目次
41位~50位 | 21位~30位 |
31位~40位 | 11位~20位 |
1位~10位 |
20位:フアン・カレラ
Juan Carela:40 FV
2001年12月生(21歳3か月):190cm・84kg:SP
High-A:ドミニカ:2018年国際FA(契約金33万5000ドル)
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2022年夏ランキング:第19位
FB | SL | CB | CH | CT | Cmd |
55 | 60 | 40 | 40 | 45 | 45 |
FB/be | FB/vel | SL/vel | CB/vel | CH/vel | CT/vel |
98 | 92 | 82 | 79 | 87 | 87 |
期待ほど球威が伸びず気付けば変則的なスライダーボーラーに。今ではここまで高く評価する人間も私ぐらいとなりました。
それでもSVRが非常に高い速球系とスピンレートの優れた各種ブレーキングボールに支えられ奪三振率やゴロ率は👍
High-A開幕メンバーの中でも最年少であり、DSL卒業後は常に年上のプレーヤーたちと競っている点を忘れてはいけません。
今シーズンも開幕から好スタートを切っていますが、過去2シーズンは夏バテでシーズン終盤に炎上を量産。安易にポジってはいけません。前回登板なんて9失点だったし。
19位:アンドレス・シャパーロ
Andres Chaparro:40 FV
1999年5月生(23歳10か月):185cm・90kg:3B
AAA:ベネズエラ:2015年国際FA
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2022年夏ランキング:第37位
Hit | Power | Run | Arm | Field |
40 | 60 | 35 | 45 | 40 |
コロナ禍前から一定以上の堅実な打撃成績を残し続け、昨シーズン後半戦は傘下イチの猛打を披露。春季キャンプでも5本塁打を放ち、今シーズン中のMLBデビューが期待されます。
ただ、平均未満のサード守備ではAAA開幕からエラーを連発しファースト起用が再び増加。例年は20%前後のK%も30%前後を推移するなど、MLBを目前にして足踏みを続けそうな予感。
右打者の1B/3Bなんて現ヤンキースが最も必要としないタイプなわけで、トレードデッドラインでオサラバか。
18位:ヘルソン・アレハンドロ
Jerson Alejandro:40 FV
2006年2月生(17歳1か月):198cm・116kg:SP
DSL:ドミニカ:2023年国際FA(契約金40万ドル)
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2022年夏ランキング:入団前
FB | SL | CB | CH | Cmd |
65 | - | ? | ? | ? |
FB/be | FB/vel | SL/vel | CB/vel | CH/vel |
98 | 94~95 | - | 80 |
86~87 |
インターナショナルFA2023年クラス最上級の評価を受けていた存在であり、身長と球速の組み合わせはハーリン・スザーナを彷彿させます。
チェンジアップやコマンドも優秀とのことですが、インスタグラムを見る限り体格は熟してしまっている印象で、並みの17歳と同じような成長曲線を期待すべきではないでしょう。
17位:オマール・ゴンザレス
Omar Gonzalez:40 FV
2005年7月生(17歳8か月):193cm・79kg:SP
DSL:ドミニカ:2022年国際FA(契約金13万5000ドル)
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2022年夏ランキング:第38位
FB | SL | CB | CH | Cmd |
60 | - | 45 | 55 | 60 |
FB/be | FB/vel | SL/vel | CB/vel | CH/vel |
95 | 90.5 | - | 75.4 | ? |
まだまだ若いうえに線が細く球威に欠けるピッチャーですが、マイナリーグ全体No.1の平均24.6 IVBを計測したフォーシームとプラスピッチになり得るチェンジアップ、平均フリンジのカーブを武器に、DSLにて支配的なピッチングを披露。
年齢や身長を考えるとアレハンドロと同様に将来球速バンプを経験する可能性が高く、極端に言えばローリスク・ハイリターンな存在。
16位:リチャード・フィッツ
Richard Fitts:40 FV
1999年12月生(23歳4か月):190cm・97㎏:SP
High-A:2021年ドラフト6巡目
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2022年夏ランキング:第66位
FB | SL | CH | CT | Cmd |
60 | 45 | 35 | 40 | 50 |
FB/be | FB/vel | SL/vel | CH/vel | CT/vel |
98 | 94 | 86~88 | 87 | 82~84 |
2021年・大学3年次から90マイル台序盤の低空飛行を続けていた球速が、2022年シーズン後半に復活の兆しを見せ、春季キャンプでは1イニング登板にて平均96.6マイルを計測。
各媒体のランキングでも続々と傘下トップ30入りを果たしています。
ただ、変化球のクオリティは褒められたものでなく、SVBとIVBが優秀なフォーシームを十分に活かすことができず。
現状としては典型的なオーバースローの高め偏重ピッチャーと言ったところで、変化球の改良によって一発病を改善できない限り行き着くところは劣化版ドミンゴ・ハーマン。
何にせよ6巡目指名で40 FVまで到達すれば及第点はクリアしたと言えます。
更に詳しいプロファイルは元旦にアップした記事にてどうぞ。
A career high 🔟K’s for Richard Fitts in 4.2 IP 🎟️🥊 pic.twitter.com/Rx8z56rzse
