「オフシーズン開始前にヤンキースの現状をおさらい:2023年版」、「ヤンキースの戦力分析:2023-24年オフ開始時」に続き、NYYの補強予想を書くつもりだったのですが、FA市場とトレード市場においてターゲットとなり得るプレーヤーをピックアップしていたら結構長尺となったので、単体記事として投稿しておきます。
補強ターゲット候補
1.外野手
ジャッジを抱えながらも1.1 rWAR&2.9 fWARに終わった外野陣の立て直しが今オフ最大の命題であることは明らかで、実際にキャッシュマンは今月のGMミーティングにて外野手2人の補強を明言。
ただ、FA市場&トレード市場合わせて予測WARが2.5を超えるプレーヤーはフアン・ソト1人しかおらず、ジャッジやスタントン、ヒックスの残り契約年数、球団プロスペクトランキングの上位を外野手が占めている点、例年を大きく下回る現戦力などを踏まえると、2年前後のロースターサイクルを意識した補強が最適解と思います。
そもそも、ジャッジ1人がいるだけで本来なら外野補強なんて必要ないはずですからね。今シーズン極端に下振れしたおかげでこうなってるだけで。
FA市場
コディ・ベリンジャー(28歳)
【予測WAR:2.2、予想契約:8年 184M(AAV 23M)】
今年の復活劇は運に恵まれた部分もあり、個人的な熱量はNYYファンベースを遥かに下回っていますが、今FA市場最年少級の若さと代理人ボラスにより、一昨年のジョージ・スプリンガーや昨年のブランドン・ニモを超える大型契約を手にする見込み。
若さと実績に加え、センターだけでなくファーストも卒なくこなす柔軟性や(本当かどうかは疑問ですが)一般的にヤンキー・スタジアム向きと言われるプルヒッティングもNYYにとっては大きな付加価値と考えられています。
ただ、よっぽどの高額オファーを受けない限り1~2年目にオプトアウトを要求する可能性が高いでしょうから、将来的なファーストへの再コンバートを考慮する必要性は低いような気がしますし、別にヤンキー・スタジアムでのxHRも大したことありません。
彼に1億5000万ドルやら2億ドルを費やすぐらいなら、山本 由伸やソトにリソースを割くべきでしょう。
イ・ジョンフ(25歳)
【予測WAR:2.2、予想契約:5年 70M(AAV 14M)】
韓国球界史に残る天才プレーヤーとして順調にステップアップを続け、2022年にはKBO MVPに輝くも、今年はスランプと故障によりモンスターシーズンの再現どころかキャリアワースト級の成績に終わりましたが、KBOポスティング史上最高額更新は間違いなし。
ただ、KBOのポスティングは交渉期間が30日間しか設けられないため、ポスティングはウインターミーティングの直前となる見込みです。
NPB以上にKBO出身野手は数が限られるため成績を予測するのは困難ですが、最近のKBO出身大物野手の中で酷い成績に終わったプレーヤーはパク・ビョンホのみで、その彼もxwOBAは思いのほか優秀。Steamerの108 OPS+予測も納得のトラックレコードです。
ドミンゲスやペレイラなど守備に不安を抱えるプロスペクトが控えているNYYにとってはセンター守備〇を期待せざる負えないはずですが、2021年まではセンターで平均未満、両翼で平均超の守備成績を残し、センターに固定されていた過去2シーズンは守備成績が大幅に良化。MLBでもセンターが務まる可能性は無きにしも非ず。
まあ、今シーズンに足の靭帯をやっているので両翼と考えるのが自然か。
世間的には4~5年×AAV 10M程度の契約が見込まれていますが、個人的にはそれより1段階上の規模になるかと。
ルルデス・グリエル Jr.(30歳)
【予測WAR:1.7、予想契約:4年 52M(AAV 13M)】
イ・ジョンフ程度のAAVで確実に”並の成績”を残すプレーヤーが欲しいのであれば彼が最適解。
