目次
41位~50位 | 21位~30位 |
31位~40位 | 11位~20位 |
1位~10位 |
40位:タイラー・ハードマン
Tyler Hardman:35 FV
1999年1月生(24歳2か月):188cm・92㎏:3B
AA:2021年ドラフト5巡目(全体153位)
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2022年夏ランキング:第79位
Hit | Power | Run | Arm | Field |
35 | 55 | 40 | 50 | 45 |
2022年シーズンは傘下最多となる22本塁打を放ち、さらにオフシーズン参加したAFLにおいてホームラン王(20試合、6本塁打)に輝いたことで評価急上昇。
所属リーグのゴールドグラブ賞にも選ばれ、傘下トップ30の常連プロスペクトとなりました。
ホームラン数からも分かるようにパワーが最大の魅力であり、平均EVは過去2シーズンにおいて92.0マイル→91.4マイルと高水準。アッパースイングによって理想的なランチアングルの打球が多く、AFLでは飛距離444フィートの特大弾を放っています。
ただ、2021年から2022年シーズンにかけてコンタクト率を10%近く向上させたにもかかわらず、未だにK%は危険水準の30%超。
サード守備も個人的には平均未満といった印象で、彼がトップ30以内や40 FVに達しているとは思えません。
39位:カーソン・コールマン
Carson Coleman:35 FV
1998年4月生(24歳11か月):188cm・86㎏:RP
AA:2020年ドラフト外
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2022年夏ランキング:第29位
FB | SL | CB | CH | Cmd |
65 | 50 | - | 35 | 45 |
FB/be | FB/vel | SL/vel | CB/vel | CH/vel |
98 | 95 | 81 | - | 90 |
2022年シーズンにコマンドが大きく向上しブレイク。
詳しいプロファイルについてはシーズン終了後に記した紹介記事を参照。
ただ、本来なら今シーズン中にMLBへ到達する可能性もあったはずですが、オフシーズン中に肘の手術を受けシーズン全休が濃厚に。
手術発覚前は夏のランキングとほぼ同順位に置く予定でした。
38位:ジェイソン・ロザリオ
Jeisson Rosario:35 FV
1999年10月生(23歳5か月):180cm・86㎏:RF
AA:ドミニカ:2016年国際FA
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2022年夏ランキング:第88位
Hit | Power | Run | Arm | Field |
45 | 40 | 50 | 55 | 45 |
高い身体能力と強肩を武器に兼ねてから好守と評されていますが、実際は守備成績が非常に悪く単に守備が派手なだけの可能性大。
現代野球では稀に見るほど盗塁成功率は低空飛行を続け、ベースランニングでも稚拙なプレーが見受けられます。
ただ、打席でのアプローチは守備走塁の質から想像できないほど成熟しており、2022年シーズンは三振の減少と長打の増加を一度にやってのけ、ハイフロアーなバッターへと見事変貌。
今シーズンは再び三振過多に苦しんでいますが、フライ打球が大きく増加している点にも注目です。
37位:グレッグ・ワイサート
Greg Weissert:35 FV
1995年2月生(28歳1ヶ月):188cm・106㎏:RP
MLB:2016年ドラフト10巡目
選手ページ:Savant・Baseball Reference・FanGraphs
2022年夏ランキング:第44位
FB | ST | CH | CT | Cmd |
50 | 65 | 45 | 40 | 35 |
FB/be | FB/vel | ST/vel | CH/vel | CT/vel |
98 | 94 | 80 | 84 | 91 |
2021-22年オフの投球フォーム改造によって球威を増し、AAAで快投を続けた結果8月終盤にMLBデビュー。
表面上の成績こそ奮いませんでしたがxスタッツは上々の数字で、春季キャンプでも変わらぬピッチングを披露していました。
しかし、開幕すると球速が低下しパフォーマンス悪化。
復活しない限りトレードデッドラインまでにおさらばでしょう。
36位:T.J・ラムフィールド
T.J. Rumfield:35 FV
2000年5月生(22歳10か月):193m・102kg:1B
AA:2021年ドラフト12巡目
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2022年夏ランキング:第49位
Hit | Power | Run | Arm | Field |
45 | 50 | 35 | 40 | 50 |
2021-22年オフにフィリーズから獲得。
恵まれた体格と豪快なスイングに似合わぬアプローチ偏重の中距離打者ですが、フィリーズ傘下時代に最速104マイルだったEVが110マイルへ急上昇。
オフシーズンに参加したAFLではリーグ3位となるOPS1.059を記録。