— Somerset Patriots (@SOMPatriots) April 12, 2023
15位:ブランドン・マイエア
Brando Mayea:40 FV
2005年9月生(17歳6か月):180cm・77㎏:CF
DSL:キューバ:2023年国際FA(契約金435万ドル)
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2022年夏ランキング:入団前
Hit | Power | Run | Arm | Field |
45 | 40 | 65 | 60 | 55 |
一時期はインターナショナルFA・2023年クラスNo.1との評価を受けていましたがEthan Salasに抜き去られ2番手以下に。
身長が思いの他伸びず残念だったものの、プラス~ダブルプラスと称される俊足と強肩武器に好守のセンターへの成長が期待されています。
インスタグラムに自らのプレー映像を投稿するのが大好きなタイプだったので、ジェイソン・ドミンゲスやロデリック・アリアスらと比べると、秘匿性によるワクワクを感じません。
14位:ランディ・バスケス
Randy Vasquez:40 FV
1998年11月生(24歳4か月):183cm・74㎏:SP
AAA:ドミニカ:2018年国際FA
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2022年夏ランキング:第13位
FB | CB | CH | CT | Cmd |
55 | 60 | 40 | 40 | 45 |
FB/be | FB/vel | CB/vel | CH/vel | CT/vel |
98 | 94 | 84 | 87 | 88 |
2022年シーズンは苦手なLHB対策にカッターを習得。コマンドは未熟ですがスピンに長け変化は上々。時にはRHB相手にもプットアウェイピッチとして用いています。
また、ナチュラルシンカーによってゴロ率の高く、これまでコマンドが悪いになりにも堅実な投球成績を残してきたものの、今年は春季キャンプやAAAの登板で一発病を発症。
40 FVのアッパークラスの先発投手プロスペクトが1シーズンだけでも先発ローテ5番手以内へ入る可能性は20~30%程度ですが、ヤンキースのようなコンテンダーの先発ローテになるとその確率はさらに落ち込むわけで、彼のステータスを考えるとトレードデッドラインにて放出→移籍先でMLBデビューの流れが濃厚でしょう。
13位:ロデリック・アリアス
Roderick Arias:40 FV
2004年9月生(18歳6か月):183cm・80㎏:SS
DSL:ドミニカ:2022年国際FA(契約金400万ドル)
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2022年夏ランキング:第7位
Hit | Power | Run | Arm | Field |
40 | 50 | 60 | 65 | 50 |
DSLにてプロスペクト失格の烙印を押すべきようなパフォーマンスを残したところですが、手首の怪我をおしてプレーしていた可能性がある点は救い。
何にせよ今年の拡張春季キャンプでは印象的なプレーを披露しており、正直なところジェイソン・ドミンゲスのような急成長を少なからず期待しています。
ただ、昨年188㎝だった公称身長が今年は183㎝に引き下げられてしまっていて、体格的ポテンシャルが大きくダウンとの認識。
Roderick Arias BOMB holy shit pic.twitter.com/Y4vW83pV58
— jj🫡 (@yankeestruther) March 29, 2023
12位:ルイス・セルナ
Luis Serna:40 FV
2004年7月生(18歳8か月):180cm・73㎏:SP
FCL:メキシコ:2021年国際FA
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2022年夏ランキング:第21位
FB | SL | CB | CH | Cmd |
50 | 45 | 45 | 70 | 60 |
FB/be | FB/vel | SL/vel | CB/vel | CH/vel |
94 | 91 | H-70s | 76 | 74 |
傘下No.1・ダブルプラスのチェンジアップを武器に、昨シーズンは若干17~18歳でFCLの対戦打者を圧倒。
体格に恵まれず各球種の球速は平均を下回っていますが、フォーシームのスピンは優れスライダーとカーブも第2の変化球として必要十分。制球力のポテンシャルも高く評価されています。
ゴロ率の高さとプロ入り後一度たりとも被弾を許していない点も印象的で、デイビー・ガルシアのようにスピーディーに上位クラスへ到達しそうな予感。
身長が6フィート以上あれば45 FVを与えていました。
11位:クレイトン・ビーター
Clayton Beeter:40 FV
1998年10月生(24歳2か月):188cm・90㎏:SP
AA:2020年ドラフト2巡目(全体66位)
選手ページ:MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs
2022年夏ランキング:移籍前
FB | SL | CB | CH | Cmd |
60 | 60 | 60 | 45 | 35 |
FB/be | FB/vel | SL/vel | CB/vel | CH/vel |
98 | 95 | 85~96 | 80 | 86 |
レパートリーのピッチクオリティは傘下で頭1つ抜けた存在のリスキーな投手プロスペクトですが、投球フォームに変更が加えられピッチクオリティも低下。
実際に今シーズンはK%やSwStr%が昨シーズンと比べ低迷しています。
ただ、昨シーズンまでは78球が最多投球数だったものの、今シーズンは開幕から90球前後を投げコマンド&コントロールも比較的安定。
時期尚早かもしれませんがピッチクオリティと先発投手としての可能性をトレードオフしたと考えるのが自然か。
コメント
待ってました
生き甲斐です