年齢もFA市場のレギュラー級外野手の中では若い部類に入ります。
ただ、この程度のプレーヤーでレフトを埋めるぐらいなら、プロスペクト達にベットする方が建設的でしょうね。
ケビン・キアマイアー(34歳)
【予測WAR:1.7、予想契約:2年 24M(AAV 12M)】
現代最高の外野守備に大きな衰えは見受けられず、奇跡的にもIL入りをたった1度で乗り切り、ハイBABIPも相まってWARを荒稼ぎ。
今シーズン終盤戦にxwOBAを大きく落とした点は気掛かりですが、安価な短期契約で手に入るうえにコケれば”1 WAR”、ハマれば”3 WAR”の彼はNYYに打ってつけのギャンブル案件かと思います。
単年契約で纏まりそうなハリソン・ベイダーの方が優良物件かもしれないけど。
ブレット・ガードナー(40歳)
【予測WAR:∞、予想契約:1年 0.74M】
如何にしてNYYに外野陣が崩壊したのか。その答えは明白。
2年間のリフレッシュを経てWAS時代のMJを彷彿とさせるようなパフォーマンスを披露することでしょう。
トレード市場
フアン・ソト(25歳・SDP)
【予測WAR:4.9、来季年俸:33M、保有期間1年】
NYY以上の大失態を演じたSDPからの敗北放出が有力視されており、その場合はウインターミーティングにて去就が決定するはず。
SDPが本腰を入れれば数多くのチームが争奪戦に参加するでしょうが、現時点では取り敢えずNYYが移籍先候補の筆頭と考えられています。
MVP級のプレーヤーですが高年俸のためトレードバリューは抑えられており、本来なら”50 FV×1人+45 FV×1人”程度のパッケージが適当。
ただ、実際は55FV×1人または50 FV×2人を突っ込むチームが出てくるでしょうね。
外野手2人の獲得を目指すNYYならトレント・グリシャム【予測WAR:2.1、来季年俸:5M、保有期間2年】をセットで狙うのもアリ。
マックス・ケプラー(31歳・MIN)
【予測WAR:2.4、来季年俸:10M、保有期間1年】
去年の記事で本命に挙げたプレーヤーで、打撃面ではキャリアハイのシーズンを残しました。
極端に対RHBが得意な点とエマージェンシーにセンターを務められる守備力はNYYのラインナップにもピッタリで、MINに放出の意志があるのであれば、ウィッシュリストの上位に置くべきでしょう。
レーン・トーマス(28歳・WSH)
【予測WAR:1.7、来季年俸:7M、保有期間2年】
今シーズンは前半戦にバビって好成績を残すも、後半戦は揺り戻しを受け昨年以前の水準に。
ケプラーと同じくセンターも務めたれるとはいえ、個人的にはこれ以上の伸びしろを感じません。
ただ、後述するチームメイトのリリーフ投手たちをセットで狙う手も。
アレックス・ベルドゥーゴ(28歳・BOS)
【予測WAR:1.7、来季年俸:9M、保有期間1年】
今シーズンのTDLにてNYYとBOSはトーレスとベルドゥーゴのトレードを画策していたとの話で、今オフに再チャレンジするのもオプションの1つか。
ただ、約3 WARが見込まれているトーレスと比べ遥かに格下のプレーヤー。年俸差があると言えども、何かしらオマケを付けて貰う必要があります。
今さらライバル同士のトレードが実現すると思えないですし、個人的には好みのプレーヤーではありませんが、トーレスとOFをすり替えて内外野で補強スポットのバランスを取るのはアリっちゃありかも。
マイク・ヤストレムスキー(33歳・SFG)
【予測WAR:1.8、来季年俸:8M、保有期間2年】
昨オフにジャッジ争奪戦で敗れたSFGは改めて大物外野手の補強を目論んでおり、外野手補強戦線で再びNYYのライバルになるはずですが、その中でヤストレムスキー構想外の可能性が取り沙汰されています。
攻守で劣化版ケプラーのようなプレーヤーですが、BOSの偉大なるレジェンドの孫がピンストライプを着てプレーする姿見たくないですか?
