目次
現在の開幕ロースター候補
先発
1:カルロス・ロドン
2:ゲリット・コール
3:ネスター・コルテス
4:ルイス・セベリーノ
5:ドミンゴ・ハーマン
リリーフ
1:クレイ・ホームズ
2:マイケル・キング
3:ジョナサン・ロアイシガ
4:ワンディ・ペラルタ
5:トミー・ケインリー
6:ロン・マリナチオ
7:ルー・トリビーノ
8:アルバート・アブレイユ
モンタス死亡により先発5番手のスポットをドミンゴ・ハーマンとクラーク・シュミットが競うわけですが、MiLBオプションを残すシュミットよりハーマンの開幕ローテーション入りがより現実的。
さらに、ハーマンがローテーション入りするとブルペン陣にもワンスポット空きが生じますが、MiLBオプション切れのアルバート・アブレイユが立場上有力的。
開幕ロースター外候補
マイナー
RHP:クラーク・シュミット
RHP:グレッグ・ワイサート
RHP:デイビー・ガルシア
RHP:ジミー・コルデロ
RHP:ジョニー・ブリート
RHP:ランディ・バスケス
RHP:ヨエンドリス・ゴメス
LHP:マット・クルック
故障者リスト
RHP:フランキー・モンタス
RHP:スコット・エフロス
RHP:ルイス・ヒール
アブレイユと異なりデイビー・ガルシアは4つ目のMiLBオプションを持つため降格が可能。春季キャンプの初回登板では95マイル前後のフォーシームと改良された新カーブ(スライダー?)を織り交ぜ好投を日披露していましたが、昨シーズンAAですら通用しなかったピッチャーの開幕ロースター入りは非現実的でしょう。
マイナー契約選手
右投
ジェームズ・ノーウッド
これまでナチュラルシンカーをスコスコに打たれてきたAAAAプレーヤーですが、先日の春季キャンプ初登板ではランダウンを増やしリリースポイントを打者に近づけた新フォームを披露。
このおかげかナチュラルシンカーがよりスピン効率が良いフォーシームへ変貌を遂げており、決め球スプリッターもスピンが抑えられ変化量増加。
掘り出し物かもしれませんね。
ライアン・ウェバー
昨シーズンはヤンキースから3度のDFAを受けながらもエマージェンシー要因として重宝。肝心のMLB登板ではBABIPの神に愛され(表面的には)好成績を記録し、オフシーズンに再びヤンキースとマイナー契約を結びました。
ただ、春季キャンプでは衰えを感じさせるピッチングを披露。
イアン・ハミルトン
特殊なグリップから投じられるスライダーは今春季キャンプ初登板で6球中5球が空振りを奪い、フォーシームとシンカーが共に96マイル前後を計測するなど調子は良さげ。
彼も投球フォームを改良した模様ですが、コマンドも上々でした。
デマーカス・エバンス
リリースポイント高は球界でも屈指のイレギュラーなピッチャーですが、今春季キャンプの登板では大した成長が見受けられず、昨シーズン成績も踏まえるとノーチャンだなと。
マット・ボウマン
今回のマイナー契約組では最もMLB実績が豊富なピッチャーですが、2020年シーズン中にトミー・ジョン手術を受け過去2年は実戦登板無し。
今春季キャンプ初登板ではリンスカムのような新投球フォームから6球種を投げ分けるも、2本のホームランを許し4失点。コマンドが安定しながらもこの結果なので期待薄。
Vladimir Guerrero Jr. (2)
Spring Training🌴Opponent: New York Yankees
Pitcher: Matt Bowman
Date: 2/26/23
pic.twitter.com/utdTBCaWIC— TOR Home Runs (@TOR__HR) February 26, 2023
アート・ウォーレン
昨年はシーズン中盤から急激な球速低下に陥り、結局のところ9月にトミー・ジョン手術。
当然ながら今シーズン全休となりますが、今回のマイナー契約はトミー・ジョン手術リハビリ期間をカバーする2年契約。
2021年以前のピッチングを取り戻すことが出来れば、2024年春季キャンプではアクティブロースターのスポットを争うことでしょう。
タイラー・デイニッシュ
今春季キャンプでは各球種の球速が昨シーズンから数マイル前後下落しており、2登板・1イニングで8失点と目も当てられないような惨状。
左投
ニック・ラミレス
40人ロースター上に左のリリーフが2人(ワンディ・ペラルタとマット・クルック)しかいない点は追い風ですが、MLBデビューが遅くもうすでに33歳。
昨シーズンAAAにおけるStatcastレコードは◎で、今春季キャンプの登板でも抜群のコマンドを披露し2回5奪三振を記録しているものの、やはりピッチ自体のクオリティは…
そもそも春季キャンプでバンプするタイプのプレーヤーではないだろうと。
タナー・タリー
今回のマイナー契約組では唯一本職が先発ピッチャーのプレーヤー。
かと言ってリリーフで起用したところでバンプは感じられず、昨年のライアン・ウェバーのような捨て駒モップアップ起用がシーリング。
D.J・スネルテン※
(オフシーズン中ではなく昨シーズン終盤に契約を結んだプレーヤーですが特別に)
トミー・ジョン手術等によって2019年以降はマイナーも含めてレギュラーシーズン登板ゼロですが、トレーニングにて100マイル弱を連発し昨年8月ヤンキースとマイナー契約。(2018年以前は平均90マイル弱の軟球派)
今春季キャンプ初登板でも最速98.9マイルを叩き出しブレイクの兆しを見せるもコマンドはボロボロ。
そもそもまともなピッチングが出来るなら昨年もマイナーでチャンスを与えられているはずのわけで…
コメント
投手も野手も誰も残らなかったのでしょうか、
這い上がってきそうな選手おりますか、
Difo以外は契約条項が不明なので昇格の時間的猶予とか分からないですけど、投手なら個人的にはJames Norwoodが印象的でした。
あとは別にコイツら上げるぐらいならWeissertとkroockかました方がマシだろって印象で、昨年のDavid McKayのような使い捨て起用が関の山じゃないですか?
野手も早い段階でBaderが帰ってくるのでなおさら枠はありませんし、ケガ人が発生してもコルデロのように外部から調達するのではないでしょうか。