ヤンキースの広報担当メンバーが代わったのか、最近SNSやYouTubeなどのWeb広報活動が痛々しくて見てられません。
幼稚な私たちヤンカスを馬鹿にしているのでしょうね。
故障者続出
投手陣に故障者が集中。特に先発ローテは5人中3人が開幕戦絶望となり崩壊。
ただ、よくよく考えればトリビーノ以外は元来スぺ体質のプレーヤーたち。これが異常事態とは言い切れません。
選手名 | 復帰予定時期 |
ハリソン・ベイダー | 4月中旬 |
ルイス・セベリーノ | 4月中旬 |
トミー・ケインリー | 5月中 |
カルロス・ロドン | 5月中 |
ルー・トリビーノ | 5月以降 |
ベン・ルートベット | 5月以降 |
フランキー・モンタス | 8月以降 |
ルイス・ヒル | 8月以降 |
マイナー契約組全滅
2021年にジェイ・ブルースとルーカス・リットキー、2022年にマーウィン・ゴンザレスがマイナー契約から開幕ロースター入りを掴み取りましたが、目を見張るようなパフォーマンスを残したプレーヤーはおらず、マイナー契約組全員がMiLB送りかリリースに。
最後までMLB昇格の可能性があったのはプレシーズンマッチを通して好クオリティな打球を量産しただけでなくBB>Kを記録したウィリー・カルフーンと前半優れたパフォーマンスを残したものの後半に失速したラファエル・オルテガの2人でしたが、特に後者は契約内容がスプリット契約だったのかリリースに。
リリース後にヤンキースはマイナー再契約を試みたようですが、オルテガ側は他球団移籍を模索している模様。
土壇場のフランチー・コルデロ契約
開幕の24時間前、今春季キャンプはオリオールズ所属としてOPS1.099を残すもリリースされていたフランチー・コルデロを1年100万ドルで獲得。
上記のカルフーンやオルテガに代わり開幕ロースターに入っています。
エステバン・フロリアル生存
MiLBオプションが残っていないことから去就が注目されていたフロリアル。
コーデロ獲得によりヤンキースでのキャリアもとうとう終わりかと思いきや、ヤンキースは標準的な投手13人・野手13人体制ではなくイレギュラーな投手12人・野手14人体制を選択。
野手の枠が1つ増えたことでフロリアルが土壇場で滑り込みました。
ただ、ヤンキースにとって投手12人・野手14人体制は一時的な特例であり、明後日の第2試合までに投手を獲得する予定であるとのこと。そして、恐らくフロリアルがトレード放出されることになるでしょう。
ジョニー・ブリートMLB昇格
先発ローテ3人の故障によりバックアップであったドミンゴ・ハーマンとクラーク・シュミットだけでは駒が足りず、オフのルール5ドラフト・プロテクトにて40人ロースターへ追加されていたジョニー・ブリートがラスピースとしてMLB昇格。
開幕第3戦のジャイアンツ戦で先発予定です。
反対に同じくルール5ドラフト・プロテクトにて40人ロースターへ追加されていたマット・クルックは、制球が安定せず投球内容でブリートに後れを取りAAAスタート。
オズワルド・ペラザ敗北
IKFと開幕先発ショートの座を争っていたはずのオズワルド・ペラザはゾーン内のピッチを仕留められない日々が続き、IKFどころかアンソニー・ボルピにも追い越されAAA送りに。
あまりにも打球を打ち上げることに固執していたので、AAAでは本来のEVを活かした中距離打者アプローチを取り戻してください。
IKFはスーパーユーティリティーに
春季キャンプ後半戦はセンターとセカンドメインで起用を受けたIKF。特に慣れないセンターでは無難なプレーを見せ新たなバリューを見出しました。
元々はサードでゴールドグラブ賞を獲得するほどの名手で、その前はキャッチャーが本職だったプレーヤー。
これで内外野あらゆるポジションが務まるスーパーユーティリティーに。
開幕アクティブ・ロースター
野手(14人)
1:2B:DJ・ラメイヒュー
2:CF:アーロン・ジャッジ
3:1B:アンソニー・リゾー
4:RF:ジャンカルロ・スタントン
5:3B:ジョシュ・ドナルドソン
6:DH:グレイバー・トーレス
7:LF:オズワルド・カブレラ
8: C :ホセ・トレビーノ
9:SS:アンソニー・ボルピ
春季キャンプ中にブーンが明言した通りスタントンをライト起用。
ベンチ
C :カイル・ヒガシオカ
UT:アイザイア・カイナー=ファレファ
OF:アーロン・ヒックス
OF:フランチー・コルデロ
OF:エステバン・フロリアル
春季キャンプにて守備で拙守を連発したヒックスが、2017年以来6年ぶりに開幕ベンチスタート。
投手(12人)
先発
1:ゲリット・コール
2:クラーク・シュミット
3:ジョニー・ブリート
4:ネスター・コルテス
5:ドミンゴ・ハーマン
ローテは本来ならコール → コルテス → シュミット → ハーマン → ブリートの順のはずですが、コルテスが春季キャンプ中の故障によってジャイアンツとの開幕シリーズ先発が×となり、開幕から変則的なローテを組むハメに。
リリーフ
1:クレイ・ホームズ
2:マイケル・キング
3:ジョナサン・ロアイシガ
4:ワンディ・ペラルタ
5:ロン・マリナチオ
6:アルバート・アブレイユ
7:ジミー・コルデロ
春季キャンプで好投を続けたジミー・コルデロが順当に開幕ブルペン入り。
オフに彼と入れ替わる形で放出されたスティーブン・ライディングスは元来の肩の故障に加え広背筋も痛め春季キャンプで登板無し。
誰かさんは半年前に文句言ってましたけど、ヤンキースの選択は正解だった模様です。