ディラン・カールソン(31歳・STL)
【予測WAR:1.3、来季年俸:2M、保有期間3年】
故障によって低成績に終わるも、xwOBAやその他トラッキングスタッツは2022年以前と変わらず、再び平均オーバーへの揺り戻しを期待。
スイッチヒッターですが圧倒的に右打席が得意なバッターで、NYYのラインナップには適さないかもしれません。
ジェフ・マクニール(32歳・NYM)
【予測WAR:2.7、来季年俸:10M、保有期間3年】
今シーズンのパワー低下と9月末の左肘靭帯損傷によりプレーヤーバリューは急落。
残り3年4175万ドル(球団オプション1年1575万ドル)を残しており、NYMもサラリーダンプのチャンスがあれば乗っかかるはず。
NYYなら来シーズンは外野で起用した後に、トーレスと入れ替える形でセカンドへ移す手も。
2.先発投手
FA市場
山本 由伸(25歳)
【予測WAR:3.7、予想契約:8年 200M(AAV 25M)】
手を出せるチームが限られた大谷以上に熾烈な争奪戦が繰り広げられると目される中で、現時点ではNYYが契約先の最有力候補に挙げられています。
総額2億ドル前後の大型契約が見込まれていますが、契約規模だけでなくオプトアウト権も争点の1つとなるでしょうね。
ちなみに、10年前にNYYが田中 将大と結んだ7年契約の総額+ポスティング料=1憶7500万ドルをインフレ補正して現在の紙幣価値に換算すると2億3000万ドル。
ジョーダン・モンゴメリー(31歳)
【予測WAR:3.1、予想契約:6年 144M(AAV 24M)】
今オフFA市場の主力級プレーヤーの中で最も確実性が高い安全パイとして1億5000万ドル前後の契約が見込まれる帝国OB。
ただ、2018~20年はの丸2年間はトミー・ジョン手術を含む様々な故障で使い物にならなかった存在ですし、NYYの指導とは大きく異なるピッチングスタイルで成功しているわけで、彼に1億5000万ドルを与えるぐらいなら山本に2億ドル超突っ込む方が遥かにマシかと。
今永 昇太(30歳)
【予測WAR:3.1、予想契約:4年 72M(AAV 18M)】
山本と同じくNYYが現地観戦にフロント幹部を送り込んでいるNext ケイ・イガワ。
ポスティング料も含めれば千賀 航大の契約規模を上回る見込みですが、FA市場・トレード市場共に先発投手が豊作の今オフにおいて特段魅力は感じません。
ちなみに、山本と今永の予測WARは共にZiPSによるものですが、同システムは昨オフの千賀に対し2.7 WAR予測を与えており、それも踏まえると感覚的に今永の予測は甘いような気が…。(1年目の田中が3.1 rWAR・2.9 fWARと同等の数字を記録。)
ルーカス・ジオリット(29歳)
【予測WAR:2.0、予想契約:2年 35M(AAV 17.5M)】
今シーズンのTDLで人気を集めるも、LAAで6登板・28失点 → CLEで6登板・27失点と球史に残る炎上劇を披露し、最悪のタイミングでFAに。
この7月に29歳になったばかりと若く、再FAを見越して1年契約+選手オプション1年のような短期契約を優先するはずで、ギャンブルには持って来いの存在。
前田 健太(36歳)
【予測WAR:1.6、予想契約:2年 25M(AAV 12.5M)】
4月にNYY戦で10失点を喫したERAやRA/9は上振れしたものの、全体的なパフォーマンスはトミー・ジョン手術前と大差無し。
昨オフFA市場の動向を踏まえると単年契約の可能性もありますが、複数年予想の声が世間的には多いので、予想契約も2年契約としました。
何にせよ35歳を超えるようなベテラン先発投手の中では最も高いコスパが期待できる投資対象かと思いますね。
フランキー・モンタス(31歳)
【予測WAR:1.4、予想契約:1年 12M】
AAAでのリハビリ登板やGame161のMLB復帰登板にて平均95マイル以上を計測。FA直前に来シーズンの復活への道筋を示しました。