打撃フォームを大幅に改造して迎えた今シーズンは既にEV110マイル&飛距離443フィートの強烈な一発を放っており、ISOの向上が期待されます。
35位:アンソニー・シーグラー
Anthony Seigler:35 FV
1996年6月生(23歳9か月):175cm・90kg:C
AA:2018年ドラフト1巡目(全体23位)
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2022年夏ランキング:第22位
Hit | Power | Run | Arm | Field |
45 | 35 | 45 | 45 | 50 |
2022年シーズンはプロ5年目にして初めて200打席をクリア(417打席)。
スぺ体質を考慮してもパワー面の成長は期待できないでしょうが、20 BB%を超える出塁能力は守備力が並みのキャッチャーにとって非常に魅力的。
今シーズンもAAではコンタクトに苦労しておらず、第3~4の捕手としてのMLBデビューが着々と近づいています。
34位:ブレンダン・ベック
Brendan Beck:35 FV
1998年10月生(24歳5か月):188cm・92㎏:SP
Low-A:2021年ドラフト2巡目(全体55位)
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2022年夏ランキング:第39位
FB | SL | CB | CH | Cmd |
45 | 45 | 45 | 40 | 45 |
FB/be | FB/vel | SL/vel | CB/vel | CH/vel |
96 | 90~92 | 83~84 | 78~79 | M-80s |
2021年ドラフト直後の夏にトミー・ジョン手術を受け2022年シーズン全休。
一般的なリターンタイムであればシーズン序盤で実戦復帰を果たしておかしくないわけですが、残念ながら開幕を60日ILで迎えました。
本来なら完成度が高いハイフロアーなタイプなので実戦で数字を残してこそのプロスペクト。
年齢的にもアップサイドは限られています。
33位:マット・サウアー
Matt Sauer:35 FV
1999年1月生(24歳2か月):193cm・88㎏:SP
AA:2017年ドラフト2巡目(全体54位)
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2022年夏ランキング:第30位
FB | SL | CB | CH | Cmd |
50 | 45 | 45 | 35 | 45 |
FB/be | FB/vel | SL/vel | CB/vel | CH/vel |
96 | 93~94 | 83~84 | 80 | 88 |
2022年シーズンは終盤にAA昇格を果たし8回17奪三振の快投を披露。
トミー・ジョン手術からの復帰以降は大した向上が見受けられないのが正直なところですが、ヤンキースから2巡目指名を受けた右腕としてはKen Clay以来50年以上ぶりにMLBへ到達しそう。
ただ、春季キャンプでは登板が無いまま開幕をILで迎えており、スぺ体質の再発が懸念されます。
32位:エマニュエル・テハダ
Enmanuel Tejeda :35 FV
2004年12月生(18歳3か月):180cm・71kg:SS
DSL:ドミニカ:2022年国際FA(契約金4万ドル)
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2022年夏ランキング:ランク外
Hit | Power | Run | Arm | Field |
40 | 40 | 55 | ? | 50 |
17歳のショートながらもDSLにて97~98パーセンタイルの打撃成績を残すも、カイナー・デルガドやロデリック・アリアスに話題を奪われスリーパー扱いに。
(本当に身長が180㎝もあるのか疑問ですが)カイナー・デルガドと比べ体格面は優れており、Eric Longenhagenはローパワーとゲームパワーを共に将来50と評価しています。
31位:エンゲルス・ウレーニャ
Engelth Urena:35 FV
2004年8月生(18歳7か月):180cm・88㎏:C
DSL:ドミニカ:2022年国際FA(契約金27万5000ドル)
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2022年夏ランキング:ランク外
Hit | Power | Run | Arm | Field |
40 | 55 | ? | ? | ? |
インターナショナルFA2022年クラスにてロデリック・アリアスに次ぐ契約金で入団。
DSLでのプロデビュー戦1回表にファールチップを右手に受け骨折。そのまま骨折に気付かぬまま1回裏の初打席でホームランを放つも2回表からは退き、その後2ヶ月以上を欠場するハメとなりました。
成績通り攻撃型キャッチャーとのことで、傘下DSL所属のプレーヤーの中ではベストのピュアヒッターと目されているようです。
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コメント
待ってました
生き甲斐です