オフは痛いボランティア活動と並行して球速復活に向けトレーニングの抜本的テコ入れを行ったようですが、そもそもグレーなピッチャーですからね…。
また、今オフから新たに選手会の幹部となったため、ホワイトソックス相手にディスカウント等を受け入れる可能性はありません。
何にせよ個人的にはコイツのこと大嫌いなので、2023年シーズンも低成績を残して惨めったらしい契約を手にすることを願います。
3位:タイラー・マーリー
ツインズ:29歳6ヶ月:RHP
予想契約:5年 1億2000万ドル
[年平均 2400万ドル]
年度 | rWAR | fWAR |
2021 | 5.1 | 3.8 |
2022 | 2.2 | 2.1 |
本当に過去2シーズンの平均成績を残せば1億ドル超の契約を手にするでしょうが、2022年シーズンの度重なる肩の故障と球速低下を考えるとその可能性は…。
今オフは大型補強が予想されるもコレアの引き留めに失敗しクリスチャン・バスケスとジョーイ・ギャロでお茶を濁しているツインズですが、来オフは先発ローテからマーリーだけでなくソニー・グレイと前田健太もFA予定。
グレイと前田に関してはトレードの可能性が報じらているものの、マーリーは一切名前を聞きませんね。
2位:アーロン・ノラ
フィリーズ:30歳9ヶ月:RHP
予想契約:6年 2億1600万ドル
[年平均 3600万ドル]
年度 | rWAR | fWAR |
2021 | 2.4 | 4.4 |
2022 | 6.0 | 6.3 |
(恐らくフィリーズのせいで)毎シーズンのように防御率が乱高下するため過小評価されがちですが、その他スタッツはMLB定着以来常にエース級の数字。
彼ぐらいの頑丈なピッチャーがFA直前にスぺれば、それはそれでオモロい。
1位:フリオ・ウリアス
ドジャース:27歳7ヶ月:LHP
予想契約:9年 2億7000万ドル
[年平均 3000万ドル]
年度 | rWAR | fWAR |
2021 | 4.4 | 5.0 |
2022 | 4.9 | 3.2 |
21世紀においてサイ・ヤング賞上位クラスの27歳がFA権を取得した前例がなく、来シーズンも再び健康体を証明すれば、ウェイン・ガーランド以来史上2人目となる二桁年数FA契約を手にする可能性も。
トレバー・バウアーのおかげで今オフは身動きが取れないドジャースも来オフは以前のような大補強を行うでしょうが、ボラスが代理人であるだけに条件面で古巣を優遇する可能性はゼロ。