オフシーズン開始直後にNYYが再契約を検討しているとのインサイダー情報もありましたが、それ以降は山本やらベリンジャーに話題を奪われ続報なし。
昨オフに同じような状況のマシュー・ボイドが1年1000万ドルを手にしたことを踏まえると、モンタスも8ケタ年俸に届くと考えるのが自然。
トレード市場
コービン・バーンズ(29歳・MIL)
【予測WAR:3.8、来季年俸:15M、保有期間1年】
順当に行けば来オフFA市場最大の目玉ピッチャーとなるであろうゲームチェンジャー。
Arb3ながらも来季年俸は安く、この予測成績なら余剰価値は3000万ドル以上であり、対価には少なくとも50FV×1人+45 FV×1人が必要となるでしょう。
ディラン・シーズ(28歳・CWS)
【予測WAR:3.1、来季年俸:9M、保有期間2年】
今シーズンはピッチクオリティに劣化が見られたとはいえ、今オフのトレード市場で最も高いトレードバリューを持つプレーヤー。
外野のプロスペクトが豊富なNYYならCWSのニーズにもマッチするかもしれませんが、ここまでくるとドミンゲスを用いる必要が生じますね。
シェーン・ビーバー(29歳・CLE)
【予測WAR:2.8、来季年俸:12M、保有期間1年】
今シーズンのTDLで放出が有力視されるも肘の炎症によって売り物にならず残留。
今オフも引き続き放出の噂が絶えないものの、CLEは必ずしもトレードするつもりはない模様。
対価にはNYYが数多く抱える50FVのローワーハーフ×1人と40 FV×1人が必要になるかと思いますが、アップサイド以上にダウンサイドリスクが恐ろしい存在でもあります。
グリフィン・キャニング(28歳・LAA)
【予測WAR:1.8、来季年俸:2.5M、保有期間2年】
現時点でトレードの噂が流れているプレーヤーではありませんが、今オフ特殊な状況下に置かれているLAAならば、成り行きで彼を放出することになる可能性も十分と思いリストアップ。
長きに渡る故障との戦いを経て球速バンプを経験し、特に後半戦のピッチングは目を見張るものがありました。
私としては彼のアップサイドが非常に魅力的で、チャンスがあるならばNYYに是非狙ってほしいのですが、低年俸のためにトレードバリューは決して低くなく、デビッド・フレッチャーのサラリーダンプに付き合うのも1つの手かもしれません。
3.リリーフ投手
選手層は先発ローテを下回り、75パーセンタイルを超えるピッチャーはホームズただ1人。
コロナ禍前のNYYのようにMLB球団を編成するに当たってブルペンへ大金を投入すべきだとは思いませんが、頑丈なペラルタの退団によって今シーズン50試合以上登板したピッチャーもホームズのみで、少なくとも頭数を揃える必要があります。
そのペラルタは絶対に引き留めるべきではありませんが、NYYの改造によってパフォーマンスを向上させたキーナン・ミドルトンを呼び戻すのはアリかもしれません。
FA市場
ジョシュ・ヘイダー(30歳)
【予測WAR:1.1、予想契約:6年 105M(AAV 17.5M)】
MIL所属時代にNYYがトレードを検討した実績があり、それ以降は何のリンクもなかったはずですが、ブルペンに不安を抱える金満球団として契約先の有力候補に挙げられています。
NYYが争奪戦に加わる可能性は低いでしょうけど、1人のリリーフ投手に総額1億ドルや年俸2000万ドルを費やすぐらいなら、今オフのATLのようにミドルクラスを搔き集めるべきですよね。
ジャリエル・ロドリゲス(27歳)
【予測WAR:0.4、予想契約:4年 40M(AAV 10M)】
2022年の大活躍に加え、今年開催したMLB球団との非公開トライアウトで素晴らしいパフォーマンスを残し、クローザー/セットアッパー級の契約を手にする見込み。
一部では先発復帰を期待する声もあるようです。
ジョーダン・ヒックス(27歳)
【予測WAR:0.6、予想契約:5年 45M(AAV 9M)】
あまりにも極端な存在ですが、一応は昨今のNYYが好む”スイーパーを投げる高速シンカーボーラー”。
FA市場のリリーフ投手の中で最も若く、ロドリゲスと同等かそれ以上の規模の契約を手にすることでしょう。
リリーフ投手には珍しくオプトアウト権を求める可能性も。
トレード市場
ハンター・ハービー(28歳・WSH)
【予測WAR:1.1、来季年俸:2M、保有期間2年】
カイル・フィネガン(32歳・WSH)
【予測WAR:0.5、来季年俸:5M、保有期間2年】
WSHにとって必ずしも今オフ中の放出がマストではありませんが、それ相応のオファーがあれば受ける意思はある模様。
この2人がNYYに加入すれば、スプリッターの代わりにスイーパー多投を強要されて、2人仲良く共倒れになりそうですけど。
ケイレブ・シールバー(37歳・MIN)
【予測WAR:0.7、来季年俸:3M、保有期間1年】
若く優秀なリリーフ投手が揃うMINのブルペンでは異色の存在。
LHPが枯渇しているNYYにとって優秀な対LHB成績は魅力的で、保有期間も1年だけと扱いやすい。
極端なフライ系なので、NYYならHR/FB%バグって変な事になるかもしれないですけど。
ピッチングアプローチのおかげか異常にポール際への大飛球が多いし。
ルーク・ジャクソン(32歳・SFG)
【予測WAR:0.5、来季年俸:6.5M、保有期間2年】
ブルックス・レイリー(36歳・NYM)
【予測WAR:0.5、来季年俸:6.5M、保有期間1年】
カルロス・エステバス(31歳・LAA)
【予測WAR:0.5、来季年俸:7M、保有期間1年】
今オフ微妙な立場に置かれているチームに所属の契約満了が近いベテラン投手たち。
4.内野手
取り敢えず頭数が揃っている内野陣ですが、確かにラメイヒューがレギュラーってのはちと弱い。
単純な1年レンタル補強に加え、来シーズン限りでFAとなるトーレスとリゾーの後釜を1年先に確保しておくのもアリか。
まあ、内野陣に関してはボルピ―とのエクステンションを最優先に推し進めるべきなのでしょうけど、残念ながらNYYのアンチエクステンション施策に終わりは見えません。
FA市場
マット・チャップマン(31歳)
【予測WAR:2.9、予想契約:6年 144M(AAV 24M)】
今FA市場の内野手では頭一つ抜けた存在ですが、サードを必要としているコンテンダーに限りがあるためか、争奪戦がさほど盛り上がっていない印象。
SEAがARIへエウヘニオ・スアレスを安売りしたおかげで、チャップマンと1億ドル超の大型契約を結んだチームのファンは必ず「この額ならスアレスの方がよかったろ😣」と感じるでしょうね。
トレード市場
ウィリー・アダメス(28歳・MIL)
【予測WAR:3.1、来季年俸:12M、保有期間1年】
今シーズンは不運によってキャリアワーストの打撃成績を残したものの、xwOBAやK%-BB%はキャリアハイ。来シーズンは揺り戻しが期待されます。
対価はjミドルクラスの50FV×1人といったところでしょうが、万が一にNYYが手を出すとしたら先発投手やリリーフもセットで狙いたいですね。
キム・ハソン(28歳・SDP)
【予測WAR:3.2、来季年俸:8M、保有期間1年】
低年俸のおかげでトレードバリューは決して低くありませんが、本当に守備力がDRS通りのレベルならばスティールとなり得るターゲット。
ただ、高年俸のソトと異なり市場へ繰り出す可能性は△。
ブレンダン・ドノバン(27歳・STL)
【予測WAR:2.2、来季年俸:0.74M、保有期間4年】
アレク・バールソンや先述のディラン・カールソンと共にNYYが興味を示しているスーパーユーティリティ。
シーズンエンドをもたらした屈筋手術が懸念材料とはいえ、ユーティリティ性に加え極端な偏りがある対R/LHP成績やプルヒッティングはNYYにマッチしそうな予感。
ただし、トレードバリューは上記の2人を超えるのではないでしょうか。
コメント
長期的に見ると、キアマイアーorベイダー+ジオリトorモンタスくらいの補強が良さそうですね。プロスペクトのだぶつきは気になりますが。
ガードナーって今何してるんですか
知らん